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おえかきたのしい その2 [Autodesk SketchBookを使ってみた]

 おえかきたのしいシリーズ 第2段です(シリーズ化したのか!?)

■こんなんできました

 今回は Autodesk SketchBook で 広瀬すずさんを描いてみました。テーマは相変わらず「iPadでなるべくリアルな鉛筆画」です。で、第2作目です。

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 前回、戸田恵梨香さんを描いた時に実感したのが「ぼかし」の重要性です。ちなみに、1週間前の私はこんなんでした。

IMG_0437のコピー

 「ぼかし」を使うことによって、画用紙のような凸凹が消え、髪の毛の表現なども硬い線が馴染んでいるのがお分かりいただけるでしょうか。

 そしてそもそも、リアルな鉛筆画を目指しているのに輪郭線があるっておかしいですよねそうですよね。。。と頑張った結果でございます。

 Autodesk SketchBookのぼかし機能は、鉛筆画とは少し異なります。紙の上に黒鉛を置き(線を書き)ティッシュ等でぼかしていくイメージだと、白い紙に黒が「のびていく」コトになるじゃないですか?

 デジタルの場合だと、ナント「白を黒エリアにぼかすことも出来る」のです。鉛筆なのに油絵みたいな感じです。不思議な感覚。

 その代わり「ブラシ」を多用しています。ブラシの濃度を薄くして重ねていき、やりすぎたら濃度の薄い「消しゴム」、最後にぼかし機能として「刷毛」で調子を整える。コレの繰り返しです。

■おえかきの効用 

 個人の活動の幅を自ら規定するのは、もったいないオバケが出る行為ですが、私はもともと写真クラスタです。そして本を読み、文章を書くことを主戦場?にしてきました。ところが最近、おえかきづいています。

 一枚絵を描くことは、なんというか「写経」に近いものがあります。(写経したことないですけどね)精神的に「静」の時間帯です。

 本を読み、語学(最近はフランス語)のおべんきょうで脳の異なる部分を使い、おえかきに戻ってクールダウンする。至福のローテーションなのです。(ここに音楽を加えたいのですがまたいずれ)

 暗いニュースや行動規制を余儀なくされる昨今、無心になれる時間は貴重です。写経は経を写す間、無心になることを目的としたものだと思います。そしておえかきには、同等かそれ以上の効果があると気づきました。

 無心になる上に、その時点の自分が残ります。私のような中学の美術以来の初心者には、成長の跡がおまけで付いてきます。ちなみに私の座右の銘は「自画自賛」です。

■これからこれから

 まず2作目の反省点です。白い部分(特に顔)を怖がって、黒く出来ていません。結果として目や唇といった個々のパーツがバラバラになっています。そして、個々のパーツにしても、光学的に崩れていません。

 おそらく、もっとコントラストを上げ、しゃしんの被写界深度の概念を取り入れないと、リアルな絵にはならないでしょう(いや、描いてみると壊すの怖いんですよ)

 「顔」はもう何作かアングルを変えて描くと思います。やっと「ああ、顔ってこうなっているのかぁ」が解ってきたところです。

 今回の絵は「match 広瀬すず」で画像検索した中の1枚を下絵にしています。(著作権の関係で明示は避けます)

 下絵にした写真自体が「ものすごいベストショット」です。私は普段、建築や構造物を撮るので、撮るべき場所(視点)は5cmくらいの精度で正解が分かります。これを動にのある人間でやるのは至難の業です。

 最終的には下絵なしで描けるようになりたいですが、もう少し修行を積みたいと思います。

 だって、0.5mmズレただけで、印象がものすごく変わるんですよ。世の絵師さんたちはすごいなぁと本気で思います。

 幸いなことに、人体骨格や筋肉についての資料は、相方さんの蔵書にいっぱいあるので、私はそちらからのアプローチかなぁ。

■RealDrawingのTAKEPONさんからコメント頂いた!

 YouTubeで参考にさせて頂いたRealDrawingのTAKEPONさんがnoteにもいらっしゃいました。早速フォローさせていただいたところ、コメントを頂いてしまった!めっちゃうれしい!

僕の動画、見ていただいてありがとうございました!
僕は、デジタル画ではクリップスタジオを使ってます。
デジ絵はホント鉛筆画のテクニックが応用しづらいので
僕も苦戦しましたよ^^
クリスタでは、
 ボカシ筆&エアスプレー&色延び筆
でボカシを表現してます。
デジ絵は、レイヤー機能があるので、下地をぼかしたあとに
レイヤーを重ねて毛穴の質感をあとから描き足すことができる
ので便利ですね。

けけけ、毛穴の質感ですか。。。すごいです。

TAKEPONさんを目標に頑張っていきまっす!!!

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