ようやく国立市での調査活動が再開できることになりました。

しばらく忙しかったので文章の投稿は休んでいました。

先日、国立市役所に行きまして大学通りの緑地帯での

調査活動をするための許可証をいただきました。

 これでようやく本格的に調査が再開できることになりました。

これからお話を進めていく前にちょっとだけ緑地帯について

説明をしたいと思います。

 JR中央線国立駅の南口にあるロータリーから谷保駅方向に

真っすぐ伸びる大きな道があるのですが大きく分けると

市役所が管理する市道(ブロック舗装の部分)、都道(自転車が通る道と

車が通る部分)、そしてそれに挟まれている銀杏や桜や色々な低木や

草が生えている部分があってこの挟まれている所が緑地帯とよばれている

エリアでここも市役所が公園緑地として管理しています。

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  上の図面がは私が研究発表のために書いた模式図でこの図の向かって

右側に自転車道と車道があります。

この緑地帯で都市域での雨水流出を抑えつつ雨水の浸透で

桜や銀杏の生育に影響が出ないようにする方法の研究の一環として

今年の夏に装置を設置して土壌水分のモニタリングをする予定で

準備を進めています。

 これと並行して6年前からしているのが緑地帯内の土壌の状態を

調べる調査で基本的に手掘りで穴を掘ってその結果を記録して最後に

縦断面図としてまとめています。

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画像3

上が縦断面図、下が調査の個票です。

 文科系の大学を卒業した後個人で研究を続けているのでしっかりと

まとまったものではありませんが一昨年に伐採された桜の代替として

新しい桜を植えられた際にはどの程度の大きさと深さの穴を掘って

どの様な土を入れれば良いかを市役所に提案して採用していただく

ことができました。

 アマチュアの研究者ですが近年頻発している豪雨災害の

際の被害をなるべく減らすことと都市域のみどりを守られるだけの存在から

都市を守るインフラとしての機能を高めていくことに寄与できるように

なれればと思っています。

 この他にも研究がありますが今回はここまでにします。

 ここまでお読みいただきましてありがとうございます。


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