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リフレーミングで人生を豊かに

こんばんは。晴れときどきYUです。
突然ですが、皆さんは『リフレーミング』という言葉はご存知ですか。
リフレーミングとは、『ある出来事や物事を、今の見方とは違った見方・感じ方をすることで、それらの意味を変化させて、気分や感情を変えること』をいいます。リフレーミングの意味は下記に詳しくご紹介します。

リフレーミング(reframing)とは、ある枠組み(フレーム)で捉えられている物事を枠組みをはずして、違う枠組みで見ることを指す。元々は家族療法の用語。西尾和美『リフレーム 一瞬で変化を起こすカウンセリングの技術』によると、「リフレームの目的は、今までの考えとは違った角度からアプローチしたり、視点を変えたり、焦点をずらしたり、解釈を変えたりと、誰もが潜在的に持っている能力を使って、意図的に自分や相手の生き方を健全なものにし、ポジティブなものにしていくこと」とのこと。
同じ物事でも、人によって見方や感じ方が異なり、ある角度で見たら長所になり、また短所にもなる。例えば、試験で残り時間が15分あった場合、悲観的に考えた場合は「もう15分しかない」と思えるし、また楽観的に考えた場合は「まだ15分もある」と思える。(Wikipediaより参照)

皆さんは上図の水差しを見て、中の水の量は少ないと感じますか、それとも多いと感じますか。
僕はこの水差しの画像を見て、「ちょっと少ないな」と感じました。
中には「半分もあるじゃないか。まだまだ多い」と感じる方もいらっしゃると思います。

このように、同じ水差しの画像でも人によっては多く感じたり、少なく感じたりと人によって感じ方が異なるわけで、各人が置かれる状況や抱いている意識によって、水差しの中の水の量の感じ方が変わるといわれています。
食事を取ったあとですと、水の量を多く感じるかもしれないですし、ランニングをして喉がカラカラな時は量が少なく感じるかもしれないわけで、置かれた状況や意識で見方・感じ方は変わってきそうですよね。

このリフレーミングは、日々の考え方・感じ方を変えるアプローチになるかと思われます。
例えば、ある人が自身の性格を聞かれて、「心配性なところ」と答えたとしましょう。「心配性」という点を着目すると短所になるのかもしれません。
ですが、「心配性」という点をリフレーミングすると、「慎重」「人に気を配れる」などと短所も長所に変えることができます。

僕もHSP気質なため、神経質かつ自己否定感が強い傾向があります。
ですが、僕自身の性格をリフレーミングすると以下のように変えることができると思います。
・「神経質」⇒「清潔」「気が利く」など
・「自己否定」⇒「謙虚な」「低姿勢」など

「僕は気が利き、謙虚な性格なんですよ」などと言ってしまうと、聞いた相手は「自意識過剰だな」とマイナスイメージを持たれてしまうかもしれませんので、注意が必要ですが、皆さん自身の中でマイナスな感情が生じた時には、リフレーミングしてみるとよいかもしれません。自己肯定感を大切にすることが重要です。「考え」にフォーカスを当てるという点では認知行動療法と似ているのかな~と思います。

6月になり、世の中が本格的に再始動してきている感があります。
これまで長い自粛期間の中で、自粛後の通勤・通学で、連日の感染症に関するニュースを見聞きする中で、心が疲弊しているかと思われます。
心が疲弊すると、自己肯定感が弱くなる傾向があります。セルフリフレーミングではないのですが、自己肯定感を高める習慣を大切にしていきましょう。

リフレーミングシート、リフレーミング辞典などもネットで見れますし、リフレーミングカードなども市販されているようですので、ご家族などで相手の短所を聞いてリフレーミングする『リフレーミングゲーム』などをされても良いかもしれませんね。

前職でコミュニケーション講師の方と多く関わる機会があり、その講師が『リフレーミング』について講座の中で話されていたのを思い出し、今この時期にリフレーミングは必要かもしれないと思い、記事を書かせていただきました。
改めてではありますが、『自己肯定感を大切に』していきましょうね。
次回の投稿もよろしくお願いいたします。

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