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クリニックが次のステージに上がるのを邪魔するものの正体

院長がクリニックを次のステージに上げることを決意し、実行に移そうとすると、ほとんどのケースでそれを阻害しようとするスタッフの抵抗勢力が現れます。


人は現状維持したい生き物で、男性よりも女性の方がその傾向が強いため、クリニックを大きく成長させようと思ったら、この抵抗勢力を何とかしなければなりません。


しかし、こういうとき院長の決断を鈍らせるのは、この抵抗勢力の中心が今までのクリニックを成長させてきた中核メンバーであることが多いからです。

今までの功績がありますし、そのスタッフに抜けられたらクリニックがまわらなくなるのではないかという不安もあります。

しかし、このスタッフをそのままにしておくと、クリニックを次のステージに上げることをいろいろな手段をつかって妨害してくることがよくあります。


院長が目指されたいこと、クリニックのミッション、ビジョンを改めてこのようなスタッフに伝えても、あまり様子が変わらない。

相変わらず、抵抗を示してくる。

そういう場合で、もし院長が本気でクリニックを次のステージに上げられたいと思うなら、思い切ったジャッジが必要になるかもしれません。


例えば、このようなスタッフは組織図の経営、マネジメントラインからは一切外し、スタッフの技術指導や業務をまわすだけのプロフェッショナル人材としてご活躍いただいたり、あるいは、なお一層妨害してきたり、他のスタッフへ悪影響があるなど、ひどい場合は退職勧奨までしなければならなくなるかもしれません。


そして、こういうご決断で悩まれている院長にお伝えしたいのは「なんとかなる!」ということです。


確かに今までご活躍されてきたスタッフが抜けると、一定期間、クリニック内は混乱しますが、必ず、その抜けた穴を埋める人材が育ち、以前よりも強い組織に生まれ変わることはよくあることです。


一見、優秀な人は代替できないと思いがちですが、そんなことはありません。

その方の代わりを務められる方が必ず現れると思っていただいて間違いないと思います。

勇気を持った決断をしてください!

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