マネージャー日記_アイキャッチ_9

#9 ざわ旅 Day.1

バンコク在住のリモートマネージャーKOHです。
芸能人ほどでもなければ、マネージャー業務は秘書のようなものであって、実際に一緒にいる必要はないと思います。

そんなわけで、くつざわには会ったことがありませんし、会う予定もなかったのですが、
なんか、くつざわがバンコクに来ました。

ざわ旅の幕開けです。

さて、なぜくつざわがタイに行くことになったのか。経緯は以下の通りです。

ちなみにタビイクCOOの旅丸Shoさんは共通の友人。

これはもうタイに行くと言うよりかは、タイに飛ばされると言ったほうが正しいでしょう。

たしかに、シンプルにタイに襲来するよりかはタビイク参加者として来てくれた方が身になるものがあります。

タビイクはひとりで旅ができるひとを育むための育成企画です。
旅人が引率スタッフという講師のような立ち位置から、参加者を短期間で旅人へと仕上げる事がミッションです。

今回の企画は通常の一週間プランに比べて短縮版の4日間トライアルプラン。

くつざわがマネージャーをつけているということはどういうことかお分かりでしょうか。

フォロワーが多いとかそういうこと以前に、人間として「ひとりで何も出来ない系ナオン」だからです。

ましてや海外ひとり旅だなんて縁がないにもほどがあるのですが、18歳から散々ひとり旅をくりかえしてきた我が身からすると、ひとり旅できれば大概の事はひとりで出来るようになると思っています。

以前にフルマラソン(42km)も走ったことのない僕がウルトラマラソン(100km)を走ってみたことがあるのですが、ウルトラを走れたらフルなんて余裕です。

フルの完走を目指していたらフルが限界になります。

人間のキャパシティなんて、そんなもんです。


ひとの出来ないことを手取り足取りやっていては、そのひとはさらに何も出来ないマンになります。
なのでマネジがいう事は「ggrks(死語)」「自分で考えてくれ」ばかりです。

タビイクの引率も手取り足取りのガイドではなく、そのような立ち位置です。

「何もしない」を前提にする事で、毎シーズン数百名の参加者が旅のノウハウを身につけています。

さて、今回のざわ旅は夏休み旅行とは全く異なり、そのような内訳のもとで敢行されます。

ぼくが引率をする企画の参加人数は13人。

見ず知らずのひとびとがバンコクの空港に現地集合するところから始まる男女13人夏物語です。

ーー 8月8日

参加者が日本各地からバンコクのドンムアン国際空港を目指し、ドキドキの搭乗チェックインや入国審査、税関申告という関門を突破しながら異国の地に足を踏み入れます。

そんな中、ぼくは日帰りで日本に訪れており、無邪気に大阪で遊んでおりました。

ビールとハイボールに溺れ、終電も終バスも逃し、飛行機の離陸50分前に空港着。

インドネシア→タイ→大阪→タイということで、なんだかんだで3夜連続飛行機泊でした。

なぜかどの参加者よりもドキドキの中で到着を果たした引率者。

バンコクで出国ゲートを出ると、すぐさま初対面のくつざわが飛んで来ました。

パターン青、使徒です。

大外刈りで完全に沈黙。

そんなこんなで朝7時に無事全員集合。

バックパッカーの聖地カオサンロードを目指してローカルバスの旅です。

みんなで調べたり聞き込みをしたり、「どのバスに乗ればカオサンロードに着くか」を調査します。

なんなくバスに乗ったものの、乗った安心感から誰も降りる場所を意識していないという状況に陥り、到着した場所はカオサンロードを通り過ぎ1kmほど離れた場所。

潜在意識で他人に依存するという結果でしたが、幸い徒歩圏内だったので軌道修正して無事にカオサンロードにたどり着く事ができました。

今回が初海外の元鉄道職員であるシュントがGoProを完全装備してきたことで、臨場感のある写真をお届けできそうです。

ぼくのGoProは先週バリ島のビッグウェーブに呑まれましたので助かります。

カオサンロードに到着後は二手に別れて宿探し。

バックパッカーの聖地と呼ばれるだけあって、カオサンにはゲストハウスが無数に存在します。

宿泊料金や設備などを相談し合いながら、今日の宿を決めてブランチへ。

そして午後はランダムに編成した3人グループで旅をします。

各々、寺院やマーケットを散策し、特に目立ったトラブルもないように思えましたが、引率者がハプニング大賞という天の元に生まれたこともあり、同行していたグループがやられました。

これから旅をするひとに注意喚起としてここに記しますが、ここのタピオカ屋とコーヒースタンドが入るテナントが完全に黒です。

25バーツのタピオカに505バーツを支払い、なかなかお釣りが来ないと思えば「25バーツしかもらってないからお釣りはない」との一点張り。

同じテナント内で40バーツのコーヒーを買ったぼくは支払い後にも関わらず、「まだお会計もらっていない」との再請求。

面倒なので払いましたが、どの世界にもトチ狂ったツイッター民みたいな人はいるんだなあとしみじみ。

私生活では面倒なだけですが、タビイクとしてはとてもいい経験です。

これもまた学び。

その頃、くつざわはマッサージに二度行きスタバで寝てサソリを喰らっていました。

夜はみんなでビールをしばきながら旅の思い出をシェア。

総じて優秀だったので目立ったフィードバックの必要もなく、カオサンの夜を楽しみました。

日付が変わってちょうど誕生日を迎えたメンバーは「友達がいなさすぎて誕生日を祝われるためにタビイクに参加した容疑」でいじられながらも、みんなで祝福し、クラブでバースデーナイトを楽しんだようです。

(その頃ぼくは久々に地上で寝ることを満喫していました)

2日目はさらに人数を減らして2人組で旅をします。

13人が13人に頼っていたバスから、どんどん頼る人がいなくなって緊張感も増すことでしょう。

日に日にたくましくなっていく背中を応援してます。


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食卓のおかずが一品増えます