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#048 夏祭りに出店3 - 当日編

しばらく間があいてしまいましたが、夏祭りの続きです。
仲間集め、準備編を書きましたが今回はいよいよ夏祭り当日です。

初めての夏祭り出店でしたが、いろいろやらかしました。その顛末を共有しますので同じようなことをやろうとしている方、参考になさってください。

仲間集め編・・・中学生店長、メニュー開発、メンバー組成
準備/買い出し編・・・保健所への届け出、採算検討、マーケティング


買い出し

事前にある程度買い出しは終えていますが、日持ちしないものを前日、当日に分けて準備しました。

とにかく初づくしで、購入ルートもなかったので、卵など大量に必要なものは、事前に知り合いの飲食店に協力してもらって予約購入しました。
氷とかバナナといった保管の難しいものも当日購入としました。

振り返るともしどこで手に入るかがわかっているならば、当日全て購入でもよかったかと思いました。保管や積み込みの手間が省けるからです。

[前週購入]
・ペットボトルドリンク
・大判えびせんべい
・ピザ用チーズ
・クリームチーズ
・冷凍たこ焼き
・マヨネーズ
・お好み焼きソース
・飲み物(72本)
[前日届いたもの]
・瓶コーラ72本
・鶏卵250個
[当日買った物]
・バラ氷 3袋  3kg
・板氷 4本  6kg
・キムチ、
・千切りキャベツ
・刻みねぎ
・バナナ

250個の卵
瓶コーラ

営業時間と準備

 主催者からの指示のあった時間で搬入です。
 営業時間:土、日曜日 17:00~21:00
 搬入時間:11:30から12:30

公園の駐車場まで車で持ち込み、主催者の用意したリヤカーでおよそ50m運びました。炎天下の搬入はなかなかハードワークでしたが学びもありました。

同じく搬入していたテキ屋の皆様をよく観察するとさすがプロでした。ハイエースにみっちり機材を積み込み、効率よく下ろしていきます。運びやすいように重ね積みできる様に透明な箱やコンテナに道具や食材が整理されています。毎回、同じ物出店するのであれば必要なものを過不足なく整頓して持ってくることができます。しかも、輸送効率を上げるために、台車の上に重ねることを前提に。来年度の実施に向けた改善ポイントです

手作りの露店

初日のオペレーションとトラブル

開店準備。
食材をクーラーボックスに入れて、テント内に並べていきます。炎天下でも芝生の上でテントを張って扇風機を回していれば意外と耐えられました。準備は思ったほど、時間はかからず、用意してきた通りに配置。夕方4時ごろからいよいよジュースを冷やして、たませんを作ってみる。
実際にやってみると、まず2つの問題が発覚

たません

問題1 包み紙


アルミホイルでたませんを包む予定だったのですが、包む作業に大変時間がかかることがわかりました。そのため、包紙を事前にある形状を作っておき箱の中にためておくことにしましたことにしました。しかしながらなかなか作るのに時間がかかり、かなり工数が必要な状態でした。出来合いの包み紙を用意してくればよかったと反省です。

問題2.宝探し

たませんだけを作っている間は、問題ないのですが、一度クリームチーズ蜂蜜せんべいや、チョコバナナクリームせんべいの注文が入ったら大変です。たくさんがあるクーラーボックスの中から必要な食材を探し当てる必要があります。クーラーボックスは家庭用のものなので、中身が見えるわけではなく、しかも深さがあるため、食材が重なって入っています。まるで宝探しです。

食材を出しっぱなしではぬるくなってしまい、衛生的に心配なのでクーラーボックスから都度取り出す必要があります。これでは出したりしまったりしているうちに、どこに行ったかわからなくなることが容易に想定できました。とりあえずできるだけ整頓して営業開始しましたが最後までうまくいったとは言えないポイントでした。ここは来年度への大きな課題です。

営業開始と最大の失敗

営業開始。
徐々に人が集まってきました。まずは私も所属する空手道場のお母さんたちや中学生が呼んできた友達などがちょっとずつ来てくれていました。
まずまずの滑り出しでしたが、この後とんでもないことになります。

