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キャリアマップとスキルマップについて少しだけ考えてみた

 入社後にキャリアマップがある企業ってどのくらいなんだろう。
キャリアマップは、自分が所属する企業のミッション、ビジョン、さらにはパーパスなど(以下、ミッションに統一)が明確に決まっていて、社員が共感していることが必要に思います。経営トップが描いて、「我が社のミッションはこれで行くぞー」とトップダウンてはなく、しっかりと社員と会話しミッションの想いが伝わっていなければなりません。トップの想いが部下まで伝えやすい環境の企業であれば、経営者のミッションなども伝わりやすいのではと思います。
 ミッションの共感により、会社の発展に貢献するには、自分のスキルをどのように伸ばしてキャリアと結びつけていくべきかきか考えることができますよね。
 ミッションがないにもかかわらず、ただ利益を上げることだけを求めては、よほどその仕事が好きでない限り、意欲は継続させるのは難しいのではないでしょうか。少なくとも私には無理かな。特に現代の新入職員は、社会貢献意識が高く、やりがいのある仕事を求めているので、なおさらではないでしょうか。また、ミッションがあっても、キャリアマップを推進する仕組みができているかも問題です。
 年代別、職能別などにキャリア(スキル支援も)支援がしっかりと構築され、評価とも連携されているようなキャリアマップであれば、自身の企業のミッションに向かってスキルアップも計画しやすいでしょう。 
 しかし、上記のような仕組みがない企業もあります。
 私もその経験者の一人です。その場合、どうすれば一番良いかは企業風土によっても異なると思いますので、これが正解。というものは無いと思いますが、私の場合は、仕組みがなければ自分でキャリアスキルを多岐にわたってインプットして適宜アウトレットをしよう。と決めました。 キャリアマップというよりは、スキルマップかな。でも自分のスキルの引き出しが増えるにつれて発想の幅も広がり、自身で様々な提案を上司に行い、良ければ採用、だめでも自身のスキルを示すことができるので悔やむことはありませんでした。自由に提案できる風土はラッキーでしたね。  
 キャリマップの仕組みもなく昇格の基準も???だったので、昇格した時は、自身のスキルマップと照らし合わせて、キャリアマップをイメージしていましたが、いまでも昇格基準がわかりませんので、正確なキャリアマップは無いままです。早く改善してくださいね。と思うばかり。
 理想は、キャリアとスキルと評価が連携していることだと思いますね。

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