5/11 東京プリンセス賞、のしぎく賞、コスモバルク記念

東京プリンセス賞


こちらは東京2歳優駿牝馬と桜花賞を振り返っておく。

東京2歳優駿牝馬

メイドイットマムのイン溜めから内から抜け出したときの瞬発力は秀逸のものだった。この時点で今年の中心にってのは間違いなく思ったこと。

逃げて粘ったボヌールバローズはどちらかというと12秒台後半で走り続けられるラップで強さを発揮するのかなぁという見立てだった(現にクラシックトライアルは切れ負けした内容だったことからこれは間違いないのかなぁと)

サーフズアップは外を回りながらの3着と考えると内容は強かった。長く脚が使えたし距離延びて良さを出したかなと。

スギノプリンセスは-13キロで仕上がり途上の感じがあった中でこれだけの走りができたのは十分な評価を与えていいレースであった。

桜花賞
 
メイドイットマムは浦和でちょっと反応に苦労していたところもあったが、最後反応してからは脚が違った。力の違いが更に広がった印象。

サーフズアップは3番手から大外枠をものともせず一旦先頭に立ったが最後はメイドイットマムに屈した。ただこちらもかなり力をつけている。

フークエンジェルは確実な追い込みを見せて3着。混戦に強い印象が受けられたし直線は長いと良さそうな印象も受けた。(留守杯日高賞はそれがもろに応えて反応しきれずじりじりとした脚になり負けたので。)

スギノプリンセスはタイプ的に内枠、浦和では相当厳しかったが崩れなかったのは力。十分いい内容で走れたと言える。

デザートウインドは力不足の印象も。

追い切り

メイドイットマムが盤石の動きを見せた印象。あとも皆動きはいいので皆かなり仕上げたなあといっていい。

展開
ポーチュラカかデザートウインドがハナに行きそう。エオリエンヌが絡んで行けばちょっとハイペースの締まった流れになりそう。これも力比べになりそう。

これを踏まえて
◎メイドイットマム
○スギノプリンセス
▲サーフズアップ
☆コアリオ
△フークエンジェル

メイドイットマムは言わずもがな。クイーンカップでも最後すごく伸びていたし、広い大井外回りはお誂え向き。盤石の動きを見せた最終追い切りから1番枠も問題なしということで2冠達成濃厚と見ている。

大井の外回り1800メートルに変わるのは待望と言えるスギノプリンセスがこちらも叩いた上積みがしっかりある負荷のかけた追い切りができており、ここは内枠でもこれまでと違いスムーズに運べそうな印象があるのでプロッサムカップの強さを見せれれば十分勝ち負けに。

サーフズアップは距離が延びても崩れる感じが全く今はなさげ。追い切りもよかったし分が悪い相手にあとはどこまで差を詰めれるか。

コアリオの前走は逃げながら捲りが入り一度後ろまで下がって砂をかぶる形になる相当ペースよりも厳しい競馬で差し切ったのは価値がかなりある。追い切りもよかったし一発の魅力は感じる。

フークエンジェルは3着くらいなら追い込めそうと見て押さえはする。

のじぎく賞
◎サラキャサリン
○スマイルミーシャ
▲ヒメツルイチモンジ
△キャッツライズ

サラキャサリンは門別でもスピード豊かにウィナチャレ2着など実績を重ねてきたが園田に来て素質開花。園田に来てから負けた相手はニシケンボブだけだし、前走の若草賞土古記念が圧勝の逃げ切り。弥富のタフ馬場をこなしたなら園田1700はこなせると思うし、先週の追い切りが3ハロン36秒台突入は絶好。ここも逃げ切りを決める。

力はスマイルミーシャが一番か。菊水賞も3着と力を見せた。ただ、これまでのパフォーマンスほどでなかったところが-20キロにある感じもあり、中間めちゃくちゃ攻め込んでいるとはいえ反動がある可能性は否定できない。本命にはできない理由。  

走る気を見せれればヒメツルイチモンジも互角以上の能力はある。追い切りもよく動いたし変われる可能性は高い。

経験値豊富のキャッツライズは輸送をこなせば力上位なので押さえたい。

コスモバルク記念

いきなりからエンリルvsシルトプレの頂上決戦が見れる激アツ。エンリルはナダルプレミアムが強すぎた。追い切りも◎。シルトプレは久しぶりのハンデはあるがそれをカバーするほどの時計の本数と動きの良さ。十分走れる仕上がりにあるとなれば一騎打ちと見たくなる。1点。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?