「良いこだわり」と「悪いこだわり」② #03
こだわりには2種類ある。
今日は、「悪いこだわり」について。
小さい頃からの刷り込み
悪いこだわりって、自分で気がつけていないから厄介だと思います。
夏未先生のVoicyを聞いて夏未マインドを刷り込んでいたとしても、私が小さい頃から刷り込まれてきた事はなかなか書き換えられない。
というか、刷り込みと気が付かなければ、刷り込みは消えないのですよね。
だけど、たった一言で刷り込みに気が付き、心がスッキリしたなぁというお話です。
ヨガインストラクターをやっている方は、どこか共感していただける部分があるかもしれないです。
私の昔話から入るので長くなります🙇♀️
「悪いこだわり」を育ていた過去
私は3年前、ヨガインストラクターをしながら、レストランでアルバイトしつつ、週に1回パンをたくさん焼いて雑貨屋さんにパンを卸すお仕事をやってました。ヨガだけでは生活できず、3足のわらじです。
すべて好きなことだったけど、体力の限界は感じていて、歳をとった未来は全部できないだろうなぁと思ってました。
当時の私はビジネス脳がまったくゼロで、体力がなくて稼げないなら別のことをするしかないと思いこんでました。
(今なら、単価UPや集客に力を入れたり、レバレッジがきく方法をもっと考えると思う)
そうモヤモヤ考えているとき、コロナで全ての仕事ができなくなりました。諦めの早い私は、スパッと転職する方向に舵をきりました。
すべての時間をWebの勉強にあてて、没頭しました。もともとPC作業は好きだったので、大変ではあったけど楽しかったです。
全力投球をしただけあり、わりと早い段階でお仕事になって、気がついたら仕事以外のことができないくらい忙しくなりました。
「投下したエネルギーの分だけ返ってくる」
ってやつですね。
こういった達成経験も、私のなかの「悪いこだわり」を強くしたかもしれません。
(何が「悪いこだわり」なのかは、後で書きます。)
ほとんど家から出ず座り仕事ばかり。仕事をしまくって2年経った頃、食事も時短で済むものばかりになってました。当然、身体が弱くなり、心も弱くなりました。体力も心のバランスもギリギリで過ごしてたと思います。
そしてあるとき糸が切れて、大口取引先2社のお仕事を断ることにしました。お仕事も収入も7〜8割減りました。
その後いっきに精神状態が下降。鬱状態になり、1日横になったままで、何もできない、何も考えられない期間が2〜3ヶ月続きました。
このままでは良くないと、漢方薬局に頼りつつ、散歩を少しずつ始めて、生活習慣を整えることから始めました。すごく長く感じた期間です。
それでも、鬱病から立ち直るのは早かったかもしれません。
6ヶ月経った頃には、また何か始めたいと思うようになりました。
(心療内科などは行ってません。薬で治すのは抵抗があったので。)
何が「悪いこだわり」だったのか
ここからが本題、「悪いこだわり」について。
気の合う取引先とのお仕事のみするようになり、貯金を崩しつつですが、心地よく仕事ができるようになりました。
心の余裕がでてきたら、また『やっぱりヨガを伝えていきたい』と思うようにもなりました。
Web業界にいたことで少しマーケティングを学ぶことができ、今度は続けられる形でヨガを伝えることに挑戦しよう!という気持ちです。
ただ、葛藤がありました。
『Webデザイナーとヨガ、両方きちんとできるのか?』
『ヨガに全力投球せずにちゃんと仕事になるのか…?』
葛藤しつつも、並行して進めていました。
そんなとき、夏未先生に相談したら、、、
『両立できるものを捨てなくて良い』という回答。
『えっ・・・😳⚡✨』
あっさり私の「悪いこだわり」を切り離しました笑
私は、『そっか。捨てなくて良いのか!』と気持ちが晴れました。
単純ですね〜🤭
『だって、デザイナーの仕事好きじゃん。生活のために選んだけど、かなり気に入ってるし。元々デザイン好きじゃん!』ってなりました笑
どっちかのせいで片方の仕事がうまくいかないとか、そういった気持ちでなければ、わざわざ捨てる必要はないのですね。
そして、このタイミングで翌日、インスタつながりの友人と初めて会うランチへ行ってみたところ、おもしろいことに気が付きました。
初対面の彼女。
実はインスタで発信している内容以外にも3つのお仕事をしていたのです。
しかも堂々と!
他にもいろんな経歴を持っていて、私と似てるな〜と思いました。
でも、ひとつ違う点が。
彼女はいろいろな仕事を堂々としているのに、私はもっとやることを絞らないと〜💦と思いながら仕事に取り組んでいたんです。
はたして私のように不安を抱えた心持ちで成果につながるでしょうか?
当然、成果につながるのは、堂々と取り組む彼女の方ですよね。
才能開花スペシャリスト講座Zoomの翌日に出会った彼女。
私の気付きをさらに強いものにしてくれました。
本当にありがたい気づきと出会いでした。
刷り込みは小さい頃から
私の父は、仕事一筋のエンジニアです。
決めた仕事は貫き通す人でした。仕事の話をし始めるといつも止まらない人で、仕事が好きなところを私は尊敬してました。
そういった姿を見てたから、「決めた仕事は貫き通すべき」とういう刷り込みがあったのかもしれません。
十人十色。合う思考と合わない思考ってあるもんですよね。
育ってきた環境は変えられないけど、今なら誰と話すか、誰と接するかは選べます。違う考えであっても、それはそれと受け入れられます。
自分にフィットする考え方や人、環境なら、自分がもっと自分らしくいられるようになるんだなと実感したのでした。
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