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紅葉 Watercolor

毎年紅葉を見るたびに「水彩画で綺麗に描けたらいいな」と、絵を始めた頃はいつも思っていました。近景のモミジは葉を一枚一枚描くべきなのか、遠景の紅葉はどう表現したら良いのか、落ち葉ってどんなふうに描いたらいいのか、など描き方や表現方法がわからず悩んでいた時期がありました。YouTubeや水彩画の本などで勉強するものの、同じような表現ができず、いつも雑な仕上がりでインパクトが弱く納得の作品を作れない時期が続いてました。
水彩画は独学で始めたため、基本的な色の混色や技法などをあまり意識せず、自分の感覚に頼って描いていたのが良くなかったのだと思います。ウェットインウェットやドライブラシなどの様々な技法を効果的に表現できるポイントを理解できていなかったのだと思います。(絵を描く機会が少なかったことも原因です。)

水彩紙 WATSON F4
零羊崎神社 もみじの杜 2023年11月
Nikon D7200

このままでは進歩しないと思い、混色方法や技法について勉強し繰り返し練習を続けました。その結果、いろいろな題材を描くなかで「技法のポイント」を徐々に掴めるようになってきました。レベルはともかく、自分なりに進歩している実感がありました。この時ほど「継続は力なり」ということを実感できたことはありませんでした。

まだまだ、納得のいく絵を描くことはできていませんが、日々の創作活動で発見を得ながら技術を向上させていきたいと思います!

終わり


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