Śūnyatā　　サンスクリット語　無、空、ゼロ

ローマ数字に定義されなかったゼロ＿０　　

宇宙の始まり　何もない状態　それは無　

それは全ての有の可能性を内包した究極の非平衡状態　

エネルギーの解放と存在へと向かうための始点

ビッグバンを予測し得る概念　

西暦2019年、70年近く続く無数の関連研究結果の上に、更なる先端分析手法を駆使し体系的に明らかにされようとする事実を、紀元前から続くウパニシャッド哲学は詳細に記述していた。真実を掴む意識、イメージが迷い無く真っ直ぐに宇宙と人の創成を掴んでいる。体系や経験の積み重ねから演繹されるのではなく、ある人間の生み出すイメージの中に真実が捉えられている。

生命発生のビジョン　科学の手続きで可能なことはもう無いように思う。やれることは一通り済んだか、または計算予測が可能な状態になった。しかし、本質的に生命発生は検証が出来ない事象であることを納得するしかない。

人の意識の正体は何なのだろうか。梵我一如（宇宙の根源＝人間の本質）を唱え得たビジョン。何故、どのように宇宙が生じたのか。人はそれを探ろうとする。しかし、観測の出来ない真実は意識を通じてしか解し得ないのかもしれない。

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