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東京学芸大学の「そつてん。」に行ってきた話。

みなさん、東京学芸大学という大学はご存知だろうか?
東京都小金井市にある国立大学で、学部は教育学部のみという教育に特化した大学である。すごいね。主要5科目はもちろん、教育支援系の学科もあるので教育に関してはトップクラスの大学なのである。
今回はそんな東京学芸大学で2024年2/1(木)~2/7(水)まで行われていた
第72回 東京学芸大学美術科 学部/大学院 卒業・修了制作展に行ってきたので、特に印象深かった作品をいくつか紹介させていただく。


【金属工芸研究室】この大きさ、繊細さ。正直5億で買い取らせて欲しい。

Metamorphose


展示場所である芸術館の2階に上がるとどの作品よりもまず目に飛び込んでくるのがこちら。えっ、これ金属なの!?と驚くほど繊細な作品である。

生きるものは変化し続ける

作品キャプションより

植物の力強さと共に見ることのできる、この一文。間近で見てみると、金属の冷ややかな感じが感じ取れる。

生きている植物と、その形を永遠に保ち続ける金属。一見対照的に見えるが、金属は酸化し、次第にその色を変えていく。

そういった意味では、金属も「生きるもの」なのかもしれない。

【洋画研究室】生まれ変わるならこんな体で、マスコットキャラとして活動してみたい。

作品名を控えるのを忘れていました。申し訳ないです。本当、私っておっちょこちょい⭐︎

インパクト、やべえ…… 
となるこの作品は、洋画研究室の学生の方の作品だ。正直なところを言うと、考えさせられる作品よりも、こういったユニークに富んだ作品の方が好きだったりする。

だが、人物の頬が持ち上がっている様子、目元など実際の人間の観察をしっかり行なっているからこそのリアルさが、よりこの作品の面白さを引き立てているのかもしれない。

生まれ変わったらこんな体になって、小金井市のマスコットキャラクターとして街を闊歩してみたいものだ。

【最後に】

ここまで作品を紹介してきたが、このほかにも魅力的な作品が多々あった。
その全てを紹介するのは私の文章力と時間が足りないため、申し訳ないがここまでとさせて欲しい。

東京学芸大学の美術科による、「そつてん。」

展示期間終了のためもう見ることは叶わないが、私の人生において

非常に有意義な時間であった。

ここまで読んでくれてありがとう。そんな君には明日、自動ドアに挟まるまじないをかけてあげようではないか。

それでは。

Bon voyage!




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