会いたい人に会ってきた

こんにちは。角刈りの角こと酢の者です。

2019年ももうすぐ終わるよという今日この頃ですが、正直こんなにあっというまの12月ってのも初めてでびっくりしてます。というのもだって二週連続でライブがあって運のいいことに全通できているわけですからね。

でまぁ今回の記事はその二週間の後半、12/28(土)に昼夜で2公演が行われたアコースティックライブ「おうたのじかん 今日はシンガーでいさせて!
についての感想とかを述べていく記事

という前置きから始まる予定だったのですが、

逸れまくったので完全に別にした記事です。


あと注意なのですが
自分語り若干のメタ思考
があるので、どうしてもそういうのが苦手な方は逃げてください。
そんな感じで始まります。



1. 正直今年一番期待してたライブ

少し昔の話になるのですが、こちらの記事。

私が音羽雫を推し始めた、2018/12/01の「ジェムカンカラオケパーティ」についての記事です。なんでこのタイミングでこの記事を出したかというと、今回の公演に向けていた想いの話をしたかったからです。

要するに音羽雫を知ってから早いことに一年くらいが経ったんです。
そして一年前、音羽雫に惹かれた一番のきっかけは彼女の歌でした。
力強くてかっこいい、癖が無い素直な歌声。歌うときの真剣なまなざしも楽しそうな笑顔も。私のなかにあった「歌に求めていたもの」のすべてが詰まったような完成系ともいえる彼女の歌です。

そこから一年を通して、配信やツイッターで観る普段のポン姉のふわふわ感がかわいいなって感じたことや、DMM VR THEATERで観たアイドルとしての輝く姿によって全く知らなかった世界の楽しさを知ったこともあって、たくさんの魅力を知り、彼女の歌だけでなく音羽雫という存在に対して魅力を感じるようになったわけです。

といった話を昔書いたのが下の記事です。ざっくりというと、
私が音羽雫を推し続けた約1年でいろんな感情の変化を経たゴールとして「アイドルとしての音羽雫」を推すようになったんじゃないかな。
って思ったので記録として書き残したものです。

しかしここが私のめんどくさいところ、(自覚アリ)

というのも、先ほど書いた「たくさんの魅力に気づいて」ってとこ、普通に考えればいいことではあるんですけど、実は心のどこかではなんとなく最初の気持ちが埋もれていくようで少し寂しさもあったんです。

ブーイングも覚悟の上ですが(この意見に対してと、私の普段のTLを挙げたうえでそれ言います?ってのとどっちも)正直なところ、彼女には"音羽雫"であり続けてほしかったという想いも並行してあったんです。いまのポン姉としてのふわふわじゃなくて、憧れのシンガーを前面に出したような。

といってもそんなに大きく悩んでいたつもりはなかったですけど。
個人的な上にかなり贅沢な悩みだし、こういう考えがあるので。


言うなれば「こういう世界線のほうがよかったな...」というたらればです。

そんな中でこのライブ。あの頃から約一年経った今に再び、「シンガーでいさせて!」といって歌だけを全力で歌ってくれるという機会に恵まれたわけです。そして「今日はいつもの"ポン姉"ではなく"音羽雫"として歌います」と本人が言ってくれてるわけです。

会いたかったあの人に、もう一度会える。

一年前のあの日の、あの人の、あの歌だけを聴くことができる。
もう一度、あの時に戻れる。

なら行って自分がなにを思ってるのか、改めて考えよう。
自分が納得できる結論をつけるきっかけになるはず。

というのがひそかに持っていたこのライブに向けた想いでした。
なんか気持ち悪い語りになりましたね。すいません。


あと、一年前はまだアイドルのライブに行くとか思ってなかったし、ジェムカン自体の印象が曖昧だったのもあって、いつかお歌を生で聴いてみたいなとは思ってたのですが、この"いつか"は本当にいつか。

そんないつかがこの日だった。そういうこともあってこのアコースティックライブは自分のなかではかなり特別な位置づけになりました。

2.会ったよ!あったあったんだ!

