見出し画像

歴7年のプレイヤーがbeatboxを始めた頃の話

最近、異様なほどの盛り上がりを見せるbeatboxシーンですが、本当に嬉しくて嬉しくてしょうがないんですね。

聴き専の方や絵師さん達が居てくれて
動画を出すと沢山の反応をいただけて
プレイヤー同士の繋がりもあって
本当に素敵なことだと思います。

最近、とても一生懸命に取り組んでいるbeatboxerをよく見かけます。昔の自分自身と少し重なり、懐かしんでみようかなと思ったので書いてみました。是非に。

--------------------

私がbeatboxを始めたのは高校生から。
2015年。初々しいツイートがこちら。


本当に下手だったけど、「上手くなりたい!」って気持ちが人一倍あった気がする。
このツイートから仲間が増えて、イベントでも知っててくれてる人が増えたんですね。

バトルに出る前に観戦に行ったJBC東京予選。
この日にShinyaaaさんに「すなおくんやんな!」と間違われたのは今でも良い思い出。笑

この日書いた日記に、

予選でこんなに最高なら
本戦はものすごい空間なんだろうな。
JBCに出たい。死ぬまでに絶対。


なんて書いてた。その気持ちは今でも変わらない。


本当に熱い気持ちを持ってやっていた高2と高3の頃。
・クラブチームでサッカー(なでしこリーグの下部組織で割とちゃんと)(家から2時間)
・自称進学校土曜もたまに授業ある
・バイト禁止でお金ない
両立というか、どう折り合いをつけるか。
そんな毎日。

周りからも厳しいことを言われた。
親からは「そんな汚いことやって」「バトルって言ったって、遊びに行くんでしょう?」
チームスタッフからは「ハマりすぎるなよ」とも。

beatboxを練習する時間なんてほとんど無くて、
乗り換えとか、わざと一駅分歩くとかしてたし、ネタの構成とかイメージを授業中に考えていた。

そのころ書いていたノート。
ひたすらアドバイスをもらって練習する。
自分の動画も何百回も観て、嫌になったりしてた。笑

普段はサッカーばっかりだったけど、現場に行くと居場所があったし、色んな人に教えてもらえた。(ひたすらメモ帳を持ってみんなに聞いて回ったり。)
みんな優しく答えてくれたし、ある時にはご飯とか練習会とかに誘ってくれたりした。


隔週月曜日。親に勉強すると嘘をついて、RYOEMさんのレッスンに通っていた。沢山の人とバトルが出来て、いろんな話が聞けて、そこでの経験が糧になっていると感じる。ちなみにこの動画でYuyaさんとRYOEMさんにはコテンパンにされた。(手を抜かないでちゃんとバトルしてくれるのが嬉しかった。)


この頃から今まで、beatboxが嫌いになったことは一度もない。
もちろん、不甲斐ない自分は嫌になるし
どんどん有名になる同期にも焦りはあるけどbeatboxは変わらず大好き。

それは、5年前に仲良くしてくれてたシーンのみんなのおかげだと思っています。


右も左も分からず、初めてのイベントに行った時に話しかけてくれたShinoさん、しげぴーさん。
イベント前日にネタを聞いてくれた寒ブリ。
スタジオ練習に誘ってくれたJAYさん。
何度も励まして応援してくれた、みれい。
レッスンで飽きるほどバトルしたよこだいさん。
他にも沢山の先輩後輩、最高な99年代のみんな。

--------------------

みんなはたぶん忘れているけど、私はきっと忘れないし、ずっと感謝しています。


こんな素敵な連鎖が、今後のbeatboxシーンにも沢山起こっていけばいいなと、そう思ったのでこのnoteを書きました。


どうだったでしょうか。
beatboxに一生懸命になった高校時代の話でした。そんな自分も遂に社会人です…
次イベントでお会いしたらぜひお酒でも飲みましょうみなさん。

それでは。

この記事が参加している募集

スキしてみて

振り返りnote

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?