アイキャッチ_人生の選択肢最大化

人生の選択肢を最大化する方法

先ほど、このようなツイートをしました。

「なぜ同じ人間なのに所得の差があるのか」という疑問を根本的に考えた末の見解です。

所得差が生じるということはIQやEQ以前に、もっとシンプルな個人差があると考えます。

そのシンプルな個人差は時間とお金への認識。

見えないものには色を付ければいいと思っており、時間とお金への認識もまた目に見えないものなので、投資やロールプレイングゲームに見立てて色付けしています。

時間とお金の流動的な関係性を掲示し、資本主義社会のしがらみからの脱却、そして社会攻略の先にある、人生の選択肢を最大化するところまでの流れを記します。

偶然にも参考になったら100円ください。

時間は地球の自転によって平等に与えられし原資である。

わたしの24時間はあなたにとっても24時間です。
片手の親指で付け根を含む4本の指の関節を数えて12進法を定義した古代エジプト人は本当に奇才だなと思います。

地球が丸いなど誰も知りもしないのに、それが後に太陽暦になるのですから。

人間をはじめとした多くの生物は24時間に一度寝ます。
2晩に一度寝てもいいのに、きっちりと毎晩寝るように仕組み化されていて、生命活動のサイクルがピッタリと24時間にはまっているのです。

わたしの24時間はあなたにとっても24時間です。

前提として24時間でやらねばならないマストな活動は、睡眠と栄養補給のみで、その他のことはやらなくても大丈夫です。
上司に明日の出勤までに絶対やってこいと言われたものも、夏休みの宿題も、全くもってやらなくていいことです。
あなたの生命活動には、ちっとも悪影響を及ぼしません。

ただし、それでは他の動物や昆虫などと同じ生命活動を中心とした社会の場合です。

人間社会、ましてやビジネスの世界という余計なのかなんなのか得体の知れない概念を作り上げてしまい、そこに足を踏み入れてしまったら、また違った生存戦略が存在します。

日本では資本主義社会というシステムの元に多くの人がサバイバル生活を送っています。
人間は本来睡眠と栄養補給をしていれば死にませんが、資本主義社会のサバイバルでは精神要因で不眠や拒食を引き起こし、死んでしまったりもします。

本来、健康というひとつのHPゲージで地球をロールプレイングするはずの生物が、文明の変化から生じる副産物により「メンタル」というもうひとつのHPゲージを得てしまいました。

健康とメンタル、どちらかのHPが尽きると、ひとは死にます。
健康のHPは増えて平均寿命は伸び、三代死因も大きく改善されましたが、もうひとつのHPゲージを生んでしまいました。
ときに、メンタル指標となるHPゲージはとても脆いものです。

1日24時間平等に与えられた時間で、資本主義社会サバイバルゲームの中で強く生きていくには生存戦略が必要です。
とても面倒なことに、HPゲージが尽きないように、頑張らなくてはいけません。

人生における資本主義ゲームはコアタイムがとても長く、一般的には16歳〜65歳と、49年間にも及びます。

プレイヤー達は1日24時間という原資を持ってして、このサバイバルゲームを攻略しなければなりません。
強制参加だし、長いし、死亡リスクあるし、面倒くさいし・・・たまったもんじゃないですよ。

そんな現状把握をするだけでも、生まれてから10年や20年を所用してしまいますが、現状を把握したら攻略すべき道筋は明らかです。

嫌なこと
・サバイバルに強制参加させられた
・コアタイムだけでも49年は長すぎる
・死亡リスクは軽減したい
・とにかくめんどくさい

攻略するべき道筋
・サバイバルから早々に抜け出す
・コアタイムを限りなく短縮する
・死亡しにくい環境をつくる
・楽にやる

攻略方法ふた通りあり、ひとつは一言で済むので先に記しておきます。

「自然に還る」

その昔、親からの虐待を受けていた中学二年生の男の子は、ある日愛犬を連れて家出をしました。
家から25km歩いた先に見つけた足尾銅山山頂付近の洞窟に身を置き、人間と関わることなく自給自足の生活でその後43年間を過ごしました。
ある日、街に下りて自販機を破壊していたところを警察に捕まり、施設に収容されますが人間に馴染むことができず、幾度となく脱走を繰り返しました。これは実際にあった話です。
自然環境の条件が生存に適していて、他の生き物の命をいただいていれば睡眠と栄養が確保できるので、

