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四季報 2023春

トップ画像はあるパトロールの朝のホーム。どちらかというと道を尋ねられやすいタイプの私ですが、この日もこの電車は〇〇駅に止まりますか? などと声をかけられたことを思い出しました。道を尋ねられることは全然平気です☺️
それでは春のまとめ、行ってみましょう!
※今回ファッション以外の項目が多めです。

季節のパトロール

3月から5月まで、3回パトロールに出かけました。

セットアップが欲しい…の本心

3月パトロールのテーマは「パンツのセットアップ」でスタートしました。しかし試着を繰り返すうちにセットアップが欲しいのか、パンツが履きたいのか、だんだん曖昧になってきました。

セットアップが欲しいのは「きちんとして見られたい」から、パンツが欲しいのは「パンツを持っていないから」が本心であること。自問自答を続けるうちにわかってきました。更に「きちんとして見られたい」のは心からの欲求なのかあるいは「きちんとして見られたほうが何かと都合がよい」という下心なのか。これにはまだ答えが出ておらず、しばらく時間がかかりそうです。

パンツに関しては心から履きたいわけでもなく、かといって履かないと決めたわけでもなく、ただパンツのときはこんな靴を合わせたいという妄想があって、その靴を持っていないのでパンツの優先度は低いというのが今のところの結論です。

次のパトロールではジレとベストを購入しました。今どきの装いをしてみるのもよかろうと選んだもので正直なところそれほど「似合う」アイテムではありません。この2点に関しては「似合う」はそれほど重要ではなくて「トレンドを楽しむ」という観点で大変満足しているのと、攻略してやる!というチャレンジでもあります。単独でノースリーブトップスとしても着られるデザインなんですよ。夏にも活躍してくれることを期待して。

3回目は🎊
なんとなんとガールズさんとのショッピングでした。しゃべりすぎて歩きすぎて、なのに全然疲れることなく本当に楽しい時間でした。この日のお買い物はスニーカー即決だったのですが、いろいろと気づきがあり大きな転機となりました。改めてちかPさんありがとう!

JUNYA WATANABEのASHスニーカー

色や柄のこと

春という季節のせいか、自問自答を続けて少しずつ自分の心がほぐれてきたのか、明るいにぎやかな色柄に惹かれています。

このあたりの賑やかさがいいな。

バッグ探し

演歌バッグ・自己紹介バッグは相変わらず探していてこの1年モノトーンや寒色ばかりを見ていましたが、ここにきて明るい色のバッグの方がよいのでは? となっています。自己紹介ならクールよりもポジティブエネルギーを表現したいのもあって。赤やオレンジのバッグか、モノトーンにツイリー使いに方向転換します。小さめの(A4は入らない程度のサイズ)よそいきにも使えるクロスボディが欲しいです。

はじめてのフエギア

伊勢丹ポップアップではじめてのフエギアをお迎えしました。感情優先で選んだそれはEL Mono de la Tinta-"インクを飲んだお猿さん"。

休日に前向きに行動したい
⇒何をするか
⇒植物に向き合う(つまり盆栽のこと)

このやりとりからピックアップされたBiblioteca de Babelから心の奥底への旅がスタートしました。近い香りを次々試しているうちにとある情景が。それは私が大好きな場所-祖父母の家です。祖母は私の憧れの人で70年代にサングラス姿でパンタロンを履いた彼女の写真は今見ても本当にカッコいい。私が子供のころ祖父母は画塾を主宰しており、自宅を教室にしていたため家の中は画材や画集がたくさん、いつ訪れても絵の具の香りが満ちていました。当時使っていた教室の机は私の家に引き取って祖父母を懐かしむキーアイテムとなっています。

家自体もDIYで建てたのか少々風変りの様子を呈しており、建具には祖父が手掛けた絵が。私の「自分の手で作り出すことへの憧れ」は祖父母への憧れから生まれたものと思います。

"アルゼンチンの作家 ホルヘ・ルイス・ボルヘスの「幻獣辞典」に出てくるインクを飲んだお猿さんの寓話からインスピレーションを得て生まれた香りです"

ホルヘ・ルイス・ボルヘスも幻獣辞典も知らなかった私には店員さんの言葉が呪文に聞こえました。伊勢丹の帰りに紀伊国屋書店に寄って本を探したことは言うまでもありません。

皮は漆黒で、絹のようにすべすべして、枕のように柔らかい。

ホルヘ・ルイス・ボルヘス 「幻獣辞典」(墨猴)

このように描かれたお猿さんの容姿はうちの犬にそっくり。真っ黒でつやつやで細く柔らかい毛の子です。不思議な縁を感じながら香水の説明を読んでさらにびっくり。Tonic noteに記されている"Copaiba”は画材にも使用されるとのこと。インクと画材は同じようなものだから、私はまさにそのもの(絵の具、はたまた家の香り)の香りに反応していたのでした。

この香水は安心に包まれながら冴えた頭で面白いことを企んでる🤭〜というイメージです。大好きなスパイスであるナツメグも入っています。現時点の自己紹介と言って良いかな。

盆栽活動

コンセプトの活動として、GWに埼玉大宮盆栽まつりへ。盆栽を始めた頃から概ね毎年出かけていて、当初はとにかくたくさんの盆栽が並んでいる様子に喜々としているだけだったのが、だんだん盆栽園(お店)ごとの特徴が見えるようになりますます興味深いイベントです。

まつり玄関口の大宮公園駅

盆栽の聖地である盆栽美術館にも足を運び銘品と呼ばれる盆栽たちを堪能したのち氷川神社を参拝してお守りを更新、大満足の一日。

賑わっていた氷川神社
ザザコーヒー美味しいよね☕️

まつりでは葉っぱもりもり元気な五葉松を一鉢お迎えしました。五葉松は7月まで特に作業はなく、ただただ健康を保てるようにひたすら愛でています。

もりもりの五葉松

本からのインプット


この春はたくさん買った方かもしれません。幻獣辞典から入ったホルヘ・ルイス・ボルヘスに得体のしれないエネルギーを感じてもっと読みたくなりました。タンポポのサラダが食べたくて(実際には春菊で作った)買い直したパリっ子の食卓。あと、最近突然興味が出てきたカリグラフィーと刺繍なんですが、素敵なカリグラフィーの本を見つけて書棚に並べてニコニコしています。

本の内容と本を手に入れた時の状況は密接にリンクしていると思いませんか? 書店を選んだいきさつや、購入の際のエピソードや、その本を手に取ろうと思ったきっかけなどの記憶がありありと浮かぶようなときは本の内容もしっかり自分の地層に残ります。なんとなく流されて手に取った本は残念ながらすぐに私をすり抜けていってしまうような。本選びも一期一会と考えて出会いを大切にしたいです。

最近の学び

ExcelのPowerQuery

例えば売上データから自動的に月報を作るというようなことですが、私が月報作成担当なのではなく、Excelに明るくない人や作成する時間がない人でも月報作成が簡単にできるような仕組みを作りたいというのが目的です。この分野は好きだし得意でもあるのでわりと楽しんでやっています。

Adobe illustrator

Adobeのクリエイティブカレッジを受講します。illustratorは仕事で必要とかではなく、自分の思いを形にするツールの一つとして扱いたいという願望から。自分を表現するためのツールはいくつあってもいいよね。

明るい・賑やか・エネルギー…などと書いていたらあったまって力が湧いてきます。「なりたい」アウトプットを積み上げていくと現実化に一歩一歩近づけているんじゃないかな。夏は何をする人になろうかな。刺繍をやってみる…?

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