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週刊趣味日記【2023年11月第1週】

序文

皆さん、こんばんは。
今週も筆者の一人語りの時間がやってまいりました。

今週のトピックは、
・また遊戯王でクソデッキ作った
・原神とスターレイルの情報過多
・この記事のヘッダー画像に関する小話

この3本となります。

では、張り切っていってみましょう!

正しいクソデッキの作り方

先日、なんか久しぶりに馬鹿みたいなデッキ組みたいなーと思い、遊戯王マスターデュエルで美少女カードを大量に突っ込んだデッキを組もうとしました。
すると、そのためのカードを集めている道中で、とある事に気がつきます。

各種霊使い、閃刀機のウィドウアンカー
オオヒメ御巫からの誘い輪舞など……

いくつかの美少女カードが、相手のモンスターを奪う効果を持っていることに。

おそらく、相手のモンスターを奪うという効果が美少女キャラのビジュアルないし想像できる戦い方として、比較的親和性が高い部類だったからだと思いますが、どういう形でも、そこに"シナジー"の可能性があれば、追及してみたくなるのがデッキビルダーというもの。
そう思い至り、ただ美少女を集めるだけの予定だったところを"美少女×コントロール奪取"という方向性に絞って、再びカードを集めることに。

コンセプトは"相手のモンスターで戦え!"

……まぁ、結論から言うと、この方向性はあまりうまくまとまりませんでした。
閃刀機パッケージから各属性霊使いに柔軟にアクセスする動きや、コントロールを奪ったモンスターと《ブラック・マジシャン・ガール》で《交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン》に繋ぐ動きはなかなかユニークでしたが、流石にカードが少し足りなかったのと、結局《交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン》とかいう男に頼らなくてはいけなくなったりしたのがネックでしたね。
地味に《宣告者の神巫》用カード+閃刀機リンクモンスター+各種霊使いと、EXデッキの圧迫度合いもすごかったです。

そんなこんなで、当初の美少女カードを面白く使うという方向性はあえなく没となりましたが、その道中で、これとはまた別の発見が1つありました。
それは《宣告者の神巫》1枚でランク6エクシーズまで繋がるという点。
《宣告者の神巫》で《虹光の宣告者》を墓地へ送ることで、儀式モンスターの《イリュージョン・オブ・カオス》をサーチでき、それを《マジシャンズ・ソウルズ》→《ブラック・マジシャン・ガール》特殊召喚と繋ぐことで好きなランク6エクシーズモンスターがエクシーズ召喚できます。

それに加えて、そのエクシーズ先を《甲虫装機 エクサビートル》にし、その効果で最初に《宣告者の神巫》で落とした《虹光の宣告者》を拾いなおすことで、もう1枚儀式カードをサーチできるということも判明。
そうしたら《イリュージョン・オブ・カオス》と《高等儀式術》で《イリュージョン・オブ・カオス》を儀式召喚できますし、他にも《オオヒメの御巫》で追加の妨害を立てたりもできます。
いずれにしても、なかなか夢が広がる展開だなーと思ったので、このへんの動きを主軸にデッキを組んでみることに……

単体で強いカードが多いので回せなくはなさそう

……したんですが、途中から自分でも方向性が迷子になり、最終的にいろんなシナジーをごった煮にしただけの謎の紙束が完成してしまいました。
一応、単体で強いカードを中心としたグッドスタッフとは言えなくもないですが、そう考えると今度はブラマジ要素の立ち位置がよく分からなくなるので、結局よく分からないですね……

というわけで、数時間もかけて、よく分からないクソデッキをまた1つ生み出してしまったという報告でした。
今回の反省点は、やはりコンセプトを明確にしなかったことでしょうね。
全体的に方向性をふわふわとさせたままデッキ構築を進行してしまったことが、最終的な構築に如実に表れているなーと思います。
皆さんも、デッキを組む時は、そのデッキがどういう方向性を目指しているのか、正しく明瞭に意識することを心がけていきましょう。
コンセプトは大事。これ真理。

