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Clubhouseを使って考えたこと

ここ数日間でClubhouseを使って考えたことを軽く話します。

スマートな第一印象

無駄が省かれたUXだと思った。
デザインの参考にもなるし、かなりブラッシュアップされた状態で自分は使えているんだなと予想。

不意に始まる雑談の面白さ

TwitterやFacebookを始めた時の「このサービスでどんなことができるんだろう?」というワクワク感に似たものを感じる。有名人とラフにコンタクトが取れそう?という期待値も似ているかもしれない。(実際にはとらないけど)
どうなるか分からないけど、新しいおもちゃを手に入れてみんなでワチャワチャ使っている一番面白い時期が、今なんだと思う。

仕事の内容にもよるけど、事務所で作業している時に仲間と雑談するのは面白い。
音質も電話の様なトーンなので、じっくりマッタリ話していても苦にならない。
自営業のデザイナーやクリエイティブ系の職種の人は向いていると思う。
手を動かせるし。

仲間内での話
・近況を話す
・仕事関連の情報交換
・広義のデザインの話
など

ラジオ番組としての面白さ

自分がベンチマークしている人のルームや、気になるテーマのルームなど
ラジオ代わりに楽しめそうな予感。

クソリプ的なTwitterやYoutubeの悪いところは極力排除した構造になっている?ので、あるテーマに関してじっくり議論がしやすいかも。
一方でルームによってはザックリとした意見の交換会程度の解像度しかなく、
深い議論に達してないものも多い。主催者の戦闘力や事前の仕込みでフォロワーが分岐していきそうな気もするが、主催者の戦闘力や事前の仕込みでフォロワーが分岐していきそうな気もするが、これまで余り他者と共有できなかったニッチなテーマを共有できる場としては優れているのかもしれない。政治や社会的なテーマは相性が良さそう。これまで余り他者と共有できなかったニッチなテーマを共有できる場としては優れているのかもしれない。政治や社会的なテーマは相性が良さそう。

自分が聞きたいコンテンツ
・カルチャー(映画、マンガ、サブカル、アートなど)
・政治、社会的なテーマ
・デザイン
・学び
など

SNSの覇権図がそのままスライド?

有名どころでは、Twitterのフォロワーを多数有しているデジタルネイチャーが多い印象。SNSの覇権図がそのまま持ち込まれているので、なるべくTwitterでフォローしている有名人はフォローしなくても良いかなと思う。

多分こんな使われ方する?


 
サービスの構造上、SNSでフォロワーを多数有している人のルームに人が集まる構造になっている。SNSの覇権がそのまま持ち込まれるので、有名人アカウントはさらに強くなる仕組み。

多分こんな使われ方する?
①有名人の話を聞く
②友人と雑談する
③小規模なルームイベントの実施
④仕事でのMTG利用

①の使われ方が一番多そう。
②はzoom飲みや、仕事中の雑談という文脈。
アクティブな人たちが③でアクションを起こす。
地味に④で利用する人も多そう。


こんなルームほしい。

音声デバイスなので、ミュージシャンや歌手などの音楽で仕事をしている人の生演奏とか聞きたい。

落語家、講談、漫才などの寄席のジャンルもお客さんのリアクション流しながらできないか。

音楽や芸能や芸術系のジャンルの人のボイスを聴きたい。例えば奈良美智さんの様な。

恥ずかしながら、これまで余りライブで聴くことがなかった彼らの声や音は結構サービスの相性と合うと思った。全然課金します^^

ニュースのプチ検証

2/3の森会長の女性蔑視発言を受けて、2/4の朝にハフポスト編集長の竹下隆一郎さんがルームを開設。昨日のニュースのプチ検証を次の日の朝にやってくれるのは大変ありがたいと思った。「朝飯食べながらニュースのプチ検証が聞ける」→これは僕的にはかなりニーズがある。ニュースの検証はTV視点では内容が忖度されがちなのと時間に制限があるので解像度的に物足りない。クイックな伝達はTwitterなどのSNSに優位性があるがSNSは検証性が弱い。ニュースの検証は実は結構必要なコンテンツだと思うんだけど、クイックにスマホベースで視聴できるものに適当なものがない印象だった。そこに今朝の竹下さんのルームが出てきて、Twitterと新聞の中間にあたるものが出てきたなという印象を受けた。音声デバイスで「ながら」で聞けるのはありがたいし、ニュースに対するユーザーの関心度が覚める前にニュース解説・プチ検証を聞けるのはユーザーメリットがでかい。もちろん、ClubhouseのルームでもTVや新聞同様の忖度はあると思う。しかし、検証する視点が増えることもまたユーザーメリットになるので、今後もプロの人たちの朝のニュース検証ルームは期待したい。

SNSの関係性のシャッフル

Clubhouseは検索性が低く、既存のSNSフォロワー同士で繋がりづらいようだが、僕的には既存のSNSで繋がっているなら、Clubhouseで繋がる必要は別にないと思っている。Twitterのフォローをリセットして0からTwitterを始め直す人がたまにいるが、同じような顔ぶれと四六時中各サービスで連携してるのは疲れるので気持ちはすごく分かる。せっかく新しいサービス使うなら今まで関わりない人と交流した方が面白そうかなと思う。

同じ理由で、Twitterでフォローしている有名人アカウントをフォローするのも少し躊躇している。Clubhouseは、Twitterユーザーの流入が多いので顔ぶれが同じ感じにはしたくない。特にベンチマークしている人は本を買ったり、Youtubeの対談動画を見たり、SNS外でコンテンツを視聴しているので十分かなという印象。情報が溢れまくってる今日この頃なので、知らないこと、出会わないことを大事にしてもイイと思う。

コンテンツの解像度

1日に何度もルーム開設するインフルエンサーを見かけるが頻繁な通知が鬱陶しいのでフォローを外した。その人がテーマとしていることは興味があったのだが、ルームの解像度が低くて「もういいかな」と思ってしまった。これは他のメディアにも言えることだけど、ルーム主催者の実力と事前の仕込みでルームの面白さが決まるので、意見交換回しかできないルームはそのうち飽きられると思う。

改めて聞くオードリーのAnn面白いすね^^
「普通に面白い」ってすごいと思いました。


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