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木村石鹸とのPJを終えて

私たちは4人で去年の5月から木村石鹸さんと商品開発していました。
しかし、様々な意見を出したものの時間的、コスト的、技術的など、また石鹸に関する制約が厳しく最終的にモノとして形を残すことは出来ませんでした。
正直3回挫折したことでやめたいときもありましたがここから理論的な方向へと転換できたことはよかったことだと思います。

GDLとSDL

今社会全体で変わろうとしている考え方の変化。グッズドミナントロジック(GDL)とサービスドミナントロジック(SDL)
これらは様々な考え方があるが大きな違いは価値の発生するタイミング。

今まではGDL。商品を交換するタイミングで価値が発生する。簡単にいうと高性能、高機能、低燃費など商品に価値を持たせる。そしてそれに対して魅力を感じた人が対価としてお金を払うことで交換価値を最大化するという考え方。

これからはSDL。商品を利用することで価値が発生する。わかりやすい例で言うとアプリ。アプリを使用することでアフターケアを行っていくことで商品を買って終了という考え方にしない。このアプリを使い続けることで使用価値を最大化するという考え方。

ここで理解して欲しいのは必ずしもこれからSDLに変わらなければならない訳では無い、GDLを無くしてSDLだけにする訳では無い。
ここは勘違いが起きやすい場所なのでわかってて欲しいです。

正直自分たちもまだまだ研究不足💦

正直ここで全て理解して頂こうとするとものすごい量の文を書く必要がありますので自分たちがこんなこと研究してたんだよってことだけ知って欲しいです。
GDLとSDLについて興味を持った方は独自で研究してください。

成果報告会を終えて

17日に成果報告会を終えて先生からの感想は
"土下座もんやね''でした。笑
GDLとSDLは考え方が広く全てを理解したわけではないので言われてもしょうがないしいい返しようがなかったです。
ただ、そのあとにこの考え方に至ったのはよかったとお褒めの言葉も頂けたのでそこはほっとしました。
周りは商品を開発しました、伝統工芸の在り方を場所を設けて説明しましたなど成果を残しているなか私たちは理論的な目線で勝負しました。多分発表聞いてる人達は眠かっただろうなっていう内容だったと思います。でも他の企業さん達はすごくこの考え方に興味を持っていただいて、質問もしてくださって自分たちのやってきたことは間違いではなかったし少しは伝えられたのかなと嬉しく思いました。

個人的な感想としてはパワポの内容を完璧に覚えてパワポなんか見ずに周囲の人を見ながら話すことに意識してたのは自分くらいだったかなって思っています。少しミスはしましたが笑
他の人も思ってたらごめんなさい笑

まだまだ理解しきれていないのが現状ですがもう少し研究してみたいという気持ちでもあります。いざ、プロジェクトが終わると心に穴が空いたように寂しくこれで終わりなんかって感じです。出来るようであれば今年もなにか木村石鹸さんとのプロジェクトに携われたら光栄です。

まぁ結局何が言いたいかって言うと
このような経験を与えてくださった
先生や木村石鹸の皆様、その他協力してくださったスティクホルダーの皆様に感謝しています。本当にありがとうございました。
山縣ゼミでよかったと思います。
木村石鹸のチームの3人はよく言い合いはしたし仲悪いって周りから言われてたけど、言いあえたのはみんなを信頼してたし本音で喋れるチームやったのが嬉しかった。最高のチームでした。みんなありがとう!

最後まで読んでくれてありがとうございました。ちなみに上の写真は最初で最後の木村石鹸の4人が揃った写真です。みんなありがとう