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今一度、災害の備えについて考える

先日、大阪で大きな地震が起こりました。ちょうど通学・通勤の時間帯と重なったこともあり、とても大変だったことと思います。被害に遭われた方々には心からお見舞いを申し上げます。

私が勤めている会社は全国規模で展開している大きなところで、もちろん関西にも拠点があります。大阪の業務が停止することを見込み、こちらでは事務処理を前倒しで行うなどの対応を行っていました。(そこまで大事には至らなかったようです。)

職場でニュースを見ていたら立ち往生している電車や線路を歩く人々が映し出され、東日本大震災の時の記憶が蘇りました。

当時、私は新宿御苑の近くにある小さな会社に勤めていました。金曜の午後でもうすぐ仕事が終わるぞ...と思っていた時に起こったあの地震。

電車は全てストップし、新宿から当時住んでいた赤羽の自宅まで歩いて帰りました。いつもは電車がひっきりなしに往来する駅がひっそりとしていて、異様な光景だったことをよく覚えています。

会社に勤めていると、通勤中に被災する可能性がどうしても出てきてしまいます。近場なら良いのですが、遠距離通勤の場合は自宅に戻るか会社で待機するか、それとも別のどこかに避難することを考えなくてはなりません。

私は子どものお迎えのことを考えて、電車で20分くらいで着く職場に勤めています。土地勘もある場所なため、いざという時は歩いて帰ることができます。

あまり馴染みのない場所から帰るのなら、スマホの地図アプリは必須と言えます。都内は特に道が入り組んでいて遠回りしなくてはならないことも多いため、無駄に歩き回らないように道順を示してくれるガイドが要ります。

そして、通勤時やお出かけ時にはスマホと伴わせてモバイルバッテリーも持っておくべきです。東日本の時に新宿から帰宅した時に、スマホの充電がギリギリでかなり焦りました。

私はいざという時に備えて、通勤時には以下のことに気をつけています。

スマホとモバイルバッテリー、Lightningケーブルはセットで持ち歩く。
本(なるべくハードカバーのもの)、手帳を入れておく。通勤時の暇つぶしのためですが、とっさの時に頭を落下物から守るのにも使えます。
ドリンクは職場で買うのではなく、自宅から持っていく。
ヒールのついた靴は履かない。

そして、災害時にはデマが拡散されやすくなる傾向にあるため、SNSではなくニュースアプリやウェザーニュースアプリなどで正しい情報を得るようにします。家族とはLINEで連絡を取るようにします。

最近では千葉や群馬で地震が起こっていることもあり、関東も油断できません。自宅の備えも見直したりしていますが、これ以上何も起こってほしくないな...というのが正直なところです。