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母さん、ゴビ砂漠で迷子になったらどうしよう?

エアコンで身体を冷やしうっかり夏風邪を引いてしまい、ここ数日日記の更新をお休みさせていただきましたので、しばらくぶりの更新です、ゴホンにちは。

いよいよゴビ砂漠出発まで残り3週間を切りました。こんな時期に風邪引いたりして、走力不足や体重過多の不安もあるんですが、何より心配しているのが実は

ゴビ砂漠で迷子にならないか

という問題です。

何しろ私、地図を読むのが大の苦手。Google Mapは進行方向が上に来るようにスマホを回しますし、歩いていて2回曲がると方角を見失います。東西南北を脳内で処理できず、いちど自分の身体+手足の上下左右に置き換えないと動き出すことができません。

こんな私がどうやってサハラ砂漠の250kmを完走できたか? 答えは簡単、前に行く人を追いかけただけです。

数千人から数万人規模のマラソン大会に出たことがある人はわかると思うのですが、よほどハイペースなランナーを除いて、42kmの道中で前後の人が見えなくなるというケースはまずありません。

サハラマラソンには1,000人以上が出場していましたので、オーバーナイトステージの日暮れ時刻以外(日暮れ後はヘッドランプなどの明かりがある)は、前後のランナーを確認することができたので道に迷う心配はありませんでした(しかも、道の岩や木々が蛍光塗料でマーキングされていました)。

今回のゴビ砂漠は出場者が20-30人ということで、だれかと一緒に走るという約束でもしていない限り、道中はおそらくずっとひとりぼっちになります。しかも、説明資料によると道しるべの間隔は500m単位らしいです。いくら見晴らしのいい砂漠だといっても、迷子にならないか超不安。

レースの持ち物リストには必携では無いものの「GPS」の持ち込みが強く推奨とありまして、過去の大会情報を調べてみると地図は配られず渡されるのはGPS(緯度経度)座標の一覧のみらしいことがわかりました。そもそも「GPS」って何だ?

スマホの地図のGPSってこと? だとしても、現地のSIMを買うかソフトバンクのグローバル対応で現地キャリアのアンテナを拾えたとしても、ゴビ砂漠で電波を拾える保証はなく。

となるとガチ登山愛好家が腕に嵌めてるあのごっついGPS時計を買うしか無いのか? 買ったところで使いこなせる自信がないぞと調べ始めたところ、電波が通じなくてもスマホアプリさえあればGPS座標が拾えるらしいことが判明。

仕組みはよくわかりませんが、携帯電話には電波受信とは別にGPS受信機能があって、インターネットがつながらなくても衛星からの電波が受信できる場所であれば、オフラインのスマホでもGPS座標がわかるらしいです。そして事前にマップをダウンロードしておけば、GPS受信するだけで現在地もわかるんだとか。

ゴビ砂漠に地図があるかは不明で、GPS座標があってもどれだけ役に立つかはわかりませんが、少なくともコンパスとGPS受信装置が動いていれば、いざという時はなんとかなるかもしれません。

砂漠で電池切れを起こさないよう大容量バッテリーと、GPSで検索したら出てきたアプリ数個と、北半球なので北を上にして右と上に緯度経度の数字が大きくなるという知識と、マスターキートン(パイナップルアーミーじゃなかったか?)を一冊胸に忍ばせていけば砂漠で迷子になってもなんとかなる?

と、とりあえずできることは全部やったつもりです。はい。

#36daysrun #ゴビ砂漠 #働く母さん #グレートモンゴリアデザートマラソン2019

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