back numberを聴く男性を、どう思う?


婚活をしていると、
あらゆる人といろんな会話を重ねる。

相手のことを知るために、たくさん質問をすることになるわけだが

1番印象に残っているもの、と聞かれたら冒頭の質問を挙げると思う。



お互いの好きなアーティストの話をしていたときに、
ぽん、と投げかけられたその質問。


私がback numberの存在を初めて知ったのは
友人がカラオケで歌っていた「花束」という曲で

いい曲だな、と思って調べた時に最初に聞いたのが
「高嶺の花子さん」だった。


とても新鮮で、とても衝撃的だった。
ここまで男性の繊細さをさらけ出した曲を、私は人生で聞いたことがなかったからだ。


と同時に、あ、男性もこういうことを思うんだなって
ちょっと親近感が湧いたりもした。


女性らしさ、あるいは男性らしさって何だかんだどこにでもついて回るし、
知らず知らずのうちにしっかり影響を受けていたりする。
男だから、女だからこうじゃなきゃって。

だからこそ、そんなんばっかじゃないんだぞ!と思いっきり突き破ってきた彼らのある種の潔さに圧されたし、

新しい風を感じてすごく心地よかったのだ。


聴いている人たちはきっと、自分の中にある繊細さを否定せずに受け入れる勇気を持てそうだし、

男女問わず「高嶺の花子さんいいよね!」って言い合える世界は、
きっとやさしくてあったかい場所になるはずだ。



さすがに最初からこの思考のボリュームをぶつけるのは酷だったので、かいつまんで答えたら、
表情がふわっとゆるんで、それならよかったです、と返ってきた。

もしかしたら彼も、この曲に自分を肯定されたと感じた1人だったのかもしれない。



あれから時間は経ったけれど、
back numberを聴くたびに、このやりとりを懐かしく思い出している。

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