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珍しい楽器を弾きたい!という夢が叶いました

 子どもの夢叶えますプロジェクトでは、四国中央市内の小中学生から夢を募集し、協力してくれる人とご縁をつなぎ、夢を叶える活動をしています。

 今回叶えられたのは「マニアック、珍しい楽器を弾きたい」という小学6年生の女の子の夢です。これには、日頃より音楽を通じて地域や人々を支援されている、「NPO法人 カノン」のみなさまにご協力いただけることになりました。みなさん本業はピアノ講師、のやさしさ溢れる先生たちです。

 普段からのボランティア活動で「誰にでも音楽に親しんでもらおう」と様々な楽器をお持ちのカノンさん。4名それぞれに、いろいろな楽器を持ち寄ってくださりました。

名前がわからない楽器がたくさん…

 見たことのある楽器から、どうやって扱うのかわからない外国の楽器、音を出すのが簡単な楽器から難しい楽器まで。叩いたり、吹いたり、こすったり、はじいたり、音色も演奏方法もバリエーション豊かな楽器たちと、触れ合うことができました。

「オタマトーン」を演奏中
真下に息を吹くのが難しい…けど音が鳴った「篠笛」!

 最初は遠慮がちだった彼女も、説明を聞いたり実際に触っていくうちに緊張もほぐれ、和やかな雰囲気に。ここで、部屋に置いてある大きなマリンバの説明になると「ちょっと弾いてみようか」と、カノンのみなさんのマリンバ生演奏が始まりました。

カノンさんのマリンバ生演奏

 披露していただいたのは「カノン♪ふぁみり~コンサート2022」で演奏されたメドレー曲。1メートル先の間近で奏でられる音の迫力と、思わず手拍子したくなる楽しい音楽にとっても感激。そして彼女も参加して一緒にメドレーを演奏するという、貴重な体験もさせていただきました。

一緒にマリンバ演奏

 さらに、みんなで一緒に音楽を楽しめるようにとのご提案で「トーンチャイム」を女の子、保護者の方、新居浜からきていただいた取材の方と、プロジェクト立ち会い人で演奏しました。「トーンチャイム」はハンドベルのような奏で方で、綺麗な音色が響きます。わかりやすい楽譜と少しの説明だけで短い1曲が演奏できて、初めて会った人たちばかりの空間なのに、グッと心の距離が縮まったような一体感と嬉しさがありました。

1本につき1音、「トーンチャイム」

 珍しい楽器に出会う経験だけでなく、音楽の楽しさや自由さも感じられる素敵な時間を過ごさせていただきました。「とっても楽しかった、珍しい楽器が見られてよかった」と感想を教えてくれた彼女の、この日一番のお気に入りは「オタマトーン」。おもちゃのようですが魅力的な電子楽器です。近く「オタマトーン部をつくる」という夢?も新たにできて、ますます音楽が好きになってもらえたのでは!と思います。

 カノンのみなさん、夢を叶えていただいて、本当にありがとうございました!

カノンのみなさんと一緒に!

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