雨の日の曲といえば

今朝の天気は雨。

昔から雨の日に思い浮かぶ曲といえば、
童謡「あめふり」なのだが私だけだろうか?

この曲の歌詞を知らない人は
是非とも調べてほしい。
わたしにはこの曲の歌詞が
少し悲しく聞こえるのだ。

歌詞を要約すると

1番 雨が降っているから母さんが傘を持って
   迎えに来てくれる。嬉しいな。

2番 省略

3番 おや?あの子はずぶ濡れだ。
   柳の木の根元で泣いている。

4番 母さん、僕の傘をあの子に貸していいかな?
   キミにこの傘を貸してあげるね。

5番 僕なら大丈夫だよ。
   母さんの大きな傘に入っていくから。

この曲を聞いた人の感想は様々だと思うが、
私はあの子がどんな思いで僕と母さんを
見送ったのだろうと考えてしまう。

雨が降っていても僕には、
傘を持って迎えに来てくれる母さんがいる

あの子には傘も迎えに来てくれる母さんもいない。
いるのかもしれないが、状況を考えると
簡単には来られないのだろうと予測できる。

僕の行動は親切なのか、ありがた迷惑なのか。

この歌にはあの子の心情は出てこない。
柳の木の根元で泣いていた理由もわからない。
僕はあの子の意見も聞かず一方的に、
傘を貸してあげている。

あの子は傘がいらなかったかもしれない。
泣きたい気分でわざと濡れていたのかもしれない。
途中まで一緒に帰ってほしかったかもしれない。

なんて考えてもしょうがないのだが、
歌の中のあの子が幸せでいてほしいなと
幼心に思ったものだ。


雨の日は少し憂鬱になる。
暗い気持ちを晴らすためにも、
我が家のお猫様に慰めてもらおう。



それでは、また気が向いたら。


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