映画ジャコメッティ 最後の肖像を観た、ネタバレあり

芸術美術関係に疎くて苦手なのでどうかなと思ったけどおもしろかった。
ニューヨークから来たライター、ジャック(パックン風)の肖像画をジャコメッティが描き続けるという話である。滞在中に仕上げてもらおうとジャックは働きかけ続けるが、なかなか「完成」にならなくて滞在を延ばし続ける。完成にこぎつけるのかどうかめちゃ苦労するのかと思ったら、最後は意外とあっさりしていた。
ジャコメッティは芸術家気質で気難しい人物なのかと思ったら、基本的に素直でわかりやすく、怒ってても理由がはっきりして筋が通っている、謎深い人物ではないと映画では描かれている、と思った。
家に台所はなくて、レストランで食事をとる。パリだと割と普通なんだろうか。卵とワインだ、とか言ってレストランに行き、常連なのでスムーズに料理が出てくる。ゆで卵、ハムをフォークとナイフでむしゃむしゃ食べる。ワインをすぐ飲み干し、お代わりのワイン、そしてデミタスコーヒー、さらにデミタスコーヒーと一気飲みしていく。
娼婦を求めてさまようシーンもよかった、娼婦の立ち方とか服の着方がおしゃれ、全然みじめではない。胸を出したり女性の脚を触ったりはあったけど直接的なエロいシーンはなかったな。

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