星を渡り、海に沈む

先週、記事のトピックにする予定だった『原神』の最新バージョン情報番組が1週間延期となった旨の話はしましたが、その結果、まさか同会社ゲーム『崩壊:スターレイル』の情報番組と日取りが被ることになろうとは……
オタクくん情報過多で死んでまうぞ……

そんなわけで、無事その終末の日を迎えたわけですが、やはりオタクくんは生き残れそうにありませんでしたね。
まずは『崩壊:スターレイル』の方。
新キャラのビジュアルは前もって公開されていたので、今回も特に引くキャラもいないかなーと高を括っていたんですが、この手のゲームでは動いている所を見ると欲しくなる現象があることをすっかり忘れていました。

どことなく『原神』のスクロースにも似ている

お前、さては可愛いな?
美少女ゲームをやって育ってきた世代のオタクなので、こういうオドオドとしたキャラを見るとイタズラしたくなりますね。
……ああ、もちろん、他意はありませんよ。ぐへへ。

冗談はさておき、性能面の方もウチの手持ちに欠けている(というより羅刹がいない。ただただ羅刹がいないだけで何故こんなにも苦しくなるのか)ヒーラー枠を埋めてくれそうなので、よほど性能が酷いということでもなければ、まず引いて良さそうだなーと考えています。
本当は新星4キャラの寒鴉も欲しかったんですが、あちらは女受けが良さそうなキザ男と既に持っている銀狼のガチャに入ってしまったので、無理に狙うと痛い目にあいそうで……
かつて『原神』で星4のレイラ1体のために2天井分回した私が言うんだから間違いない(戒め)

加えて、さらにその次のVer1.6になったらルァン・メェイや雪衣といった新キャラも実装されると来ているので、しばらくスターレイルのガチャには困りそうにないですね。
むしろ、今まで割と好みのキャラが来なくて悩んでいたので、個人的には嬉しいところ。

そして『原神』の方ですが、いや、こっちの方が色々と衝撃的でしたね……

のっけから「水神、死刑。」で始まるのやばすぎでしょ。
不穏テーヌここに極まれり。

その上、PVで新キャラがしれっとお披露目されたり、シャルロット専用のカメラアイテムが実装されたり、白先生が復刻されたりと、せいぜいガチャの内容がどうなるかなーぐらいの軽い気持ちで見ていた筆者は、無事にその圧倒的な情報量に押しつぶされてしまいました。
きっと、その亡骸は水の底に沈んでいる事でしょう。

そんなわけで、いろいろあって大変だった情報番組から一夜明けて、落ち着いた面持ちで今この文章を書いているのですが、やはりメインストーリーの展開が気になって気になってしょうがないです。
これ、本来だったら情報公開から1週間以上待たないといけなかったんですよね……
情報番組が延期になってくれたのは逆に良かったのかもしれない。
いや、良くはないか?

何にしても、待望のフリーナ実装に期待が高まる魔神任務と、今までのアップデートの中でも五指に入るレベルで期待感が高まっている今回。
果たして、その結果はどうなるのか。
そのへんの感想はまた来週か再来週あたりの記事で書こうと思うので、こうご期待。
……ご期待?

そこには"空"があった

この週刊趣味日記を書き始めた数か月前。
その場の勢いのまま第1回の記事を書き上げ、その内容を見返していた時、筆者はふと、とある問題に気づきました。
この記事のヘッダーはどうしようかと。

その時はこのシリーズが数か月も続くようなものになるとは考えていなかったので、別段そこまで深く考えていたわけではありません。
ただ、シリーズものの記事として、何かしらの統一性は持つべきだろうと思いました。
しかし、だからといって、このためにシリーズ用のヘッダー画像を用意するのも面倒……
そこで、筆者はnote備え付けのフリー画像の中から、空の写真だけをピックアップすることで、このシリーズのヘッダー画像に統一性を持たせることとしました。
風景の写真はバリエーションが豊富でしたしね。
そして、それ以来、この週刊趣味日記シリーズの記事におけるヘッダー画像は一度の例外もなく、全て空がテーマの写真ばかりとなっています。

