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できないことを克服するより、できることを伸ばす方が良い

ちきりんさんが興味深い記事を書かれていました。

これすごく分かります!小学校って結構自由で面白かったのに、中学くらいから急につまらなくなりませんか?私が通っていた中学校は校則が厳しく、あれもダメこれもダメ方式でした。

今考えると、子ども達の個性を潰して大人に都合の良い人間を育てようとしていたとしか思えない。私は抑圧されたせいで高校は逆に自由すぎる校風のところに行き、大学も妥協して入って今に至ります^^;

子ども達を見ていると、たまに本当に能力に抜きんでた子どもがいるんですよ。うちの保育園だけでも、運動神経が抜群に良い子や車の研究雑誌を作ってしまう子がいます。

でも得てして何か一つの事に秀でた子って、すごく苦手な分野があったりするんですよね。能力の凹凸が著しいというか。

私の娘は6歳にして、絵を描くのが結構上手なんです。先生が感心してわざわざ写メで保存してるくらい。その代わり、運動神経が微妙で特に器械体操が苦手。このあたりは私に似ているのでごめんよと思ってしまうのですが...

できないことを克服させる教育が子ども達を潰す

通知表を見ても分かるように、全ての教科がまんべんなくできる子が日本では評価されます。5と1が混在するより、オール3くらいが望ましいような...。

例えば数学が得意で5の成績を取っていても、他の成績が振るわないと「どうした?この教科はできていないじゃないか。もっとがんばれ」と言われてしまう。

私は家庭科が壊滅的に苦手で(笑)、中学の時は10段階評価で本当に2とかでした。エプロンは完成させられず友達に作ってもらう有様...。英語や社会は10を取っているのですがやはりそこは評価されず、教師からはこの子は変だと思われていましたね。

日本の教育は会社に従順なサラリーマンを育成するために行われているのだと思っています。だから、変に賢い子どもは使いづらい。これにいち早く気付いた親は私立に入れたり、海外に行かせたりするのですが裕福でない家庭には難しい選択肢です。

教育もリモートワーク化してほしい

小さな頃から圧倒的な才能がある子を潰さずにうまく伸ばしてあげるのにはどうしたらよいか。

今はITインフラが飛躍的に進んでいて、自宅で仕事をするのが簡単になりましたよね。これを教育でも生かしてほしい。

14歳くらいで社会に出る能力があるような子は日中は自分のやりたいことに集中させてあげて、その代わり授業はネットで受けるんです。これなら夜や土日の空いた時間に進められるはず。友達と交流したいのなら週に一度とかでスクーリングしてもいいですよね。

子どもには早くから進路を考えさせる

私も主人も大卒ですが、どちらも現在の仕事には全く関係がない。むしろ今では、親に余計なお金を使わせて申し訳なかったなと思っています。

今までの経験から、子ども達には小さな頃から自分の進む道について真剣に考えて欲しいと思っています。

その結果、大卒が必要な医療系とか教員などの道に進みたいのなら、できるだけの援助はするつもりです。でも、みんなが行くから行くみたいに決めてしまうと私のように失敗します。

その時に重要なのは、自分が得意なことに集中すること。苦手なことってたぶん年齢を重ねても克服できません。できないことは他の人にお願いして手伝ってもらえばいいんですよ。私はエプロンは作れませんが、ネットワーク環境なら半日で提供できますよ。(最後は宣伝)

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