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JPEG撮って出しで勝負するということ

こんにちは。
今回は、jpeg撮って出しだけで勝負することの大切さについて語ります。
私は、raw現像を使ったこともあります。しかし、1台目のカメラであるa6400を買った時から、jpegのみで勝負することを意識して撮ってきました。作例とともに紹介します。

1.淡路島

zeiss batis 2/40 cf

クリエイティブルックFLを使用しています。
朝食前にこの構図がパっと思いついたので撮ってみました。

フィルム感を出すために敢えてISO感度を上げています。

sigma 90mm f2.8 dg dn

こちらは、夜の撮影だったので開放F2.8で撮影しています。
中央部に見える光は、飛行機の光です。淡路島は、神戸空港、関西国際空港着陸の飛行機が上空を通過するので、飛行機が見えることがよくありました。

薄暗く、ノイズが載りそうな時間帯でもしっかり色彩豊かに描写できているのには、さすがsigma 90mm F2.8 DG DNだなと感じます。

zeiss batis 2/40 cf

薄暗い部屋の中で、キャンドルの明かりだけを撮ってみました。
さすがzeissレンズと言わんばかりの描写力で、炎がしっかりと写せています。

zeiss batis 2/40 cf

こちらもクリエイティブルックのFLを使っています。
raw現像せずとも、雰囲気ある描写が出てきます。

zeiss batis 2/40 cf

この写真では、波の静けさを出すために、シャッタースピードを1/10まで下げて可変式NDフィルターで露出を調整しています。手持ち撮影です。

sigma 65mm f2 dg dn

ここは、淡路島の最南端にある福良海岸で撮りました。

zeiss batis 2/40 cf
sigma 16-28mm f2.8 dg dn

2.名古屋・熊野・京都

zeiss batis 2/40 cf

名古屋駅近くのノリタケの森にて赤レンガを撮影してみました。

sigma 65mm f2 dg dn

この写真は、和歌山県の熊野本宮大社付近に行った時の写真です。
sigma 65mm f2 dg dnで最短撮影距離まで寄って撮っています。

sigma 65mm f2 dg dn

こちらは、京都のサントリー山崎蒸留所の工場見学の際に撮ったものです。
ホワイトバランスを暖色気味に動かしています。

3.福岡

zeiss batis 2/40 cf

福岡空港で、機内から撮影。
機内が明るいので、反射して撮影は難しいものの、露出を調整して反射を抑えました。空港撮影では、光が暖色傾向なので、普通に撮ると、オレンジ色っぽくなり、面白みが出ません。
そのため私は、毎回、ホワイトバランスを『電球』にして撮影しています。こうすることで、青白くなり、見たままの雰囲気で撮ることができます。

zeiss batis 40mm f2

帰りの飛行機(ana B738)に乗ったとき、片手でパシャリと撮った1枚です。Batis 2/40の最短撮影距離まで近づいて撮影しています。

sigma 16-28mm f2.8 dg dn

こちらは、福岡県の西新エリアで、信号待ちに撮りました。
広角ズームで縦構図の作例です。クリエイティブルックFLを使用しています。

zeiss batis 2/40 cf
zeiss batis 2/40 cf

4.意識していること

(1)ホワイトバランスを適切に操る

jpegでも満足の行く撮影をするためには、ホワイトバランスを適切な露出にすることが重要です。
私は、基本的にオートで撮影することが多いですが、自分の表現したい雰囲気に合わせて、電球/曇天/日陰、はたまたマニュアルでケルビン設定で撮ることもします。

(2)ISO感度、F値、シャッタースピードの三角形を使い込なす

俗にいう、『露出の三角形』です。これを意識して使いこなせているかどうかが、jpegで勝負するのに大切です。
どれも、明暗の基準値でもありますが、ここにレンズ特性や表現したいことを取り入れる必要もあります。
例えば、、、
・Zeiss Batis 2/40はF3.5~F4の色乗りが生々しさがあり好き
⇨シャッタースピードやISO感度で調整。

・Sigma 65mm F2を使ってポートレートでぼかしたい。
⇨F2の開放のままで他の部分で露出を調整。
等です。

個人的に、a7SIIIは、低ISO感度の場合、ISO160か320に設定すると、ノイズも少なくキレイに撮れると感じるので、ISO感度はこのどちらかにセットして他の設定でいろいろ調節しています。

上記2個を意識し、場面に応じたレンズの使い分けができれば、raw現像しなくともjpegだけで素敵な写真が撮れるようになると思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


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