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雑にまとめる、あすきょうのための3分講座。0004 プロレスの技、そして必殺技 PART1

さて早速。

あすきょうよ、プロレスとは何か?
技だ!

当たり前ですね。

どちらか言うと必殺技と言う方が語りやすいか。

雑にまとめるので、簡単にプロレス技、特に必殺技の流行りを紹介します。かなり雑です。異論もあるでしょう。

技が複雑になって来たのが80年代くらい。

やっぱりスタンハンセンのラリアットの威力がプロレス界を席巻したためか、その頃はラリアットやその派生技が流行ります。

長州力のリキラリアット、ハルクホーガンのアックスボンバー。技の派生よりもとにかくラリアット打つやつが増えました。ラリアッターなんて造語もできるくらい。

前記事にも書きましたけど、長州力に憧れたレスラーが沢山いるから、長州チルドレンなんて言葉も。
佐々木健介、中西学、小島聡、天山広吉、いやいや、長州チルドレンじゃなくても、ラリアッター多かったな。阿修羅原とか。得意技でなくてもラリアット打ってる人が沢山いた。

もちろんスープレックスも進化して、こちらは派生技が多かった。

藤波のドラゴンスープレックス(フルネルソンスープレックス)、タイガーマスクのタイガースープレックス。馳浩のノーザンライトスープレックス。80年代から90年代まで、たっくさんの派生技。あ、でも大体の技って、オリジナルは海外の選手だったりします。

ところが、ここでパワーボムが生まれると、猫も杓子もパワーボムそのものや、派生技が流行ります。

推測としては、綺麗なアーチを描くスープレックスが多く、アマレス出身のレスラーならともかく、相撲出身だったりするとスープレックスは不得意だったりする。しかし、パワーボムは前に叩きつけるから、自分の首とかの負担は少なくてすむ。威力はあるし、カッコいい。だからパワーボム及びその派生技は流行りました。

三沢のタイガードライバー(パワーボムとはかなり違う形ではあります)、大仁田のサンダーファイヤーパワーボム、獣神サンダーライガーのライガーボムなど。

80年代から90年代、派生技がバンバンできました。

この傾向はさらに激しさを増して、見た目も派手で危険な垂直落下式、雪崩式へ。どの団体でも激化の一途を辿りました。

80年代後半から90年代はUWFの台頭により、キックが流行りましてレガースを付けたレスラーが増えました。でもキックはあまりバリエーション少ないのですよね。

一方、90年代からUFCやK-1が台頭します。これは、どの格闘技も影響受けました。UFCのグレイシーが余りにも鮮烈なデビューを飾り、影響受けないわけには行かなかった。UFCとプロレスとは切っても切れないことはまた別途語りたいのですが、ここで絞め技とか関節技も注目されて来ます。

ですが、ここで大きく変わったのはヒザを使った技がかなり有効だと言う事がわかりました。亀の状態からのヒザなどが有効でしたね。PRIDEではそのシーンが多かった。

その象徴的な技が武藤敬司のシャイニングウィザード。2001年あたりから使います。神奈月さんのおかげで、知らない人はいないくらい。
ムーンサルトや、長年のヒザへの負担でヒザが動かなくなった武藤が、ヒザを使った必殺技って、これ逆説的で面白いですよね。

ヒザやその周辺を使った必殺技は、中邑のボマィエ(キンシャサ)、丸藤の虎王、飯伏のカミゴェ、など、今やスター選手の技として花盛りですよね。

ただの流行りとかだと10年くらいの期間となりますが、プロレス技だと10年以上、約20年近く持つところが面白いところですね。

ここで言いたいのが、プロレスは記録より記憶だと思うのですが、プロレス技って本当に記憶に残りますよね。

ただ、昨今の技は名前がみんなカッコいいものの、さてどんな技なのかわかりにくいのです。

技は派生技と言いましたけど、◯◯スープレックスと言えば、ああ投げ技なんだなーと思いますが、

例えば「あすきょう」って技があったとして
10年後には、・・・あれどんな技でしたっけ?
なんてならないかな。

今や日本一の大スターレスラー、オカダカズチカのレインメーカーは、今でこそわかりますけど、

さて10年後には?

デスティーノって技名はカッコいい。内藤哲也の顔が浮かぶ。

さて10年後には?

A「デスティーノ。凄かったよね。」
B「・・・あれ?どんなだったっけ?投げ技ではなかった気がする。ヒザも使わないはず。ごめん、忘れた。」
A「ええ?あの内藤哲也のデスティーノだよ!おまえバカじゃん?」
B「ああ、ごめん。。。」

レスラーもカッコいい、印象的な名前がいい。できれば自分の名前を入れるか、少なくとも自分をイメージした名前がいい。耳聞こえがいい名前にするけど、もうちょいそこは考えて欲しいなあと思う。独断ですけど。

だからと言って、レインメーカーを
振り向かせ腕繋ぎ式アックスボンバー
とか言いたくはないw さすがにカッコ悪い。

デスティーノを
逆上がり式裏DDT
と言うのも悪くはないけど、プロレス者的な言い方だよね。一般人には逆に伝わりにくいのかもね。

レスラーの名前、あるいはイメージした言葉+技っぽい名前の方がいいかなと、個人的には思う。

タイガードライバー→タイガーだから、タイガーマスクだった三沢のドライバー、そうかパイルドライバーとかパワーボムみたいな技かな?

バーニングハンマー→バーニング=小橋建太とはいかないとしても、熱血なレスラーのハンマーみたいな形になる技かな?

ショーンキャプチャー→船木勝一が使ってた、キャプチャーだから捕まえる技かな?www
ごめん、マイナー過ぎたwww いや、このネーミングセンス好きなのよwww

とにかく想像しやすい技名がいいな。

ラリアットと言えばハンセン。ミスターラリアットだからもう永遠だよね。そのくらいになればいいけど、レスラーはどんどん歴史上増えていく。印象に残るレスラーは一握り。

はい、余談でした。

知ってると言えたら、尊敬されますよ④
クリスドールマンという格闘家は知っておいても損はない。
前田日明と交流が深く、リングスという団体はドールマン関係で来たオランダの格闘家が多かったけれど、パンクラス、PRIDEやK-1にも多くのこの人脈あたりからか、オランダの格闘家が沢山出ました。横から俺の人脈使いやがってと前田が怒るのもわかりますが、猪木が昔、オランダの柔道王ウイリアムルスカと戦った時に、すでにセコンドでドールマンが来ていました。つまり新日本の人脈でもあったのです。

アメリカ、イギリス、アジアとかプロレスラー、格闘家は世界中から来ますけど、どこの国かによって、傾向とか、代表的なレスラーとか知ってると、プロレスってさらに面白いです。ハワイ出身だとロック様みたいなレスラーかな?とか。

だから、
「え?オランダ?まさか、ドールマン人脈か?」
みたいに言えるとマニアっぽいですwww

これあすきょうに教えることか?www

ごめんなさいwwwちょっと中級以上の話題でした。

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