花言葉は「高貴」「高尚」

　洋菊、古典菊と様々な種類のあるキク。皇室の紋章でもおなじみで日本を代表する花ともいえます。その花言葉「高貴」は、気品あふれるキクの花姿、また先に日本では先にふれた皇室の紋章として使用されていることも由来です。

　どんなに姿、形が特異なものだったにしても、中身が芯が整っているとその全体像は結果、品が伴い、美しく見えるものです。それは人にしても、ものにしてもしかりです。日常の生活を営むに当たり、品ばかりを考えるわけにはいかず、時としてハメを外した行動・言動をヒトがとったり、いびつな使い方をしてしまうモノがあったりするものですが、その「主軸」で品行よろしく立ち振る舞うことが出来たとき、高尚な扱いにふさわしいヒト、モノに成り得るのではないでしょうか。いざというときの「原点」回帰こそ、生きる術だったり物事の価値基準に当たったりすると思われます。