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労働時間と自己成長について

労働時間は、国が定めた法律に則っている

 労働時間は、労働基準法という国が定めた法律に則って、その範囲内で仕事を行っています。これは会社側がイメージしている従業員皆さんの成長戦略ではなく、国が会社の事情や状況などと関係なく決めている事であり、従業員保護的な観点から作られているものです。ですから母体である会社が労働基準法に準ずるがあまりに潰れてしまうことも想定されます。会社は従業員皆さんと労働契約を結び、それに則って働いていただいておりますが、それも労働基準法を意識したものであります。
 従業員皆さんの人生で大切なものは人それぞれで、ある人は家族と過ごす時間や休日だったり、ある人は出世をして社長になり裕福な生活を送ることだったり様々と思いますが、人生にとって仕事はどうあるべきでしょうか。
 人は24時間という平等な時間軸の中で生活をしています。その中で朝の準備、通勤時間など含めると、仕事のために使う時間は1日の2分の1を占める割合になると思います。それだけ仕事に人生を投資するわけですから、それなりの成果を達成したいと思いませんか。皆さん仕事での目標は何ですか。高いお給料をもらいたい、店長になりたい、経営者になりたい、それぞれ持っていると思います。ですが、その目標に達成することを逆算した職務を会社は与えているわけではありません。あなたの目標を達成するための指導や協力は、労働基準法によってできないのです。ですが、皆さんの未来を考えた時、それでよろしいでしょうか。
 私は自己成長に務めれば、必ず成功を掴めると思っていますので、自宅で仕事の勉強したり、残業、休日出勤も会社から言われたから行うのではなく、現在の自分に必要な成長であるから、いとわず進んで行ってまいりました。サラリーマン時代から今もその姿勢は変わりません。

会社と従業員は一蓮托生

会社と従業員は一蓮托生(結果の良し悪しに関わらず、行動・運命を共にすること)です。「同僚より成績が良ければいい」のようなどんぐりの背比べでは会社は弱体化し、皆さんのお給料は上がりません。三本の矢(一本の矢はすぐ折れるが、三本まとめれば折れにくい。)や、1人+1人は2人力ではなく3人力など言われるように、営業という個人勝負の世界であっても、ライバルの同僚に助言したり、助けあってほしいと思います。会社の名前やブランドが広まり良い評判が高まれば、それだけあなたも売りやすい環境になります。逆に悪い評判が広まれば売れなくなり、それが自分に返ってくるのです。会社の業績が上がれば、従業員全員に必ず恩恵があると思います。ですから、会社と従業員は一連托生なのです。
 仕事は長時間すれば良いというものではありません。集中して1時間で2時間分の仕事をやる人もいます。ですから、自己分析をして自分の強みや弱みを知り、目標設定をして達成に向けた自己管理をしっかり行い、労働基準法に則った範囲で皆さんの仕事での夢や目標を達成して行っていただきたいと思います。チャンスという言葉を私たちは良く使いますが、これからはチャンス(偶然にやってきた好機)を待つのではなく、積極的に好機を自分で掴み取っていくオポチュニティを意識して仕事に取り組んでほしいと思います。
 人生で重要な一つである仕事について、どう向かい合うかも皆さんの自由です。ですが、何かのご縁があって巡り合った会社で、入社の時は夢を抱いて入社されたと思いますので、充実した楽しい時間にしてほしいと思います。

仕事に取り組む上で大切な事。テクニカルな内容より心の部分を重要視した文章を心がけています。皆さまのサポートよろしくお願いします。