攻略するべき道筋
・サバイバルから早々に抜け出す
・コアタイムを限りなく短縮する
・死亡しにくい環境をつくる
・楽にやる

先に挙げたこれらの条件を満たすことができます。

もうひとつの方法は、資本主義社会のサバイバルに真正面から挑んでいく姿勢のものです。

労働はおしなべて時間を原資としてお金に換える投資事業である

現在の日本社会では基本的に労働をしなければなりません。
労働の定義は賃金が発生することなので、職種を問わず、労働全てに言えることは時間をお金に換えているということです。

主婦または主夫の方が無賃労働と言いますが、ビジネスパーソンを支えている重要な家庭労働なので、世帯収入として立派に賃金を得ており悲観しなくても大丈夫です。
その分、ビジネスパーソンは世帯を背負っているのでお金を稼いでくる責任がありますね。


誰もが平等に保有している24時間という時間資本。
資本主義社会のサバイバルを生き抜くためには労働している自分が本質的に何をしているかを知る必要があります。

それは、時間をお金に換える投資事業なのです。
あなたがいくら勉強しても、いくら重いものを運んでも、それは手段であり、結果と混同してしまうことはあまり良いパフォーマンスとは言えません。

最初は1時間=800円ほどの相場ですが、換金効率を上げることによって資産が増えます。

ただし、いくら換金効率を上げても時間資本が24時間であることには変りません。

人間にはさまざまな欲求があるので、24時間の時間資本を全て換金に投資することは非現実的です。

具体的には、満足に睡眠をとったり、運動をしたり、家族と過ごしたり、恋をしたり、人間活動を楽しむ必要があります。

つまり、時間と報酬の換金効率を高めることには限界が見えるのです。

時間資本の運用もまた手段であるので、

攻略するべき道筋
・サバイバルから早々に抜け出す
・コアタイムを限りなく短縮する
・死亡しにくい環境をつくる
・楽にやる

この結果を達成するにはパワーが足りないと言えます。

そこで、資本力にブーストをかけるためには金資本を使わなければなりません。
時間資本というデフォルトの短剣に加え、金資本を装備し、二刀流になることでサバイバルゲームの攻略に近づくことができます。

利益は再投資し、複利の力を使うことで資産を増やすことができる。

時間資本をデフォルト装備の短剣に例え、労働をモンスターに例えるならば、モンスターを討伐して獲得した報酬を貯めておくとキャラクターは強くなりませんし、ゲームの出口すら見えません。

獲得した報酬で強い武器を買い、さらに強いモンスターを討伐することによってより多くの報酬を得ることができ、ゲームを進めることができます。

時間資本で貯金を作ったのなら、それを再投資する必要があります。

例えば、5万円の貯金は寝かせておけば5万円ですが、5万円でオリジナルTシャツを製作し、15万円の売上が発生すれば貯金は10万円になります。

「お金は使わないと入ってこない」
そんな言葉を勘違いして単に支出を繰り返していてもお金は入ってきません。
著名な経営者がこのように発言するのは、
「時間資本は利率がとても悪いので、金資本を運用して利率を良くしよう」という意味で言っていると解釈します。

単なる支出において、お金は使ったら手元から無くなるのは当然ですね。

時間資本で得た金資本を運用し、その錬金術を繰り返すことで、時間資本の消費量が軽減します。
ついには時間資本の働きを金資本に置き換えることで、時間資本を運用しなくてもよくなります。
完全に時間資本の運用がゼロになった時、

攻略するべき道筋
・サバイバルから早々に抜け出す
・コアタイムを限りなく短縮する
・死亡しにくい環境をつくる
・楽にやる

これは全て達成されていることでしょう。

資産を増やすことで原資がより生きる。

このように金資本を運用し、資産を増やすことによって本来原資としていた時間資本は運用することがなくなります。
資本主義社会サバイバルゲームからの脱却です。

好きな時間に起きて好きな時間に寝て、美味しくて栄養のあるものを食べて、好きな人と多くの時間を共有でき、より多くの困っている人を助けることもできます。

根っからのゲーマーは、また一から始めてサバイバルゲームを再度楽しむこともできます。

資本主義社会のサバイバルゲームを攻略し、脱却した先では、人生の選択肢が大いに広がり、ひとりひとりが求める幸せの形を体現できるでしょう。

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著者:KOH (27) / Webフリーランス、経営者、ノマドワーカー
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