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”薔薇に魅せられて” バラの花と優雅な花の贈り物ローズエッセンシャルオイルの魅力③

前回②で書き残してしまった、ローズオットーとローズアブソリュートそれぞれの魅力をまとめてみます。


1.抽出法によって“ローズ・オットー(Rose otto)”と“ローズ・アブソリュート(rose absolutes)”に区別される


ローズ・オットーは
、バラの花弁から水蒸気蒸留された精油を指します。
蒸留の条件にもよりますが、3,5~4㎏の花弁からたった1mlしか抽出できな大変貴重なものであるため、かなり高値です。
主にダマスク種やガリガ種のバラから蒸留され、
華やかな香りでシトロネロール・ゲラニオール・リナロール
などの成分を含みます。


ローズ・アブソリュートは、ジャスミンなどと同じく溶剤を使って可溶性物質を抽出したものです。
主にケンティフォリア種のバラから有機溶剤抽出法で抽出されます。
ローズ・オットーよりは抽出量が多いので価格は抑えられますが、
それでもかなり高価です。
熱を加えていないため、より自然な「バラの花」に近い濃厚で奥行きのある香りが楽しめます。
フェニルエチルアルコール・ベンジルアルコール・
シトロネロール・ゲラニオールなどを含みます。


2.花の宝石、オットー・ローズエッセンシャルオイル

 オットー・ローズエッセンシャルオイルは、
その優雅で華やかな香りが特徴です。
ブルガリアンローズから抽出されるこのオイルは、
花の宝石とも言える品質を持ち、
独特の女性らしさを引き立てます。
 深いリラックス効果とともに、穏やかな気分をもたらし、
日常に優雅な色彩を添えます。
 気品あふれるフローラルな香りは「香りの女王」と呼ばれます。
やさしい愛情あふれる香りは心をなぐさめ、
幸福感をもたらします。

3.豊かな深みと感性の旅、アブソリュート・ローズエッセンシャルオイル

 アブソリュート・ローズエッセンシャルオイルは、ローズの花びらから濃縮されることで、より深い芳香を持つ特別なオイルです。
その豊かな深みが、感性を魅了し、心を癒します。
アブソリュートは、その贅沢な香りがもたらす感性の旅に誘い、
特別な瞬間をより輝かせることでしょう。
 代表成分と言える“フェニルエチルアルコール(2-フェニルエタノール)”に抗うつ作用や鎮静作用などの働きがあるのではないかと考えられています。

4.結び

 ローズエッセンシャルオイルは、ベース(基材)にわずか1滴加えるだけで驚くほどの効果があり、その存在感を示し、
さすが「香りの女王」と思わせます。
 香りのノートはミドル~ベースですが、
香りの持続力はエッセンシャルオイルの中でも長いと思います。
マカデミアンナッツオイルに1~2滴加えたものを、
香水代わりに使っていますが、
1年以上たってもその香りは失せず、豊かな芳香を放っています。
 高価なエッセンシャルオイルですが、一度はその効能に触れることを
お勧めします。



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