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サンカノッポの意

SUN ca noppo(サンカノッポ)を屋号にしています。
実際にはまだ開業届を出していないので「仮」の屋号ですね。

さてこの屋号、元々使おうと思っていたものがあったのですが、ある日「何か違う…」というような違和感を感じ、再び屋号を考えることになりました。

今日は、屋号を決めるまでの、半分スピリチュアルな雰囲氣がただよう
「不思議な流れ」を描きたいと思います。


インスピレーション

 私は、次の屋号を考えてみました。色々キーワードを書き出してみて、並べてみたのですが、ピンと来るものが一切出てこない。
何日も何日も作業をしたのですが、全く出てこない。
なので、一旦忘れることにしました。

それからどれくらい経ったのでしょうか・・・
3か月くらい経った頃でしょうか。

車の運転中、不意に降りてきリズム。
タッタラッタ♪ タッタラッタ♪
何となく、スキップしているようなリズムがイメージが降りてきました。

直感的に「これを屋号にしたいな」と思ったのです。
楽しくスキップするような感覚で、私は仕事をしていきたいなと私は思いました。

シンクロニシティ

ほどなくして、リズムの次に出てきたのが「太陽」というワード。

屋号を考えているタイミングで、沢山の人に「《太陽》のイメージって言われない?」とか、「オレンジとか赤とか、そんな色のイメージがあるよね」などの言葉を頂くことが増えました。

いつもニコニコしがちなので、周りの人には「明るく見えている」様なのですが、実際の私は私自身は目立つのが嫌いだし、自分が前に出るより「人のサポートをして黒子でいるタイプ」と思っています。
「もっと前に出ても良いんじゃない?自分が月と思ってるけど太陽が似合うよ」という言葉も多くいただくので、この時のシンクロニシティを採用して SUN というワードを最初に入れようか・・・な?

そんな風に考えて一端 「SUN」という言葉を保留としました。

好きになったコンプレックス

 次にインスピレーションで降りてきたのが
私がコンプレックスに思っていた身長、「のっぽ」という言葉。

私は170cmに満たない、微妙な高身長で長らく悩みました。格好良いほどの高身長でも無く、でも大好きなヒールの靴を履くと「電車のつり革が頭に乗り、つり革の上の棒の部分を掴む」デカい女になってしまう…。
平均的な男性より背が高くなってしまうことに悩み、小柄な女の子に憧れていました。

今も小柄女子は可愛くって素敵だと思うのですが、
自分に似合うファッションを多く知り、太ったり痩せたりしていた体形も落ち着き、自分らしさが見えてきました。

現在は、洋服を格好良く着こなせる自分の身長や体形が、コンプレックスではなく「好き」になれています。

自分の短所やコンプレックスは、
見方を変えれば魅力になり自信になるんだよ。

そんなメッセージを込めて「noppo」という言葉を入れたいと思ったのです。

自分の本質からの氣付き

SUN noppo なんだか音がしっくりこない。
そしてまだ何か足りない。

ある時、何かをスマホで調べていたら
パッと目に入ってきた言葉がありました。

サンカ(山窩)という言葉。

意味も分からないけれど、強烈に惹かれたその言葉。
調べると衝撃が走りました。

また私のコンプレックスや苦手分野の話になるのですが、
私は「一つの場所居続ける」「同じ作業を続ける」ということが、非常に苦手です。新しい土地を見てみたい…どうしてもそんな想い、職場を転々とする。家を変えて引越してしまう。
根っからのジプシー(遊牧民)であると感じていました。
土着民である日本人が合わない。
日本には、そんな旅するように暮らしていた人はいたのかな?なんて思っていました。

それが、居たのです。
サンカ(山窩)の人たちです。
彼らは旅をしながら山に住み、川で魚を取り暮らしていました。
時折、必要があれば人里へ下りて竹細工(竹の道具)を作り、物々交換や現金を得ていたという人たち。彼らには戸籍も無く、戦時中は戸籍が無かったことで徴兵制の外に居たのだそう。
定住せず山から山へと渡り歩く彼らは、里の人から野蛮な民とみなされ差別される対象だったとか。
「あぁこれだ」見つけた瞬間に、妙に納得してしまう感覚を得ました。

「何て自分にしっくりくる言葉なんだろう・・・」
この頃は、趣味で竹細工も始めたタイミング。俗世にの外で独自の生き方をしていることにも魅力を感じ、是非この言葉を入れたいと感じました。

※この後に出会った人に「これ読みよ~」と急に頂いた古本が、サンカの歴史の本だったという偶然的な引き寄せもありました。それを読んで、差別の対象であったサンカの人達の「自由さや優しさ、氣高さ」を知り、この言葉がピッタリだったと確信する機会もありました。

悩むより感覚

SUN(太陽)+のっぽ+サンカ(山窩)

入れ替えてみたら、SUN ca noppo (サンカノッポ)という組み合わせ。
しっかりスキップのリズムにもなりました。

一つのきっかけから、スルスルと決まっていった屋号。
軽やかで自由な雰囲気をまとっていて、とても氣に入っています。

・コンプレックスは、見る方向を変えれば結局自分の強みになる。
・人から貼られたレッテルを氣にしない。
・俗世の風評を信じるのではなく、自分の見たもの感じたものを信じる。
・人生楽しんだもん勝ち!

口に出すと氣持ち良くなる「サンカノッポ」という名前を大切にこれからの活動をしたいですね。

あらためまして、
SUN ca noppo (サンカノッポ) のNAOMIです。
どうぞよろしくお願いします。

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