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青い髪のポジティブ転校生がやってきた! JSHiFi Ocean

こんにちは。あら50りっぷです。
ずっとイヤホン本体のレビューをしてきましたが、しばらくぶりにハッとするようなNEWケーブルを手に入れたので、そのレビューをしたいと思います。

Amazonで購入するとこのような状態で納品される


思い返せば、最初に中華イヤホンと出会い、KZシリーズの登竜門であるZSTxとZSN Pro Xを手に入れ、お決まりのように『リケーブル』に挑戦しようと2,000円でそこそこ性能の良いケーブルを探して購入したのが JSHiFi Hi8でした。当時のボクの素人耳でも、リケーブル直後に目が覚めるほど変化した音に目を丸くしたのを覚えています。
あれから早4年の歳月が過ぎ、現在では累計40本以上の低価格中華イヤホンのレビューをしながら奇妙な音探訪を続けてきたわけです。

Oceanのブルーとグレーの美しい被膜の輝き。これが2,000円とはとても信じられない


この度手に入れたのは、JSHiFi の2024年最新ケーブル『Ocean 4.4mmバランス』。購入のきっかけはもちろん、中華イヤホン界隈では知らない人がいないふぐみかんさんのYTチャンネルの製品レビューです。

noteの過去記事からわかるように、ボクの大好物サウンドは、低域(ミッドベース/サブベース)が唸る重低音系+中高域が寒色系・硬質・明瞭ドライなこと。クリアな高域が何をおいても必須条件ですが、そんな贅沢な願いに答えてくれるコスパの高い高性能ケーブルが発売されたので、思わず最初から複数本ポチってしまいました。

ジョイント部や4.4mmジャックの金属素材も非常に軽量

これぞ『Ocean』…
その名のとおりオーシャンブルーの透明被膜ケーブルで、この見た目から定価2,000円とはとても思えず、めちゃくちゃゴージャスです。

安っぽさは微塵もない「ブルー」被膜、見た目に高級感がある


Oceanは4芯の無酸素銅線+銀メッキ銅線のミックスケーブルで、低価格リケーブル線材としてはよく見かける組み合わせではあるものの、最大の特徴はブルーの外装皮膜でしょう。


KZシリーズ用のQDCコネクタはただいま大人気で品切れ中


青被膜のケーブルの選択肢がそもそも少ないため、淡いブルーとグレーのオーラを見ただけでも心惹かれてしまいます。単結晶銅線ほど純度が高いわけでもないのに、線材のボリュームがベストに調整されているためか、低域が痩せずにブーストされ、十分に量感があるだけでなく、中高域の解像度・分離感も合わせて高く、非常に明瞭でソリッドなサウンドを聴かせてくれます。

オーシャンブルーなので、真夏の旅行に持ち出したくなる。太陽光で輝くとキレイかも


JSHiFi の低価格・高性能ケーブルとしては、他にも『Shadow』などのラインナップがあり、ケーブルの構造や被膜の感じも『Ocean』と非常に似通っていますが、あちらは音全体を不自然なくらいソリッドに変化させるかわりに、低域が若干痩せてしまうため、KZイヤホンシリーズの重低音モデルとのマッチングは残念ながらオススメできません。

<過去記事>


線材は細く軽量で、しなやかで柔らかい素材なのでケーブルの取り回しはとてもスムーズです。巻き上げても癖が付くなどの心配もほとんどないでしょう。 超軽量ながら十分な耐久性が確保されていて、断線なども起こりにくいのでは?


重低音モデル CCA Trioとのマッチングは最高! 低域がさらに増幅され量感がアップする


音質について

KZ Castor と CCA Trio に Ocean を組み付けてみました。KZシリーズを代表する2つの重低音モデルは、他のどのケーブルと組み合わせよりも低域の沈み込みと音圧がアップし、まさに轟くベースに変化しました。重低音の振動が鼓膜まで押し寄せるくらいの圧倒的な臨場感が得られます。これはヤバいくらい癖になること間違いなしです! しばらくこればかり聴いてしまいそうだなあ。

2DD、3DDモデルなど重低音イヤホンとOceanのマッチングは唯一無二!


Amazonで購入の場合
【JSHiFi Ocean】
 *QDCコネクタは現在欠品中
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0CTCBPCTR/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o00_s00?ie=UTF8&th=1

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