中国歴史旅「雲崗石窟と龍門石窟」②日誌令和元年10月22日その1

画像1 中国歴史旅「雲崗石窟と龍門石窟」②日誌令和元年10月22日その1記録者山本甚吉隊員 五時一〇分 目覚め気分がいい。外は雨、相変わらず雨だれの音がする。さあ出立の準備だ。「遣唐使の円仁」は、先々の気象は運任せで中国へ出発したものと思います。探検隊は、隊長の的確な判断があって予定通りに中国へ向かうことができます。  五時二〇分 洗顔、天気予報では台風が温帯低気圧にと言っていました。六時頃には雨は小降りになりました。  六時一〇分 朝食会場へ、食堂前で隊員の明るい声の朝の挨拶、天気のお話などしながら待機。
画像2 七時 探検隊の名札を首にかけてホテルを出発。雨は上がっていました。ありがたい、探検隊のこれからの道中は良い天気に恵まれると思いました。  七時一一分 常滑駅発の名鉄電車で中部国際空港へ。  七時二〇分 名鉄中部国際空港駅改札出口で一八名全員の顔がそろって一安心。  七時四〇分 中国東方航空カウンターで全隊員が搭乗券を交換後、再度集合して薮下隊長から今後の予定と注意事項などの説明がありました。  出獄手続きを終えた隊員は三々五々中国東方航空搭乗口を目指しました。
画像3 七時五〇分 搭乗口前に集合。雨はやみ天気が回復しました。昨夜心配した即位礼正殿の儀は予定とおりに行われるでしょう。なお、今日は今年に限って祝日です。  八時五分 搭乗口で準備中の女性係員に話しかけ、話の終わりに記念にとサインをいただきました。
画像4 八時二〇分 搭乗開始。  八時三〇分 MU292に登場、隣席には形山隊員、今回はひとりぼっちにならずにすみました。機内温度二六,六度 湿度五七パーセント
画像5 九時五分 あっという間に離陸。高度を上げていく。天気も陽が出てきた。眼下の景色が素晴らしい。木曽三川の蛇行が美しく目に焼き付きました。紅葉が始まる伊吹山、琵琶湖の濃い抹茶色した湖面を楽しみました。  九時一七分 高度一万メートル。安定したフライト。眼下にひつじ雲。機内温度三〇,〇度、湿度三九パーセント  九時三五分 中国入国カードを受け取り、記入例を見て間違えないように記入しました。
画像6 九時四五分 機内食(朝食)をいただきました。私は八宝菜ご飯と煮物セットを選びました。今回は缶ビールがありませんでした。残念でした。南城隊員も「青島ビールが飲めなかったので残念、楽しみにしていたのに?」  一〇時三五分 このあたりで中国時間(時差一時間)に合わせました。以後は中国時間で記録します。
画像7 九時五〇分 黄砂の中降下が始まりました。  一〇時一〇分 昨年と同じコースで降下していきます。眼下右下に大きな丸い池、発電所等見えてきました。中国に来たぞ。  一〇時一八分 中国浦東国際空港に着陸しました。空港内を移動します。機内温度二八・四度 湿度三六パーセント 天気 曇り(スモッグ)?
画像8 一〇時三五分 航空機の順番待ちでやっとこ駐機場に到着。今回は駐機場内のバス移動が無く、直接エプロンに到着したので助かりました。「シーアン、シーアン」と大声で叫ぶ係員のもとに全員が集合。  一〇時四五分 いよいよ入国手続きが始まりました。互いに見失わないようにして空港内の通路を急ぎ足で進みました。搭乗口前に全員が無事に集合。
画像9 一一時三〇分 中国東方航空機に搭乗。入国手続きのためにいったんは飛行機を降りましたが、実は同じ飛行機です。同じ座席に着席しました。上海までは満席でしたが、半分ほどは埋まっていません。これほどがらがらだと寂しさを感じてしまいますが、座席を自由に移ってのびのびゆったりでえっきたので疲れることはありませんでした。 私の歩数計は三,八二五歩  一二時八分 離陸、目的地西安へ向かいます。綿雲の上を飛行、濁った空、黄砂が混じっているのです。日本の雲が白かったのと比べると大違いです。
画像10 一二時二三分 飛行高度が一万メートルに達したと思われるところで濃霧状の中へ突っ込むと機体の揺れが激しくなってきました。  一二時五〇分 機内食(昼食)が配られてきました。チャーハン、ソーセージ、キャベツと唐辛子、ハム、茎昆布と飲み物(リンゴジュース)をいただきました。眼下は真綿色の雲、光の反射で眩しい。雲上を楽しむ人となって美味しく完食。
画像11 一四時一〇分 降下が始まっていて、高度三千メートル。雲の中を飛行。何も見えない。  一四時一七分 ぼんやり地上が見えだした。もうじき着陸だ。西安咸陽国際空港に近づいた。  一四時一九分 ドドーン、ドドーン。着陸。滑走路を走行し、駐機場へ。道路がぬれています。午前中は雨が降っていたようです。見通しが悪く視界は五〇〇メートルほどで空港内にある建物がぼやけて見えます。
画像12 一四時二五分 エプロンに到着。手続きを無事に終えて出国ゲートを通過しました。  宝鶏市の馬立群さんとガイドの李紅莉さんの出迎えを受けました。探検隊の目印として赤い野球帽をいただきました。さっそくかぶりました。  南城隊員は、馬さん、李さんと再会。大層喜び合って抱擁していました。
画像13 空港ビルを出て(海抜四七九メートル)、広場の建国七〇周年記念モニュメントの前で記念撮影です。さあ、これから待ちに待った中国歴史旅が始まります。
画像14 一五時一三分 観光バスに乗車。シートベルトを着用。着用しないと警報が鳴りぱなっしです。五月蝿くてうるさくてたまりません。車内温度一九,二度 湿度五六パーセント
画像15 隊長の挨拶の後、馬さんの挨拶があり、その中で「西安は紀元一〇世紀まで中国歴代王朝の都として繁栄してきたこと西安と京都は姉妹都市で京都も都として明治まで繁栄してきたこと」などお聞きしながら、歴史的に類似していることを思っていました。そして京都の紅葉は美しいですね。中国は土地が痩せているのでポプラ並木が多く、紅葉ではなく黄葉ですと、話していただきました。
画像16 車窓から眺めていますと、建設中の高架高速道路のクレーンまで「建国七〇周年記念」の文字が書かれていました。  マンションが、日本では見られないほど林立しています。屋上には給水タンクなど納めるいろいろな小型の建物があって面白いなと思いました。※ガイドの莉さんです。
画像17 一六時三分 最初の見学地「大明宮跡公園」に到着しました。チケットの購入を待つ間、ジオラマ眺めながら隊員同士の会話が弾んでいます。  見学の詳細は記録担当者薮下賀代子隊員の報告を期待しています。
画像18 一六時二五分 丹鳳門遺跡博物館に入場。  一六時五五分 含元殿脇から専用の電気自動車に便乗して宮内の建造物を見学しましたが、それにしてもその広さには驚かされました。それでも見学が出来たのは全体の三分の一、未見学地の境目に太液池(写真)が横たわっています。大きな西池と小さな東池が連なって瓢形をし、中央に蓬莱島があって遠目でも見ることが出来幸せな気分になりまし。令和元年10月22日日誌その1を終わります。その2をお楽しみに。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?