今更ですがVIVANTがすごかった!

気になってたんですよ。
すごく人気のドラマだというのも知ってて。
なのになんでもっと早く観なかった自分ー!!と思いました!
めっちゃ面白かったし、面白い本を読んだ時のように感想を誰かとシェアしたい気持ちになったので、忘れないうちに書こうと思います!

私のnoteはいつでもがっつりネタバレ有りが基本なので、今回もそのスタイルで。
あ、でも誤爆への配慮はします!
なのでちょっと空欄を設けます。失礼。






まず、私が予想してた展開を聞いてください!
全然当たってないのですが(笑)

・乃木の同期の山本、最初から何となく怪しかった!
Twitterでも書いたのですが、大河の真田丸が好きで当時すごくハマって観てたんです!
その時の主演の堺雅人さんの信頼する家来の役だったのが、今回の山本。
うわー!この二人、並んでるとなんか目が嬉しい・・と思ってたのですが、たまにフッと見せる山本の表情とかカメラワーク(笑)で、なんとなく変な違和感があった気がして。
あえてそう見せてたのでしょうが。
誤送金問題の関係者を集めて、太田さん生存を乃木が叫んだときの山本を見て「お前やっぱり!!」と思いました(笑)
そしてめちゃくちゃショックー!!
あんなに源次郎さまに忠誠を誓ってたのを忘れたんかお前は!!って。
思い入れのあるキャラクターだったので特にショックでした。
一番の味方っぽい人が黒幕っていうあれね、と思ったり。

・父上も怪しかった!
あ、すみません!
これは、鎌倉殿の十三人の小栗旬の父上という意味です(笑)
今家族全員でVIVANTを観ているのですが、同じく鎌倉殿もみんなで観ていたので、「父上」と呼ぶのがみんなになじんでて(笑)
公安部部長の佐野さん役の坂東彌十郎さんです。
父上の役の時に初めて知った俳優さんなのですが、笑顔が本当に素敵で。
大好きです♪
そんな父上、乃木と黒須がいるブルーウォーカーの太田さんの部屋に乗り込むとき、なんだか妙に尻込みしてる様子に見え・・ませんでしたか?
わざと止めようとしているような。
乃木たちがうまく逃げおおせることを望んでるような?
その少し前に野崎さんから情報を聞かされていたので、その時から この人なんか隠してる!?もしや別班!?とか思ってて。
怪しい人全員に対してそう思うから、頭の中では別班だらけです(笑)
ここまで観たとき、この佐野さんも実は別班で、ベキも実はまだ個人的に公安の任務として動いていて、この二人が実は日本のために結託しているのでは!?と思いました!
全然違ったけど(笑)
父上には悪い人であってほしくなかった。
まあ結果悪い人ではなかったんですけど。(だよね?続編はわからないけど。)
でも、俳優さんとして父上のことがすごく好きなのもあって「あれだけでは終わらないはずだ」と思って、最終回のほんとのラスト、ごく内輪のモニターは誰だ!?ってなって、あのスーツの後ろ姿からカメラが寄って行ったとき「あれ?父上、手がお若い」とか思っちゃいました(笑)
てっきり父上じゃないかと。
そしたら新庄で、うおー-いマジかー-!!ってなって。
びっくりしたー!
ちなみに新庄の我が家での呼び名は「フォーキー」です!
トイストーリー4。(笑)

あ、話がそれちゃった。

・あと、何ならニノも怪しくなかった!?
私、大きな意味ではノコルも裏切者だと思ってました。
ニノの乃木に対する嫉妬のような、簡単に言い切れないような感情があったからか、なんかずっと怒り?のオーラみたいなのがあって。
なんか隠してるのかな?って。
でも、赤ちゃんの時にベキがノコルを育てようと決めた回想を観て、ノコルのベキへの忠誠が本物だと知り、「ほなノコルとちがうかー」って思って。(ミルクボーイ風)
でもなんかずっと言動が悪者っぽかったんですよねー私から見たら。
ニノの不機嫌な演技は、そのままにみえちゃうんだよな。
「悪者に見える善人」に見えないというか。
内包するものが何もないように見えるというか。
機嫌悪いなーいつまでも何怒ってんのよって思っちゃうのが少し邪魔になってた感はあるかも。
怒り?で怒鳴るときも、なんかそのセリフありきというか。
言おうとして言ってる感じに見えてしまう。。


