出会いもあれば別れもある。出会いは基本、突然。でも別れは違う。心構えをあらかじめして、その別れの日をむかえることもあるし、もちろん突然の別れもある。

結局何が言いたいのか？それは僕とGoProの別れはあまりに突然だったということ、つまり後者だったということである。

一般生活していたらスマホのカメラで十分なこの世の中、こういったアクションカメラを使う時は大抵、スマホでは耐えられない過酷な環境です。バンジージャンプや、それこそ海とか。

知っている人は知っているんですが、僕はサーフィンしていましてね。（正確にはウインドフォイルだけどそんなことはどうでもいいのさ）僕の中にある承認欲求の解放宣言を行うため、サーフィンをしている動画を撮ろうと思いましたの。カッコいい様子を動画に収めてさ、「バムさんスゴイ～♡」という賞賛のシャワーを浴びてやろうと思ったのです。なので珍しく、本当に珍しくゴープロを海に持ち出したらこのざまですよ。

僕が使っていたゴープロは海の藻屑となりました。いつもみたいなハッピーエンドではありません。本当に海の藻屑になったんです。

ああ、辛い。

あっけなかったです。頭についていたゴープロは僕が水面に飛び込んだ衝撃に耐えられず、頭からスポって取れました。

スポって。

もうね、取れた瞬間に悟りました。「ああ、ゴープロは海に沈んだんだな」って。もう帰らぬ人となったんだなと。

気をつけてはいたんです。ですが、「あと1本動画撮ったら陸に上がろう！」と思ったその油断、慢心、不覚が悲劇を生んだんです。

複数人の諭吉さんが羽ばたいていきました。（海に沈んだり、空に羽ばたいたりと今日のnoteは忙しいな…）

ここまで読んだ人でもしかしたら疑問に思っている人もいるかもしれないです。あれ、バムさんってゴープロ持ってなかったよね？

そう思った人はバム検定1段を差し上げます。登録手数料は１万円です。お金、ください…

どこからゴープロが涌いたの？いいえ、涌いたわけではないんです。借りたんです。kikitoで。

僕はこれからさ、弁償しないといけないわけです。はー…

いくらになるのでしょうか？最悪です。最悪と言っても全部自分の責任。この悲しみと怒りの複雑怪奇な感情はどこにも発散することが出来ませんね。

こういう時は22万で購入したバイクを分解し、元に戻せなくなった友達の顔を思い出し、元気をもらいます。

そう、22万に比べればマシ、22マンよりマシ、マシ、マシ…