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【働く環境を自分で作る。】サムザップ初のサウンドクリエイターが語る、一から作り上げた働く環境とは

篠原 広大:サウンドクリエイター
音楽関係の大学を卒業後、ミュージシャンや大学の助手の仕事を経験したのち、2017年にサムザップに初のサウンドクリエイターとして入社。
現在は各サービスのサウンド関連業務に従事している。

―サムザップに入社した経緯を教えてください

フリーランスで働いていた頃に、サムザップのグループ会社である他のゲーム会社からBGMの演奏のレコーディングの依頼をいただきました。
そこでゲーム業界の話を聞き興味を持ち、面談や面接を経て入社したのですが、自分自身はスマホゲームのサウンド制作の経験が少なく、サムザップもサウンドクリエイターの採用は初の試みでした。
お互いに手探りの状態から、働き方や環境作りを整えることから始めました。
その結果、サウンド業務に必要なスピーカーや鍵盤等の機材、また業務のための個室を用意いただくことができました。特に個人の作業部屋の存在は同業他社と比較しても恵まれていると感じています。


―現在担当している仕事内容を教えてください

音に関わることのほぼ全てを担当しています。
大きく分けると音を作る”制作”業務と、制作した音を”実装”する業務となります。
弊社の開発、運用しているゲームアプリ「呪術廻戦 ファントムパレード」では実装されている効果音(SE)は全て社内で制作しています。また制作した効果音をアニメーションに合わせてタイミングよく再生されるように制御する業務も担当しています。
BGM(音楽)を制作したり、ナレーションや歌など声の収録など、様々なサウンド業務を日々行なっています。

―お仕事をする上で大変なことは何ですか?

サウンドが自分一人なこともあり、 求められるスキルが幅広いことですね。大変ではありますが、一人だからこそ統一感のあるサウンド作りが出来ているとも感じています。
サムザップはサイバーエージェントのゲーム・エンターテイメント事業部(SGE)に属しており、そのSGE内にはサウンド職の方々が所属するサウンドユニオンという組織があります。そこでは新たなサウンド機材の共有や、難しい業務のヘルプなどサポートをし合っています。社内や社外へ向けてサウンドの地位向上のための啓蒙活動なども行っています。

また、Unity等の開発ソフトを使用した業務も行います。サウンドの制作だけではなく、幅広く興味を持ち挑戦したことにより、現在では様々な業務ができていると感じています。

―サウンドクリエイターとして働くにはどのようなスキルが必要ですか

パソコンでサウンドを制作するソフト「DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)」のスキルは必須ですね。
また、様々な職種の方との連携のためにコミュニケーションがきちんと取れることも大切です。
業務では依頼されたもの・求められているものをきちんと理解して成果を出せるように意識しています。
そのほかには、「音を創る」という枠にとらわれず、様々なことに興味を持って新しい領域にもチャレンジできるかも大事かなと思います。

―働いていてやりがいを感じるときはどんなときですか

自分の作った音でユーザーにゲームを楽しんでいただけた時ですね。
SNSなどで意見に触れることもありますが、原作ファンの方に喜んでいただけるのは嬉しいです。

―普段はどういった環境でお仕事をされてますか?

音を再生できる環境として個室で業務を行っています。音に集中できるように照明にはこだわっています。

制作用に楽器も備えています。簡単な収録や演奏はこの部屋で行います。
DTM作業中
個室とは別のオープンスペースにドラムや鍵盤、DJブースなどもあります

―最後に

自分が入社した頃からサムザップは着実に成長し、今では複数のゲームタイトルを運営しています。
これからもサウンドを通して、多くのユーザーにより楽しんでいただけるゲームをお届けできるように全力で取り組みます!

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