アンチオルタナティブ投稿祭解説

ボカロPバンドマンのN●ileと申します。
アンチオルタナティブ投稿祭は架空の投稿祭です。

ここではアンチオルタナティブ投稿祭とは何なのかを解説します。

陽光死

11月のボカロハード投稿祭に陽光死という曲を投稿した。

このあたりから私はボカロオルタナティブへの形骸化意識が強くなっていた故に、この曲はある種皮肉的な意識として近年ハードコアパンクの事象を交えてこれを投稿したつもりだった。結果この曲に対する反応はオルタナ的反骨心に従った僕を苦しめることになった。そりゃもう夜も眠れないほどに。だからこそボカロオルタナティブ祭では1からこの言葉を本当に考えに考えぬいた。

オルタナティブ

考えた結果、僕はオルタナティブ祭に出演することはオルタナティブではないのではないか、という結論に至った。特に近年のオルタナティブ意識をTwitter上で確認する限りは栗田氏の提示した投稿祭への安易な便乗等その部分への形骸化を感じざるを得なかった。(実際にも主催のAroh氏はオルタナという言葉への意識を向けた故のボカロオルタナティブ祭だった)だからといって投稿祭に出場しないことには、何も産まれない。

アンチボカロオルタナティブ投稿祭

そこで考えたのはアンチオルタナティブ投稿祭の提示だった。自分にとってのオルタナ意識の発現はこれを起こすことであった。これは私1人の架空の投稿祭であり、ボカロオルタナと確立してしまったインナーサークルに中指を立てることで僕のアートは完成に近づく。

ハッシュタグの使用については構わない。しかしながら、ボカロオルタナ勢にナイフで刺されたいがために『アンチ』と強い言葉を使用しているため、注意するように。

〇〇祭というのみんなで〇〇を思考することが一つの目的なのだ、ということを今一度念頭に置いてください。

そして、興味がおありの方は架空のボカロ投稿祭をコンセプトに12/1アップロードする曲『無生命の君たちへ』を是非お楽しみにください。

追記捕捉①

ボカロオルタナティブ祭及びに発展していった投稿祭体系、どれもボカロの場を盛り上げていこうとする意思のある素晴らしい投稿祭です。
その意思を否定することが目的ではなく、はみ出しもの意識に目を向けたものだということをここに明記します。
これは自分含む何にもなれない人間達を肯定するために存在する架空の投稿祭です。

追記捕捉②

何に「アンチ」を置いているのか、ですがオルタナの否定的意識と形骸化して使われたオルタナという言葉に対しての2点に使用しております。
前者に関しましては上記した肯定するための投稿祭の所以です。オルタナの歴史上否定の価値観を持つ。これは満場一致だと思います。私はそれを否定することを『オルタナ』と価値付けて今回のコンセプトを提示しました。
後者に関しましては本記事にも書いてある通り○○投稿祭における○○への価値観を重きに置いているがためのアンチ意識です。

おかげさまで『オルタナティブ』という言葉への意識が向いているのを観測しています。そのことを何より喜ばしく思います。


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