最近ハマってるココムの中でも特に面白かったのがこれ。

よど号ハイジャック事件の韓国視点の話。

当時、よど号のパイロットに「ここは平壌です」と平壌に誘導するフリしたソウルの管制官の男性채희석氏がメディア初登場。

채氏は事件3日後にめっちゃ偉い人から「よど号のことは口外するな、バレたら殺す」と脅され、奥さんにも長年言えなかったらしい。閑職に回され、2年後に半ば強制的に退職させられたとか。

この方が乗員乗客の命を守ったと言っても過言ではないのにこの仕打ち。怖い。

事件の約20年後に、境遇を知った国連軍司令部の高官が同司令部が管理する非武装地帯（DMZ）で土産物店をできるように手配してくれて、生活が軌道に乗ったそうな。それまでは奥さんの稼ぎで糊口をしのいでたらしいから、奥さんも辛かっただろうな。

いやーヒリヒリするぅぅぅぅぅ！！！

ってな感じで、使える言葉が増えると吸収できる情報も増えるから楽しいし、一つの事象をさまざまな国の立場から見ることができるのも、本当に楽しいなと再認識できた1年でした。

来年もいっぱい勉強するぞー。

※ 補足でこの記事も読むとますます面白い。

よど号　半世紀後の「謎の核心」　赤軍派「平壌へ行け」 どうして韓国に着陸　KCIA部長から「閣下の指示だ」 https://www.nishinippon.co.jp/sp/item/n/560496