あと単純に「キャー!!」って思ったシーン。
たくさんありすぎるんですけど。

初期の頃の一番は、何と言っても野崎さんの登場シーン!
かっっっこよ!!!!って思いました。
ヒーローや!と思って。
結果的に乃木が自分でどうにかできてたんだけど。(これにも超びっくり)
あと黒須の登場シーンも。
大の男である夫でさえ「ぉぉ・・・!」ってため息交じりでした(笑)
スマートに登場しすぎー!!
かっこいいー!!
ブルーウォーカーの部屋でバナナを壁にビシィィィィ!!ってやるときも超カッコよかった!!
でもあれって乃木というより黒須の実力を見せたのでは?とは思ったけど。
太田さんは乃木に言ってましたよね?
でももうどっちでもいいや。かっこいいから。笑
あとちょいちょい出てくる野崎さんのウインク(笑)
これは外せない。

あと、6話の終わりかな?
大規模な会議のあと、そこに潜入してた別班のメンバーだけ残されて、シャキッと今度は別班の会議が始まるところ!
フゥ~~!!ってなった(笑)
かっこいいシーンがすごく多いドラマだったなー!!
松坂桃李の、一般人としてサラリと会場に入ってくる感じもさわやかすぎたし!
ただ、別班の会議は部屋の中央に集まっていて、会場いっぱいにあった机といすが全部周りに片付けられていたのを見て、あのメンバーで(もしかしたら司令も?笑)はじっこに寄せたのかなと想像するとおもしろかった(笑)

全編通して一番びっくりしたのは、やっぱり7話の乃木が別班メンバーを全員撃ったところでした。
中学生の息子と観てたのですが、あまりのことに「へ!?何!?何があった!?」とパニクる私に「乃木が仲間を撃ったんでしょ」と冷静に言い放った息子に圧倒され。
「え!?えー--!?なんで!?」とさらにパニクり続ける母。
いやービックリしました。。。
からの、7話で何がしんどかったかって、8話の予告ですよ。
乃木が黒須を撃とうとしてるぅぅぅぅぅー---!!
乃木も黒須も視聴者も精神崩壊するやつや。。
仲間になんらかの危害を加えるように敵から強要される展開、映画やドラマや小説でいくつも観たことあるけど、数あるシーンの中でも抜群にキツくないですか・・?
無残に殺されるシーンもそりゃつらいけど、さらにつらい。
ほんと辛かった。
でもそれも乃木の能力によって、黒須の安全は約束されていたんですね。
短い間のつもりとはいえ、ずっと黒須をだましてる状態で乃木さんもつらかっただろうな。

ちょっと気になってるのですが、あの銃のやりとりのあと、ベキとノコルが話していて、ベキが「私が仲間を殺すように命じるのをお前は分かっていたのか」とノコルに聞き、ノコルが「私はあなたの息子ですよ」と答えるところ。
あれは、「もちろん分かってましたよ」という意味ですよね?
また、最終話で黒須とともに天井から吊るされてる乃木に、「任務としてここへ来たのか」とベキが聞いて、一連の流れの種明かしがされるシーンで、黒須はどんなにひどい目にあっても仲間のことは言わなかったし、乃木が殺したように細工していた別班の他のメンバーが実は生きていたことにベキが喜んでたシーン。
「仲間を大切にする人間は、生かすに値する」というようなことを言ってたと思うのですが。
これって、ノコルと乃木の「仲間」というものに対する意識に少し差があったということを表してる・・んですよね?
「私はあなたの息子ですよ」とノコルが答えた時のベキの表情がすごく寂しそうな、なんとも言えない表情に見えたので、ベキもノコルのその感覚(仲間を殺すのもいとわない)をちょっと危ういものとして捉えてるのかな?と私は受け取ったんですが。
一方、乃木は殺したと見せて実は殺してなかった。
その違いにノコルも自分で気づいて、最後に乃木のことを兄だと認めるに至ったのかな?と思ってるのですが、解釈合ってますか・・?
それとも「私はあなたの息子ですよ。仲間を大事にするかどうかを見極めるために、乃木を試したことはもちろん分かってますよ」まで含んでたのかな?
だとしたらあのベキの寂しそうな顔は・・?
ここだけちょっと気になります。

