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四葉のクローバーを押し花にする理由

「幸運」の花言葉の由来である四葉のクローバー。
私には散歩の道すがら三つ葉の群衆から四葉を見つけ出すという趣味がある。
見つけた四葉は写真に収め好きな人に送信する。しかし、取って持って帰ったりはしない。次同じ場所で四葉探しをした人にも良い気持になってほしいからだ。

そんな考えを持っていたため、私は今日も散歩の道中にある公園に立ち寄り四葉を探した。本稿に掲載されている写真は今朝見つけた四葉のクローバーである。
この写真を撮り終わり、二つ目も見つけたい!と尽きるところを知らない私の強欲が体を回れ右させたその時、四葉のクローバーを押し花にして本のしおりにするのは良いかもなとふと思った。
最近本を読む時間が増え、数冊を同時進行で読んでいる時分には持っているちゃんとしたしおりだけでは足りないため、自分でしおりを作れたら更に本との時間が楽しくなるだろうとウキウキした。

そういえば四葉のクローバーはなんで本のしおり代わりにされるのだろうという素朴な疑問が思い浮かんだ。
二つ目の幸運をTOMOOさんの音楽を聴きながら探し導いた答えは
 三つ葉の中から四葉のクローバーを見つけるのは、膨大な数の中から一冊を選び取ることと同じようなもので、そんな一期一会を大事にしたいから。
 
プレゼントで本を送ることができる人は知的でオシャレでカッコいいと思うが、四葉のクローバーを押し花にして贈るのも
「あなたにこれから幸運な出会いがありますように」というメッセージを伝えられ、粋だと思う。

大切な人には四葉のクローバーの押し花を贈ろう。
その人のために四葉を探す時間さえもきっと愛おしいものになるに違いない。


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