さっそく引用させていただいたのはこのライブの昼のセトリ。

そのなかでもこの話の核というか、もう一度彼女に会わせてくれたのが
椎名林檎さんの「人生は夢だらけ」

この曲は昼のセトリの8曲目。12/24に放送されたよーすぴサンタ配信のなかでリハーサルの映像として公開された歌でもあったため、どのタイミングで出すのかと楽しみにしていた曲でもありました。

この曲すっごい独特で難しいって素人の私が聴いても思うんですが、
そこはやはりおうたの権化(個人的に言ってる)の音羽雫のすごいところ。

各部の音程の丁寧さに加え、抑揚のつけ方もいわゆる元のコピーではなく、まさに曲に入り込み、取り込んでいるといえるほどの自然さでした。
特に最後の伸びへ向かう大きな助走といえる部分の「これが人生~」 のところの迫力は配信の比じゃなかったです。

そしてやはりこれが聴きたかった一番の最後の伸び。すごかった。

メンバー内でも頭一つ抜けたパワーと素直な伸び。そしてなによりも「歌が好きなんだ」ということが伝わる表情と声に込められた魂。
私が一番最初に彼女の歌を聴いたときに感じた「この人にしかない歌」
そして「私が一番好きな歌だと自信を持って言える歌」

また会えたんだ!

本当にうれしかったです。たった一年のことなのにあまりに懐かしかった。それどころか彼女はずっとずっと成長していて、あのときすでに完成された宝石だと思っていた彼女の歌はずっと磨き抜かれて輝きを増していました。


こうして原点に立ち返ってわかった最初の疑問の答えは、


「私のなかの音羽雫はやっぱりシンガーとしての音羽雫だった」
ということです。

となると今度は、「じゃあアイドルであってほしくはないの?」という疑問になるわけですが、その答えはすでに出てました。


3.ぶっちゃけ、どんな雫も好きなので



ポン姉呼びなところに日和が出てますね。


ツイートの日付 2019/12/22は、
GEMSCOMPANYのクリスマスライブ「Magic Socks」の3日目。
その昼の回のアンコールで歌われた「JAM GEM JUMP!!!」のなかで彼女が言った「私の居場所はここなんだー!!」という言葉に対して出た想いです。


私が彼女に常にシンガーで在ってほしいと思っているのは間違いないです。
それは、私が彼女を追いかけはじめたきっかけが歌だったからでもあるし、彼女の夢が「歌手になること」って自身で言っていたこともあって、それを応援したい気持ちもあったからです。

けど考えてみて思ったのは
「推しの進む道順になぜ私がそんなにこだわる必要があるのか」ということ

ある意味当然の話ですが、
彼女が思い描いているゴールは私には不可視のものです。

彼女の言っている「歌手になりたい」というゴールに対してアイドルとしての音羽雫」は決して回り道なんかじゃないし、もはや音羽雫から独立してきている「ポン姉」としての姿も何一つ悪いことじゃないんです。

彼女にとっては毎日がブラックホールなんです。
すべてを積み重ねた結果があの日から一年経った今の歌をつくったんです。

先ほど書いた通り、彼女の歌はずっと磨き抜かれて輝きを増していました。
こう思ったのはなぜか。それは彼女がGEMSCOMPANYとして積み重ねてきた努力によってはるかに成長したからです。

私の中で「アイドルと歌手はまったく違うもの」でした。今回のライブの「今日はシンガーでいさせて!」というサブタイトルも「歌手とアイドルは違うものである」という裏付けと捉えていました。

それ故に「アイドルとしての音羽雫」と「歌手としての音羽雫」
はたして自分はどちらが好きで、どちらとして彼女を見ているのか。
という疑問が生じていました。芥川賞と直木賞のように一緒にとれないものだと思っていたので。

しかし、私が考えてわかったことは「アイドルとしての音羽雫も歌手になりたい音羽雫も、どちらもはっきり存在している」ということ。そして、「どちらも彼女の一部であって、どちらかを下げたり、選ぶ必要なんて決してない」ということ。

そんでもってちょっとメタっぽいことを言うと、

彼女自身が正しいと信じて進んだ道が積み重なって"彼女"をつくって、
そのうえで彼女自身がなりたいと願った姿が"音羽雫"なんだろうな
ということです。

つまりは"音羽雫"を推すということは、「アイドルとしての音羽雫」も「歌手としての音羽雫」も「ポン姉としての音羽雫」も全部ひっくるめて「"彼女"の在りたい/なりたい姿」であり"彼女"の思う在りたい/なりたい姿を推すということといわば同義であるのかもしれないと思ったのです。

