雑にまとめる、あすきょうのための3分講座。0005 プロレス団体の系譜 PART4
女子プロレス団体。
実は男子プロレスよりも団体としては起源が古いと言われる。
団体も現存しなかったり、形が変わりすぎていたりするので、90年代の華やかかりし頃の紹介をしようかと。
1.全日本女子プロレス
ご存知、全女。1番長く続き、スターも沢山生んだ団体。
マッハ文朱、ビューティペア、ジャガー横田、デビル雅美、クラッシュギャルズ、極悪同盟(ダンプ松本、ブル中野など)、北斗晶、アジャコング、豊田真奈美、井上京子、高橋奈七永など。
日曜日の昼間にテレビ放送をやっており、時間的にライバルがいないため、よく知られた存在だったと思う。
様々なブームでプロレス界のみならず、テレビにも影響を与えた存在。
実は男子ミゼットレスラーもいた団体である。
2.ジャパン女子プロレス、JWP、LLPW
全女には長くライバル団体はいなかったが、突如としてライバルが現れる。それが秋元康もアドバイザーを務めたジャパン女子。
新日本の鬼軍曹、山本小鉄やグラン浜田もコーチとして手伝ったという。
やがて団体は2つに分裂。
①JWP
キューティー鈴木、尾崎魔弓、ダイナマイト関西、プラム麻里子、ボリショイ・キッド(コマンド・ボリショイ)など華やかなレスラーが多い、全女に続く規模の団体であった。
ダイナマイト関西はアジャコングのライバルになるくらいの強さ、パワーのある選手。
キューティ鈴木はアイドルレスラーとして今でも知名度の高い存在であった。
②LLPW
風間ルミを社長とし、神取忍をトップレスラーとする団体。
JWPと袂を分かったジャパン女子プロレスのレスラーが集まった。
とにかく神取忍の強さと男らしさが目立つ。
神取忍は天龍とも戦ったが、その際に神取にパンチを連発し、顔面を腫らした姿は物議を醸した。「男気を感じ、失礼のないように」という理由だったそうだが、本当に壮絶だったw
3.FMW女子部
前述のFMWの女子部門。
工藤めぐみ、シャーク土屋らがいた。
弱小団体ながら、対抗戦にも積極的に参加。
4.GAEA JAPAN
元クラッシュギャルズの長与千種が起こした団体。新人育成を主体にスタートした。
後にアメリカでレジェンドと紹介される里村明衣子もこの団体がスタートした団体。
北斗晶、ライオネス飛鳥らも新人育成に協力した。
団体対抗戦の華やかさもあり、沢山のスターレスラーを生んだ90年代。
現在のWWEスーパースター、ASUKAが活躍するなど、ポテンシャルの素晴らしいレスラーはまだおり、これからも楽しみである。
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