若葉の峠

高い峠、低い峠、荒れた峠、のんびりした峠、さまざまな起伏の中に、さまざまな人生が織り込まれて、それで一筋の歩みのあとがついてゆく。
時には雨に降られ、風に吹かれ、難渋の重い足を引きずらねばならぬこともあろうが、また思わぬ暖かい日射しに、チチと鳴く小鳥の声を懐かしむこともあろう。
それでも元気で懸命に、越えられるだけの峠を越え、歩めるだけの旅路を歩みたい。
若葉の峠に、また新しい意欲をおぼえるのである。
松下幸之助

人生40年生きてきたら峠なんか山ほどあった、、と思っていたけど、またさらに経験したことない峠がある。
辛いなぁ、嫌やなぁ、と感じてはいるが、いつか懐かしめるぐらいになるのだろうと感じながら進んでいくしかない。
峠を転げ落ちないよう、気持ちの糸を張る毎日。
足を引きずららながら、一歩一歩でも前に歩いていきたい。
自分だけではない人生、家族と同じ道で峠を登れるよう、毎日緯度と高度を測り信じる方向を見ながら進んでいく。
脱落することもあるし、迷い込むことも、多々ある。
お互いの顔を見ながら支え合える人生、峠の道を作っていきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?