あと、テントの成り立ちにめちゃくちゃ感動しました。
世界から恐れられているテントは、実は子どもたちを守る大きな愛でできてたなんて。
特に、私のノコルへの疑いが一気に晴れたあのシーン。
「弟のノコルだな」からのかわいい赤ちゃん。
あそこもう・・素晴らしかったな。
Twitterでも、あの赤を基調にしたVIVANTのドラマの・・なんていうんだ?
アイコン?サムネイル?ドラマのポスターとかで使われそうなあの写真。
主要メンバーが並んでるやつ。
あれの、役所広司の隣に林遣都も並べるべきだって言ってる方を見かけましたが、ホントそうだなーと思って。
林遣都の演技が素晴らしかったー!!
彼ナシでは語れないドラマ。
あと、アディエルもテントの一員だったのにもビックリ。
あの空腹の少年が名乗ったとき、「え゛ッ!」て声出ました(笑)
あれは本当に偶然なんですよね??
素晴らしい運命の導き!

あとあと、乃木と野崎のあの絆!
私、小説でも「お互いがそうと気付かずに支え合っていた、思い合っていた」系にヨワくて。
これは乃木が野崎を信じていろいろ助けてもらうためのヒントをバラまいていたので、構造的にはちょっと違うかもしれませんが、あの感じ好きだったなー。
野崎さんもちゃんとすべて拾ってくれて。
乃木も自分が野崎からマークされてることを知り、乃木が気付いてることに野崎も気付いてる段階でのやりとりもすごくよかった。
言葉に出してはいけないけど、結束している感じが。
それに、野崎さんとチンギスの関係も良かった!
最初は何なのこのマウイ!(我が家での呼び名。モアナと伝説の海より。)ってすごく憎い存在だったけど、最後の活躍。
ありがとうチンギス。

でもあの・・ハリーポッター。
あれは・・よかったんですか??(笑)
私は一応スネイプ先生がそういう立場だってことだけは知ってたのでいいのですが、けっこう物語の根幹部分のネタバレだった気がして、ネタバレ気にする民としてはちょっとヒヤっとしました。
もう遅いけど。

たまに出てくる薫先生との恋愛シーンでは、テレビよりむしろ恥ずかしそうにしている我が娘を見てるほうが楽しかった(笑)
無駄に恋愛要素を詰め込んでこなかったところも個人的にはよかったです。
そこじゃないのよあのドラマは!

ラストに向けては、あの「実はあとで寝返ることに気付いていて、それに備えて裏で手をまわしていた」っていう、よくある展開と言えばそうなんだけど、でもやっぱりお見事だよねっていうあの展開もよかった!
檀れいさんが好きなので、序盤に裏切られたときはショックだったけど、最終的にまた好きになれてよかった(笑)

あと、ほんとのラストですが、新庄の助けを得てベキたちが日本に渡り、当時ベキを裏切った橋爪さんの家に押し入ったとき・・
あれは・・やっぱり殺してないんですよね・・!?
私はそう信じてるのですが・・だから続編があるんですよね??と思ってるのですが。。
長野専務の取り調べのとき、最後になんかモノ言いたげな顔をしてたこととか、野崎さんの可愛がっていた部下の話とかも続編で出てきたりするのかな・・?
ブルーウォーカーはもう別班の新メンバー加入は決定ですよね?
今度はちゃんと世間と足並みをそろえて観たいなーと思ってます!
この前終わったばかりだから年単位で待機ですよね、きっと。
待ち遠しい。

思い出そうとすれば他にもたくさん書きたいことはあるのですが、永久に終われそうにないのでやめときます。

↑で私が気になってること、教えてくれる方やそれについて語り合ってくれる方がいたらDMください(笑)
ハリーポッターに詳しい方も地味に募集中です!