では、なぜ数ある風景の中から、空の写真を選んだのか?
そこには、かつて放送されていた1つのテレビアニメの影響がありました。

それが『sola』という作品です。(引用動画は同作品のOP曲)
『sola』は2007年に放送されたテレビアニメで、知名度はいまひとつですが、見たことのある人からは良作と言われることが多い、いわゆる"隠れた名作"タイプの作品です。
その特徴は何といっても、青空のように透明感のある作風と、1クールで綺麗にまとまっているドラマチックストーリー。
この2つが織りなす相乗効果によって、どうにも口では説明しきれない、得も知れぬ世界観に惹かれてしまう。そんな作品です。
当時、この作品に影響されて、思わず空を眺めてしまう事が増えてしまったアニメオタクもそれなりにいたのではないでしょうか?
かくいう筆者も、その一人。

そして、先日。
このことがあったので、ふと気になって『sola』をおよそ10年ぶりに全話見返しました。
最後に見返したのが、同じ原案者の『天体のメソッド』が放送開始する前とかだったと思うので、正確には9年前とかになるんですかね?
月日が経つのは早いなぁ……

それはさておき、改めて『sola』を見た感想ですが、やはり色褪せない人間ドラマがありますよね、この作品には。
昔のアニメを見返すと「このノリ若干ついていけないなぁ」ってなることがあるんですが、この作品に関しては話の根本となる人間ドラマ――特にキャラクターの心情描写に当たる部分がしっかりできているので、いま見返してもほとんど違和感はないですね。
ただ、コミカルなシーンのノリは古の美少女ゲーム的な雰囲気を踏襲してる節があるので、そこだけちょっと合わない人がいるかも?

あとは、今時の人間ドラマ系作品と比べて、登場するキャラクターが総じて優しいなーと感じましたね。
昨今の作品で人間らしい心情を描く時、大体は負の側面を軸にした"悪性ドラマ"を展開することが多いですが、この作品はその逆――例えるなら"善性ドラマ"とでも呼ぶべきシナリオが展開されていきます。
少年と少女が出会うボーイ・ミーツ・ガールを起点として、複雑な胸中のキャラクターたちが入り乱れながら、最終的には皆が皆を助け合うような。
人の悪性をこれでもかというほど掘り下げた作品は今時に多いですが、そうなった今時分だからこそ、こういった人の善性も正しく掘り下げた作品が斬新に見えましたね。
価値観が一周するとは、まさにこのこと。

そんなわけで、これからも週刊趣味日記は筆者の気が続く限り連載していく予定ですが、そこには相変わらず、様々な模様を見せる空の写真があると思います。
そして、そこには空を見上げ、空に憧れた少年少女たちの物語の影響があったということを、膨大な記憶の海の中の、ほんの片隅にでも置いておいてもらえればなーと思ったり。
……いや、なんかちょっと恥ずかしいし、別に忘れられてもいいか?

まとめ

いかがだったでしょうか。
今週は割と中身が濃密で、文章量も普段より多めな気がしますが、主に『sola』が色褪せない名作だったのと、Hoyoverseが圧倒的な情報量でオタクを殺しにきてたせいですね。
特に後者はいろいろと予想外なところが多かったので、必然的に盛り上がりも凄まじいものになってしまいました。
来週は『原神』のアップデート、そして再来週には『崩壊:スターレイル』のアップデート。
楽しみなものが増えるのは良いことですよね。オタク文化万歳。
といったところで、今週の記事を締めくくろうと思います。
それでは、また。

P.S.執筆が間に合えば来週あたり、カードゲームの"サイドボーディング"に関する記事を投稿する予定です。
MTGや遊戯王など、サイドデッキ(サイドボード)ありのBO3ルールがあるゲームでは広く使えるテクニックをまとめていますので、もしよければ、そちらもご一読ください。
執筆が間に合えば、ですが……

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