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自己肯定感を育む。

私は自己肯定感が高いと自分で感じている。
大人になり、息子を育てる母になってより一層思うようになった。
もちろん自分のことが完璧だと思っていないし、
直さなければいけない部分があるのもわかっている。
それでも私は自分が好きだし、そのままの自分でも十分魅力的だ!と思える。
それはなぜか。
両親にそういう風に育てられたから。
例えば、
テストで80点を取れば「80点も取れたね!」と褒めてもらった。
きっともっともっと成績を伸ばすには
あとの20点がどうして取れなかったのか考え、反省し、
次に活かした方がいいのかもしれない。
でも私は単純に褒めてもらえるのが嬉しかった。
自信がついた。
私も息子が80点を取ってきたら取れなかった20点ではなく、
80点を取れたことを褒めてあげたいと思う。
20点を落としたことに対して親に怒られるかもしれない。と思うより、
80点が取れたことが嬉しくて親に早くテストを見せたい!と思ってほしい。
例えば
周りの人が自分のことを可愛いとか、明るいとかいい言葉で褒めてくれたとき。
私は素直にそれを受け止めることができる。
それは親がいつも「可愛いね。一緒にいると太陽みたいにみんなを明るくしてくれるね。」と言ってくれていたから。
謙虚でいたいのはもちろんだけど、素直に生きていた方がきっと人生は楽しいし楽な気がする。
先日仲のいい友人に「あなたは自分がどうやったら楽に生きられるかをわかっていてそれができるのが羨ましい」と言われた。
彼女はありのままの自分がだめな気がしていつも周りに気を使ってしまうと言っていた。
私からすると彼女は綺麗で明るくて気さくで気配りができて、何より心がとても優しい。
しかし彼女に言わせてみると、
本当の自分を出すのが怖くていつも周りに気を遣ってしまうのだそうだ。
私にはそういうタイプの友人が何人かいる。
みんなとても優しくて穏やかだ。
しかし彼女たちがみんな口を揃えて言うのは
彼氏や旦那さんにわがままを言ったり、ときには強く罵ったりしてしまう。
そして相手が疲れてしまってまた自己嫌悪に陥るのだそうだ。
きっと彼女たちはパートナーに対しては本当の自分をさらけ出すことができて、
ありのままの自分を受け入れてほしいと願っている。
私はきっとそれを家族(両親、兄弟)に対して小さい頃から当たり前にやってきていた。
彼女たちはどこか家族に対しても気を遣っていたのではないかと思う。
だからこそ彼女たちはみな自分の子供にはありのままの自分でいてほしいと願っているし、
そんな子供たちをそのまま受け入れてあげて愛してあげたいと思っている。
ありのままを受け入れてあげるということは簡単なようで難しい。
親はみな子供に対して少なからずこうなってくれたらなあ。という願いや希望を持っている。
そこに当てはまらなかったときにどうするか。
失望する?怒りをぶつける?軌道修正する?
きっと子供はそんなときありのままの自分では愛されないと思うのかもしれない。
私はラッキーだと思う。
なぜなら自分が親にしてもらったことを自然にそのまま息子にしてあげたらいいだけだから。
両親がしてくれたことが全て正解だったか、そんなことは誰にもわからない。
ただ私は自分の心が満たされていて、些細なことにも幸せを感じ、
子育てで多少辛いことがあっても子育て自体を楽しめている。
私たちが両親に感謝しているように
息子にもこんな両親に育ててもらってよかったと思ってもらえるように全力で愛を伝えていきたい。
自分のことを無理に好きになる必要はないけれど、
自分を知ること。自分を受け入れることはとても大切でやがて自分を好きになれるかもしれない。






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