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ネットのおもちゃと地方営業の凄み

6月3日土曜日、北九州は小倉のある劇場にいた。小倉は私が第二の故郷とも呼んでいる、ゆかりのある土地だ。仕事で3年ほど過ごしただけだが、ここにしかない人間味あふれる空気感や汚さが大好きだ。ディープすぎる。小倉出身の人たちは揃いも揃って、世話焼きな気がする。気のせいかもしれないけど。とにかく、今まで育ってきた環境や暮らしてきた環境とは全くの別世界で、打ち解けるまでに時間はかかったけど、今は好きな場所である。
そんな小倉に、なんと、インターネット界のスーパーおもちゃことぐんぴぃ(春とヒコーキ/タイタン)がやってくるというのだ。私が現在住んでいる博多からは新幹線でたったの15分の距離。行くしかなかった。チケ発がんばった。整理番号は6番だった。最前センター0ズレを勝ち取った。


サイン入りのポスター

このライブの凄みは出演者の濃さだ。まず、マセキとタイタンの営業がこのように地方の県庁所在地でもない都市に回ってくるのが凄い。しかもきしたかの、カナメストーン、キュウ、春とヒコーキ、この4組の組み合わせなんて今後一度に見る機会があるかどうかというところだ。それぞれ別々でライブでは見たことがあったが、全組が集まるなんて賞レースでも無いだろうし寄席でもかなりレアだと思う。嬉しい。私得だ。そして今回驚いたのはなんといっても、おびただしい数のぐんぴぃファンだ。ぐんぴぃ目当てに来た人~で、9割が手をあげていた。地元ということもあるけれど。この人たち、みんなグピ☆グパ☆グポ聞いているの・・・?バキ童チャンネルも・・・??地方にこれだけぐんぴぃを知っている人がいるの・・・???と、頭を抱えた。あんなラジオ(褒めている)をみんなも聞いているんだ。安心すると同時に、心配した。子供もちょこちょこ見えた。少なくとも、教育にはよくないとおもう。

きしたかのもカナメも2週間ぶりだった。そんな最近見てたんかい。にしても、きしたかのの安定感はすごい。安心して見られる。高野のツッコミスキルが高いからか。やっぱ同級生コンビっていいよね。え、33歳だったんだ、って毎回なる。

ライブならではのアクシデントが起こったときの春ヒコの二人の繋ぎが神がかっていた。普段からラジオとかYouTubeで話術を堪能している人からしたらアレなんだけど、土岡もぐんぴぃもトークスキルが高すぎる。何喋らせても面白い。ボキャブラリーの広さはもちろんのこと、話の組み立て方とか間の取り方とか頭の回転がべらぼうに早いのが分かる。頭の良い人たちなんだな。さすが青学落研だ。

生で見るとぐんぴいは想像の1.8倍でかい

キュウ、やっぱ漫才うまいな~~~~~!!!!と思った。ファイナリストやもんな。ちょうど直前まで先日発売されたばかりのコレ読んでて、知らなかった二人の生い立ちとか思想を知ったばかりだったからとても納得がいった。キュウの二人のペースとか漫才中に使われるフレーズとか、緻密だった。


ゴメンネッ

カナメが笑っちゃうほど好き勝手していて、とてもよかった。漫才中も好き勝手していた。漫才中に袖に行って帰ってきてた。単独より好き勝手していた。


小倉城


こんな私得のキャスティングを地方で観られたのは本当にありがたい。

またきてね~

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