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第36回全⽇本⾃転⾞競技選⼿権⼤会-マウンテンバイク(XCO) 2023 レース展望 

前戦一里野を引っ張り過ぎちゃったので、さくっと展望しましょう。

今年の全日本は富士見で開催です。昨年は修善寺五輪コース。何処で行われようと年に1度の日本一を決める大会には変わりがないのですが、なんでしょうね、晴れている日に修善寺を走って欲しかったな、という心残りはあります。ま、昨年を最後にするということも無いと信じているので、持ち回りで開催されるものと思っておきましょう。

私が観戦し始めた2012年の全日本は富士見でした。その翌年、2013年、2014年と修善寺旧コースで開催されましたが、その後2015年から2018年までの四年間と、彼奴の所為で田沢湖から急遽富士見に場所を移した2020年は富士見で開催されています。その前も含めると、計10回開催されている会場となります。最近は年に1回になっていたり、開催されない年もあるなどしていましたが、今年は一転してどーんと全日本が開催されることになりました。

また、目玉としてはエンデューロ(EDR)が開催されること。地図だけ見ると車のラリーのような形態でリエゾン区間とSS区間があって、リエゾン区間はSSのスタート設定時間に間に合えば良いよという扱い。SSは基本DHの設定でSSの合計タイムで競います。

最終走者が走り出す頃には先頭走者はすべてSSを終えてGoalしているので、隙を見て撮影場所は移れるものの一人1回撮影が基本というカメラマン泣かせな競技です。なので、試走を撮るのがマスト案件なのですが……ふぅ。試走は今日ですね(;_;)。

さらに、撮り逃し防止のため、18-300mmレンズを使用して、18mmでかっちょいいポイント、150mmくらいで前後2枚、300mで前後2枚、計5枚の釣果を上げる撮り方をするのですが、雨予報。雨と相性の悪い18-300mmは使えません。

DどNないSせーちゅーねん、という奴ですね。m(_ _)m
全日本であればきっと上手な全員撮りのカメラマンがいらっしゃると思うので、心はすでにDNSです。ま、翌日のXCOを優先に安全方向での撮影になると思います。

EDR

EDRは登録とオープン。登録とはJCF登録しているかいなかですね。出場選手をざーっと見るとほぼほぼDH系の選手です。登って下る競技ではあるものの、ま、登りはゆるゆる、下りだけ計測の競技ですからね。

EDRは普段結果を追いかけていないので展望で深くを語ることは出来ないです。ENSのサイトを眺めても井手川直樹や清水一輝の名前は見当たらないですし。

ということで、誰か語ってください(笑) 

とりあえず撮りには行きます。久しぶりに松本璃奈が撮れるのは楽しみ^^

XCC  Men Junior / Youth / Open

表彰がないクラスのようですね。

ジュニア内野友太とユース松山海司、垣原弘明、山田駿太郎、中仙道侑毅で仕掛けあう流れか。然新がXCO専念でこちらに出てきてませんね。表彰されないのであれば勝負の視点では正解でしょう。

XCC Masters

岡本紘幸、白石真悟、古郡今日史としておきます。連日のレースは若い方が有利なのかな。

XCC Women Elite / Youth

ここは千葉で見られなかった戦いなので楽しみ。絶対王者の域に入りつつある小林あか里、それに唯一対抗できるのは川口うらら。八幡浜では体調不良、全日本ロードでは序盤のパンクで勝負できなかったうららがあか里に対してどう挑むのか。楽しみ。有松鈴々菜の瞬発力と展開力も実は見てみたい。

XCC Men Elite

五輪選考の年、翌日に五輪に繋がるXCOを控えて何処まで攻めるかというのもあって読みづらいのですが、様子見状態になればロードの展開力で沢田時が2連覇かな。ロードというつながりで言うと、松本一成が群馬で2連覇した記憶も新しいですね。松本つながりで言うと、XCEで世界の風に触れている松本佑太も短時間高強度でぐいぐい来るかも。

XCO Men Elite

エントリー82名。200名スタートにはなりませんでした(笑)

Top 5、沢田時、北林力、宮津旭、竹内遼、平林安里。と、山本幸平。
先日一里野で勝った副島達海はU23です。

昨年修善寺で圧倒的な力を見せながら、日本では勝ちに繋がらず、世界ではトラブル続きで結果に繋がらない平林安里。
菖蒲谷で勝ちながらも、海外長期遠征でワールドカップ3戦でもう一つ上に届かないアジアチャンプ北林力。
朽木勝利するものの、八幡浜、一里野とここ一発でメカトラなどのトラブルに勝利に届かなかった宮津旭。
菖蒲谷2位、朽木体調不良、八幡浜では1周目でDNF、一里野でも最後まで燃やし尽くせなかった竹内遼。
と書くと、八幡浜で勝った沢田時には菖蒲谷でリッキーに直接対決で勝てなかったくらいしかネガ要素が無い。

だから悔しくて奮起して勝ちに繫げるというドラマも期待するものの、トキの二度目の全日本タイトルとしておきましょう。

あ、もちろん欧米相手になるとふがいない若手に奮起してカツを入れるために幸平がガツンとくるというのも期待してます。

XCO Women Elite

小林あか里がなぜかエリートに居ます。レギュレーション上はNGなはずなんですが、UCIがOKしたのでしょうか。不思議すぎます。

うらら一択だと思っていたのですが、あか里 vs うららという構図になるようです。うららの歯車が噛み合っていない様子と、八幡浜でのぶっちぎりからするとあか里に軍配ですね。

XCO Men U23

久しぶりに柚木伸元の名前。ですが、U23 1年目でチャンプになった副島達海に安里に続くU23コンプリート4連覇を達成してもらいましょう。

もちろんロードで名を轟かせた松本一成、CJで力強い走りを見せ続ける鈴木来人も4連覇阻止よろしく。

Women U23

浜下玲音 vs 石田唯

石田唯は早稲田の学生ロード優勝者。全日本初トライで来ちゃいますかね。

石田唯の戦績調べていたら時間食った……時間切れ。あとは今夜宿で書きますm(_ _)m

つづく。

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