6/1 北海道スプリントカップ

北海道スプリントカップ

全頭診断を

1番 ケイアイドリー

少しずつ力をつけ、交流重賞で活躍するところまできた。昔から逃げる形で競馬をすると甘くなるところがあり、ひと溜めが必須のところがある。東京スプリントは理想の運びができて2着。ちょっと外枠の分もあったか。内枠のほうがさらにうまく溜めが利くし、1200mにもめどが立ったならば前走以上にやれる条件が整った。坂路の終いの動きがとてもいいのででき落ちはない。

2番 ジャスティン

去年はクラスターカップ、カペラステークスで3着。今年はサウジ、ドバイ遠征をこなしてきた。以前よりダッシュ力はなくなってきており、もともとの揉まれ弱さは解消されていないので今の好走条件は外枠から被らない形で運ぶことか。この枠は課題なのと函館で調整も急仕上げの印象が強い。割引が必要。

3番 スペシャルエックス

イノセントカップの逃げ切り、兵庫ジュニアグランプリの2着で見せたスピード、どきついペースで行った全日本2歳優駿の経験はエトワールカップでも生き、スピード上位を見せつけた。2着でも仕上がり途上のことを考えると優秀な内容。叩いたことで坂路で34秒台ー11秒台が出てグンとでき良化。53キロは有利でもしかすると粘りこみがあるかもしれない。魅力は十分。

4番 ダンシングプリンス

ときたま出遅れることがあるのだが、JBCスプリントの逃げ切りなど力はここでは一枚上といっていい。しかし去年勝てたリヤドダートスプリントが出負けして案外の内容だったのが少し気になる。そして57キロまでしか経験がないところで59キロ。追切ではずぶさが出てきているところも気になる。去年の出来ほどにはなく力をストレートに発揮できない可能性が十分あるということは考慮しておきたい。

5番 フジノパンサー

門別短距離の無事是名馬といえる存在に。今季もコンディションが整ってきたら地元同士なら崩れず走れるところは見せたが、交流重賞では追走に苦労しそうか。追切はかなり良い動きだったのでそこに期待する手もあるが・・・。厳しい戦いになるとみている。

6番 スティールペガサス

今や門別短距離のナンバーワンに。エトワール賞は久しぶりの分反応が悪かったが、伸びだしてからはどこまでも伸びる走りで快勝。1.11.7の時計もかなり優秀で、いいスタートを切れた。去年は5着だったが、笠松グランプリの遠征経験を経て力もかなりつけている。地の利は完全に生きるし、追切の動きがまたとてもよかった。去年以上に走れるし、勝ててもおかしくない。

7番 アイオライト

とにかくもまれない形だと強いのは栗東ステークスでも改めて示したところだが3走前は窮屈な形でも伸びているところから今は力をつけているのも確か。地方の砂だけでみると全日本2歳優駿2着が2歳時にあるのでもちろんこなせるし、枠もまたいい。攻めがちょっと軽すぎるのは輸送があるにせよちょっと気になるので、そこで力をフルに発揮できるかがカギになる。

8番 スマートアヴァロン

11歳になりながらも末脚は堅実に使っているが、さすがに年齢的なものがありパンチある脚は使えていない。交流重賞では厳しいか。

9番 ホッコーライデン

中央3勝クラスからの転入初戦となった前走が番手から後半のラップが速い形で押切。結構強かったし馬場の適性は感じさせた。ただ前走の前半の入りは36.3。さすがに流れが変わるだけにどこまで流れに乗れるかはカギになる。追切の動きは更に良化し上積みは十分。食い込む余地は0ではないとみている。

10番 ジャスパーシャイン

エトワール賞が上がり最速。末脚の破壊力はここでも1.2のものがあるが交流重賞ではかなりポツンと離された追走となりそう。物理的に届かない可能性は高いとみる。

展開

とにかくダンシングプリンスのゲート次第。スペシャルエックスも押していくだろうからそこの兼ね合いが。ダンシングプリンスは番手からでも運ぶのは大丈夫なので、スペシャルエックスハナ、ダンシングプリンス番手と想定。アイオライトが3番手、内にケイアイドリーがいて、その直後にスティールペガサスが追走とみる。ある程度淡々と流れて直線の力比べ。

これを踏まえて
◎スティールペガサス
〇ケイアイドリー
▲アイオライト
△スペシャルエックス
△ダンシングプリンス

スティールペガサスがアイオライトの後ろにつけて加速がつけば本当に勝ててもいいとみている。ケイアイドリーがうまく立ち回れそうで差しに警戒。

スティールペガサス単勝と馬複で。

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