フローレンスの赤ちゃん縁組事業を支援しました

元はブログに書いていた内容ですが、マガジンにまとめるにあたって加筆修正を行いました。記事は全て無料で読めます。参考になりましたらポチッとしてくださいませ。売り上げはフローレンスに寄付します。

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少子化と言われて久しいですが、生まれたばかりの赤ちゃんが置き去りにされたり、虐待されてしまうニュースは後を絶ちません。

そんな中、社会活動を支援するクラウドファンディングのREADYFORでNPO法人フローレンスが赤ちゃんの養子縁組事業を計画していることを知りました。

困窮している女性と赤ちゃんを救う取り組み

NPO法人フローレンスは、訪問型の病児保育事業をメインに子どもたちとその家族をサポートする活動を行っている団体です。

フローレンスがモデルになった漫画の37.5℃の涙はテレビドラマ化されたので、ご存じの方も多いと思います。

赤ちゃんを虐待死から救う「赤ちゃん縁組」事業を立ち上げたい!

そして代表の駒崎さんが今回立ち上げたのは、赤ちゃんを虐待死から救う赤ちゃんの養子縁組事業。

クラウドファンディングのREADYFORでプロジェクト開始のための資金を募っていますが、今日の時点ですでに目標金額を達成しています。

2週間に1人、生まれたばかりの赤ちゃんが捨てられているという現実

私も今回初めて知ったのですが、日本ではなんと2週間に1人のペースで生まれたばかりの赤ちゃんが公園や海岸に捨てられて亡くなっているそうです。

望まない妊娠をした女性に出産前から何らかの支援ができていれば、助かった命はもっとあったに違いありません。

愛知県では30年前から課題を抱える妊婦さんの相談に乗り、出産と同時に育ての親に託す取り組みがなされているのだそうです。

しかし他の行政では児童の虐待の対応に追われているなどの理由で十分波及せず、民間のボランティアやNPO団体が資金難にあえぎながら続けています。

そこで立ち上がったのがフローレンス。

子育て支援を10年間行ってきたノウハウを生かし、産みの親と育ての親両方に対してのサポートを行っていく予定なのだとか。

READYFORの赤ちゃんの養子縁組事業については、こちらの記事で詳しく紹介されています。

「子どもの一生を引き受ける、覚悟のある親に託したい」赤ちゃん縁組・駒崎氏に聞く/弁護士ドットコムNEWS

https://c3.bengo4.com/c_1160/n_4173/

日本では、「2週間に1人」のペースで、赤ちゃんが虐待死している。「赤ちゃん縁組」という解決策について、駒崎弘樹氏に話を聞いた。/まだ東京で消耗してるの?

http://www.ikedahayato.com/20160121/53013839.html

クラウドファンディングでどこからでも支援できる

赤ちゃんの悲しいニュースを見るたび、自分には何もできないのだろうかと感じていました。

でもフローレンスが本格的に赤ちゃんの養子縁組事業を始めると知り、これなら自宅にいながらでもサポートできる!と思い早速参加しました。

READYFORで寄付できる金額は5,000円から3,000,000円まで段階的に分けられているため、自分に合った範囲で支援を行えます。

高額の支援をしている方も結構いて、この事業の関心の高さをうかがわせます。

そしてフローレンスは正式に東京都の認定を受けた認定NPO法人なので、寄付した金額は確定申告によって寄付金控除が可能になっています。

寄付金控除について/フローレンス

http://www.florence.or.jp/social/deduction/

寄付金控除については色々言われることもあるようですが、本来は国に払っていた税金の使い道を直接自分で決められるという事ですからね。

私はよく分からない道路を作られたりするよりは、直接子供のために使ってもらいたいと思っています。

ある程度育った子どもを虐待から守るにはどうしたらよいのか

ここでちょっと気になっているのは、ある程度成長した子どもを虐待から守るにはどうすればよいか、ということです。

先日も3歳の女の子が実の母と内縁の夫に凄惨な虐待を受けて殺されてしまったニュースがありました。思い出すだけでかわいそうでゆるせませんが、こういった産んではみたけど育てる気のない親から子どもを引き離すことはできないのでしょうか。

この女の子は定期の乳幼児健診を受けたことがなく、保健所から連絡が行っていたそうです。私の予想では、おそらく予防接種も受けていないのではないかと思っています。

子どもが健診を受けているかなどについては出生届で行政の方で把握できるはずなので、そういった親からは親権をはく奪して里親に託すような仕組みが必要だと考えます。

このあたりは民間では難しいですよね。法改正が必要かもしれない。年寄り議員達は子育てには全く興味がなさそうなので、北区のおときた議員のような若手に頑張ってもらいたいところなのですが...

私が個人でできるのは、子どものために奔走している方や団体に寄付をするくらいです。幸い、私はお金を稼ぐのが結構得意ですし子ども達も反抗しまくりながらすくすくと育っているのでこういった活動は今後も支援していきます。

フローレンスと代表の駒崎さんには、今後もぜひ頑張ってもらいたいです。

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