就活内定辞退の方法論
就職参謀です。時期的にやや気が早いかもですが、新卒就活の最後の関門である内定辞退の方法論について考察します。巷では内定を断ると企業に採用費用を取られるとか、電話で言った方がいいなど情報がありますが、会社側との接点を最小限にしつつ最低限の礼儀を保つ方法を考察します。
1.採用ルート別の対応
まずどのような経路で採用に至ったかを整理します。おそらく新卒採用の場合以下のパターンに分類されると思います。
1.就職サイト経由
2.大学の就職科経由
3.教授推薦
内定辞退の難易度は3→2→1の順で下がります。
まず3の教授推薦から。特に難しいテクニックは無くひらすら教授や内定先企業に謝るだけです。個人的には教授推薦を蹴ってまで行きたい企業がある場合はかなり限定されると思います。理系の研究室、特に機械や電子系は企業とのパイプが強固な場合が多いため辞退した場合後輩の就活に影響します。ご利用は控えめに。
2.の場合も辞退の方法は同じですが、仮に保険として大学推薦を使い中小企業内定→有名企業内定 という結果だった場合は就職課もイヤな顔はしないです。大学の就職実績が上乗せされるなら悪い話ではないからです。いずれにせよ内定辞退する際は企業側と大学側にしっかり連絡です。ブッチダメゼッタイ。
1.は1番簡単です。仮に内定承諾してても、御社が第一志望ですとのたまっていても、自らで内定を辞退しますと人事部にメールすればお終いです。労働者には職業選択の自由があり、内定そのものに法的根拠が無い以上、入社したくないという意思は最大限尊重されるものです。企業がゴネたり、採用費用が掛かってるんだと言ってきた場合は無視で大丈夫です。コンプライアンス違反の可能性大です。
2.内定取り消しの場合
あまり景気のいい話ではないですが、特に中小企業に多いうえ、来年度にコロナ不況で倒産→内定取り消しの場合が予想されるので念の為に記載します。
特に中小企業の場合、内定が出た後も内定先業界の動向をチェックし倒産件数が増えてないかを定期的に確認する事を勧めます。倒産後に内定取り消しの連絡が来た、、という笑えない事が中小では起こりますので入社まで油断なきよう。
内定取り消しもしくは卒業間近で内定辞退した場合は第二新卒という枠での就活になりますが、既に内定を取るという流れは理解しているかと思いますので詳しい内容は別稿にて。
納得がいく就活ができますように。
助太刀感謝いたす