中国歴史旅「雲崗石窟と龍門石窟」㉜「華清宮で楊貴妃を偲ぶ」記録者安田玲子隊員

画像1 中国歴史旅「雲崗石窟と龍門石窟」㉜「華清宮で楊貴妃を偲ぶ」記録者安田玲子隊員 高速鉄道で西安市にもどり、兵馬俑の見学から始めました。でも兵馬俑の見学時間が予定よりかかり華清宮についたのは午後四時すぎでした。
画像2 華清宮は西安市街から東北約三〇㎞いった驪山の麓にあり、「華清池」として有名な観光地です。バスを降り、しばらくいきますと「華清池」と書かれた門があり、世界三大美人の楊貴妃がこの地に居たと思うだけで感慨深いものがありました。どんな人だったろう、どんなに美しいかっただろうかと想像しながら早く中に入りたいと思いました。
画像3 李さんの流暢な日本語で見学が始まりましたが、早口なことと急いで歩いているので、せっかく堀田さんから借りた録音機を持っていたのにほとんど聞き取れませんでした。 でも、一生懸命ついて行きました。後日、堀田さんから届いたDVDを見たら、私の後ろ姿や顔が写っていて、自分ではもう少し若いつもりでいたのですが、やはり年齢なりに写っていて現実を知りました。
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画像5 「楊貴妃」の使う「妃子湯」は、意外に小さく「海棠の湯」とされている通りに海棠の花の形をしていて、女性らしい美しいお風呂でした。このようなお風呂で温泉に浸かってより一層美しくなったことでしょう。
画像6 玄宗皇帝の「蓮華湯」は「海棠湯」に比べると三倍、四倍の大きさで、一つしかない階段から皇帝だけが入れるお湯でした。この頃は「男尊女卑」の時代でした。  十八時三十分までにレストランに行かなければならいので足早に華清池を後にしました。
画像7 旅の感想 私は、兵馬俑を見たくて初めて歴史探検隊に参加しました。兵馬俑は確かにスケールも大きくて素晴らしいかったですが、思っていたより観光地化されすぎていて残念でした。観光客も多くて人と人の間からしか見えないしもう少しゆっくりと見たかったです。  何しろ中国は初めて、見るものすべてが初めてずくしでしたので、歴史旅の思い出を紹介します。
画像8 します。  まづは中国東方航空の飛行機が国際線でもあり国内線にも変わり、同じ座席なのに一度降りて荷物検査あり面倒でした。  セキュリティーの厳しいのにもびっくりしました。ホテルに宿泊するときもパスポートの提示。見学のチケット購入時にもパスポート。入場するときは顔認証と大変です。日本は楽ですね。
画像9 天龍山石窟へ向かう六人乗りマイクロバスに乗車したときもあおり運転で死ぬかと思いました。私が思わず「やめて」と叫ぶと、運転手がにこっと笑っていて、助手席の山本さんも「ここに座るんじゃなかった」といわれ、隣にいた堤さんに「男の人は怖くはないでしょう」と聞きましたら「男も女もいっしょ、怖いよ」と言われ、私が怖がりだからと思っていたのですが同じでした。後ろの席の女性3人は、右に揺れ左に激しく揺れてとても怖かったそうです。山上に着いたときには全員恐怖が過ぎて大笑いでした。
画像10 二八日朝、太原北駅に向かうバスがラッシュに遭い、なかなか駅に着かず、到着してゲートを通過したときは、発車時間まで残り五分。コンコースを必死になって走って、後ろから隊長と奥様が「大丈夫ですか」と声をかけてくださってありがたかったです。乗り遅れないように転ばないようにと思いながら頑張りました。
画像11 旅のはじめ頃は体調も良かったのですが、空気が悪いのと疲れが出てきたのか、だんだんと咳が出て辛かったです。でもいろいろなアクシデントありで、とても楽しい旅でした。 隊員の皆様方の健脚なこと、食欲旺盛なこと、お酒をたくさん飲まれることなどが元気の源だと思いました。   最後に、皆様方にご心配とご迷惑をおかけして申し訳なく思い、感謝を申し上げます。

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