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マルチタイムフレーム(MTF)って何?どうやって考えるの?テクニカル分析における複数の時間軸を考慮した分析手法とケーススタディ


■まえがき:色々学ぶ前にこれを覚えなきゃだめ!!まずはマルチタイムフレームの考え方を学んどこう( ˘ω˘ )


みなさんこんにちは、サンライズ坊やです╰( ^o^)╮
私のフォロワーの以外の方々ははじめまして!そして、私のフォロワーの方々におかれましてはいつも大変お世話になっております。

今回はトレードにおける超基本のお話、だけど案外忘れがちな人が多い「マルチタイムフレーム」について書いていこうと思います。重要なんですよ凄く( ◔‸◔ )

そもそも皆さん、マルチタイムフレーム(MTF)って聞いたことありますかね?
トレードをしている人や今からしようとしている人なら参考書やトレードポエマーのTweetや、はたまたいかがわしいYou Tubeの動画広告やらとりあえずどっかでふっと聞いたことありますよね。

マルチタイムフレームとは一言でいうとずばり

「 異なる時間軸のチャートを見て現在のトレンドの情報を知ろう 」

といった考え方です。
スイングトレードだろうがデイトレだろうがスキャルピングだろうが、いかなる時間軸を以てトレードする人でも絶対に身につけるべき考え方であり、トレードの基礎といっても過言ではないと思っておりますので、スイングトレーダーもデイトレーダーもスキャルピングトレーダーしっかりとマルチタイムフレームについて頭にいれておきましょう(ง ⁽˚⁾བ ⁽˚⁾ )ว

■マルチタイムフレームはなぜ重要なのか:基本的な概念と重要性

複数の時間軸のチャートを把握することがなぜ大事とされるかですが、それは自分がトレードをする時間軸において絶好のエントリーポイントとエントリー方向(ロングorショート)を探ることでベストなポジション取りができるからです。

まあ要するに、
単一の時間軸だけ見てトレードするより複数時間軸をみてトレードするほうが、現在の値動きの本流がつかめて有効やで( ˘ω˘ )
ってことです

ある程度トレードに慣れ親しんだ方なら「基本のき」的なお話ではあるのですが、ポジション取りを焦ってしまうあまり、あとで見返してみるとベストタイミングでエントリーができていないという方は多いのではないかと思います。

「グランビル」「エリオット」「フィボナッチ」など私も色々な手法を用いてトレードをしていますが、それぞれの手法はそれぞれの時間軸によって捉え方が違い、その分それぞれの時間軸ごとの特徴を活かして分析することでよりエントリーポイントをより絞り込みやすくなります。

わかりやすいのは移動平均線(私はEMAを使用しています)を使った分析ですが、移動平均線は選んでいる時間軸をベースに算出されているので、時間軸によって大きく形が違います。そのため、時間軸ごとに捉え方が大きく変わってきますよね。

マルチタイムフレームの考え方の基本を簡単に説明をしますと、まずは長い時間軸のチャートを確認して大局はどちらの方向に進んでいるのかを把握し、その上で中期、短期とチャートを確認し、ベストなエントリーポイントを探るという考え方です。

とはいえ、なれないうちはベストなエントリーポイントをマルチタイムフレームの考え方を使って探すのは難しいかと思います。
なので、まずは「どっちの方向が順張りで、どっちが逆張りなのか」シンプルにこれを判断して、その上でエリオットやグランビルやフィボナッチといったような手法を使ってチャート分析をしましょう。

では、私自身がどのようにマルチタイムフレームを使っているかをケーススタディにして考えてみましょう。

■マルチタイムフレームのケーススタディ

私、サンライズ坊やはスキャルピング、ないしはデイトレがトレードスタイルなのですが、その際マルチタイムフレームを使った相場環境の捉え方として

日足→4時間→1時間→15分→5分→1分

このようにチャートを見てエントリーやイグジットを判断しています。
考え方の順序としては以下のような手順です。

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