順調に人が増えていき。日が暮れかけた頃にはとんでもない人だかりに。一体どれだけ人がいるのだろうと言う位たくさんのお客。しかし、入念な準備の甲斐と慣れもあり、どんどん「たません」が売れていきます。冷やしきゅうりもめちゃくちゃ売れています。とにかくお客様としては食べ物が何か欲しい、どこの店も大行列ということで飛ぶように売れたのでした。

問題3 売り切れ

まずは飲み物を冷やしていた氷が全然足りませんでした。何度か近隣のドラッグストアやスーパーへ買い出しへ行き、板郡やクラッシュアイスを補充しました。予備人員で待機してくれていた大人がめっちゃがんばってくれました。実際氷は凄い量必要でした。後に計算してみると当初見込んでいた量の8倍ほど購入していました。

そうこうするうちに最大のピンチ。まさかの売り切れです。あまりにたくさん売れるので、夕方の7時半ごろに売るものがなくなってしまいました。

飲み物は売り切れ、卵やせんべいも明日の分も持ってきた200食売なくなってしまいました。

こんなに売れるとは。嬉しい悲鳴です。
一旦 売り切れの表張り紙をし、何名かで食材とペットボトル飲料を買い出しに行きました。結果として掻き入れ時の40分間ぐらいお店は売るものがなかったことになります。

4.初日で修正点
初日は予想以上に売れたことが反省でした。
・飲み物をたくさん用意する(水が欲しいというお客も何名かあり)
・氷をいっぱい買っておく。
・食材は余っても良いのでたくさん用意する。
・包み紙を事前に作っておく

ベストパフォーマンスの二日目

再度買い出し。
前日売り切れてしまったものをすべて買い直ししていきます。初日よりもたくさんの飲み物と食材を買いました。氷もたっぷり。
前日、便コーラが大変人気だったので、近くの酒屋で瓶コーラをありったけ(2ケース)と瓶ラムネ60本ゲット。えびせんや卵も120個追加。万全の在庫で挑みます。

いざ2日目

前日で勝手がわかっているため、皆勝手に動きます。初日は焼台を私が担当していましたが、2日目は他の人に全てを任せました。空手道場の演舞にステージに行かなくてはならないので他の人にオペレーションは任せて全体を見ることに徹しました。中学生の女の子、2人がトッピングをうまいことやってくれました。営業は店長始め中学生がかなり頑張って売ってくれました。ついぞ中学生仲間が集まって勝手に営業を始めていました。まあ店長が管理できているならいいでしょう。

子供たちは商売を楽しんでいるようで、関わった大人は皆幸せな気分になりました。

前日の反省を活かして、大量に食材と飲み物を用意したため、この日は売り切れになる事はありませんでした。売り切れも気持ち良いですが、最後まで営業できることも楽しい。そしていよいよ撤収。

頑張る小中学生
商売繁盛

暗い中撤収

9時半になると照明が落とされてしまいます。お客様がいつまでも帰らなくてたむろしてしまうからでしょう。これでは片付けも大変です。ここで威力を発揮したのがキャンプ用のモバイルバッテリー。扇風機を回すために持ってきていたのですが、もちろんライトぐらいはつけられます。これがなかったら片付けの効率は著しく下がったでしょう。ここから搬出作業片付けが終わると10時半位ぐったりです。

売上計算

売り上げはおよそ25万円(キュウリ除く)。大成功です。

買い出しをかなり流動的に行ったので当日には利益は確定できずも子供らには大きなボーナスを出せること確定です。

そして冷やしキュウリの売り上げ
正確には聞いていませんが、1000本ぐらい売れたようです。1本100円ということなので、10万円の売り上げ。すげーー。

私もキュウリ買って食べましたが、暑い日の縁日ではこれが1番おいしい。売れるわけです。来年のマスト商品です。

まとめ

実際のオペレーションは疲れましたが楽しいの一言。とにかくお客がたくさんいるのでどんどん売れる。
商売は繁盛すると楽しいですね。中学生に成功体験をさせて上がられたのでホッと一息。来年へつながる良いイベントでした。
次回は区切りとして23年度の反省と2024年度のお祭りへ生かすポイントをまとめてみます。(これから2024の企画が始まるので)

写真が出てきたらまた追加します。
今日はここまでです。
ではおやすみなさい。ばいちゃ!


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