であるならば、もはや「どっちが好きなのか」なんて疑問自体がなんの意味もないことであり、

音羽雫を推したいと言ったならどんな形であれ"音羽雫"を追い続けよう

というのが今の気持ちになりました。



長くなりましたがそんな感じ。
言ってしまえば今後も別に今と変わらない感じで推していくつもりだし、推しを好きだって思いのなかにあった突っかかりが一つ取れましたってことを言いたかったんです。ほんとうにそれだけ。

ありがとうございました。





4.余談(第二楽章(ライブもはや関係ない))

それだけ。とかいいつつ実はここで一つ気になっていることがあります。


この動画が投稿された2018/7/7からおおよそ1年半
まだしゃべりも今ほど慣れていなかった感じもあるし、ポン姉成分も控えめだったし、まして、わずか一年後にはアイドルとして舞台に立って、観客を魅了する存在になっていることなんて想像してなかったかもしれない。

そのうえで
いま彼女のなかで志に変化があったりするのかなー?
ということ


というのも一つ例を挙げるならユキノ君

ユキノ君は初期からしゃべりとかキャラがかなり安定していて、そういう見方では比較的変化が小さいと思っていたのですが、成長度がすごい。というのはサウンドオンリー配信で話していたように、GEMSCOMPANYとしての活動を通して努力し学んできたことで、新しい夢を抱いたということです。

そしてたぶんこれ、12人みんなそうなんじゃないかなーと。

時には個人、時にはユニット、時には意外な組み合わせで活動するときもあれど、数多くの場面で12人のGEMSCOMPANYとして力を合わせて活動し、それぞれの視点から新しい世界に触れてきた今日この日。


果たして彼女たちはどんなふうに未来をみているのか


というのがすごく気になるところ。

最初より想いが強くなった子、選択肢が増えた子、もしかしたら全く違う方向に興味を持ち始めた子もいるかもしれない。

そんなことをふと考えた。考えたのですが、


これ、今知ったところでそれほど役に立たないんじゃないかな。




だってこの子たち、成長早すぎるんだもん。

そもそもこの話自体、「一年半でどんなふうに思いが変わったのかな」って言ったけど普通一年半じゃ夢なんか変わらねえよ!!
しかも挫折とか妥協じゃなく完全なステップアップの形でとか!!

って話です。しかもたぶんこの先、GEMSCOMPANYの活動はもっと大規模で活発になっていくってのが期待できるし予想できるじゃないですか。
そういう意味でたぶんこの変化のスパンも短くなると思うんですよ。

けどおそらくこの変化も短くなるというよりなくなっていって、最後の最後に行きついた先がきっと"彼女"たちのなりたい姿になるんじゃないかなと。

そうやって考え抜いた私の最終最後の結論は、
「もうGEMSCOMPANYを箱推しして夢叶えるまでついてけば解決じゃん」

流れるように「やはり箱推しが大正義」ってとこに落ち着きました。


5.余談2(第三楽章(脈絡すら危うい)近代箱推し概論)))


といいつつも特に私は音羽雫さんの描いている未来が気になってしまう
だって、最初は「歌がうまくてちょっと抜けてるお姉さん」くらいの印象だったのが今は、ライブの感想を書くつもりが話が逸れた瞬間に感想をほったらかしてまで思いの丈を狂ったように数千字書いちゃうくらいには音羽雫に惹かれたんだもん。そら気になるよ。

けどこんな偏った感情で「○○寄りの箱推し」っていうのもなんか「箱推し」がラムネ菓子のおまけみたいに思えちゃって引っかかる。

というわけで最終最後を都合よく解釈した結果が、

いいか酢の者?箱として信じるな!音羽雫を信じろ!

箱を信じる、音羽雫を信じろ!!

やはりカミナの兄貴の言葉はすげえな(小並感)

とどのつまりは「音羽雫を大切にしてくれるこの箱だからこそ、一人のファンとして大切にしたいな」ってことです。

というわけなので私の紹介は
「音羽雫とGEMSCOMPANY推しのオタク」という位置づけで頑張ります。



かなりスマートに文章を書く練習もしたかったんですけどやっぱり長くなっちゃいましたね。読んでくださった方は本当にありがとうございました。
GEMSCOMPANYを応援する皆様、今後ともご一緒によろしくお願いします。

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